手紙、手紙、手紙。

会社を設立してから、あっという間に2週間が経ちました。

編集長の時も時間があっという間に過ぎると思っていましたが、経営者になるとより一層早くなった気がします。毎日新しいことにドキドキしてるからかもしれません(笑)。

とはいえ、初めての凄いことがいきなり沢山起きているわけではないし、何か凄いことを沢山仕込んでるわけでもありません。


設立直前から今日に至るまで一番多くやったのは、メールも含めて「手紙を書く」ということです。


まずは会社設立の挨拶状。こちらは辞める前の修羅場の中で一人で準備したので、なかなか大変でした。

最後の名簿の仕上げでは朦朧としていたせいか、講談社の郵便番号を全て自宅の郵便番号と間違える大失態! それでも全部ちゃんと届くのだから、講談社の知名度って凄いなと改めて思いました。講談社の皆様、笑って許してくれてありがとうございます。(郵便局の皆様、ご迷惑おかけしました)

次に退職と新会社設立のメール。今まで何度か他の人からいただいていたのですが、自分も書くことになるとは。1,000通くらい送ったのですが、アドレスまとめていると色んなことを思い出してしまって大変でした。


そして講談社を辞めてすぐ翌週に会社を設立したわけですが。

ありがたいことに、皆さんすぐにメールをくださったり、お花などのお祝いを贈ってくださったりしました。

大変ではあったけど、ちゃんと挨拶状お送りしたり、退職と新会社設立のお知らせメールをお送りしたりするのは大事なことなんだなと痛感しました。色々な方の励ましや温かい言葉がすごくすごく嬉しかったです。

いただいたメールはツイッターのリプも合わせて凄い量だったので、少し時間がかかりましたが全部返事を送りました。お祝いのお礼状も贈っていただいた皆様にお送りしました。どうもありがとうございました。


さらにもう一つ。僕にとって大事な最後の手紙がありました。

それは書店員の皆さんへの手紙です。

2007年頃から始めたので、もう12年くらい、毎月100軒以上の書店のコミック担当の方たちにお手紙と拡材(宣伝物のことです)を送っていました。

当時はデザートの経営が厳しくて何も宣伝にお金が使えなかったので、何かできることはないかと思って始めたものでした。今は編集部公式の便になってますが、最初は全部自腹で作り、自力でセットして送っていたので、1回送るのに大体20時間くらいかかっていたと思います。

時々何やってんだろうなあと思ったりもしたのですが、毎回お返事くださる書店員さんがいたり、店頭の様子を写真に撮ってメールやツイッターで送ってくださる書店員さんがいたりして、全国にはこんなに沢山の熱心な書店員さん達がいるんだということを知れて凄く嬉しかったです。

腱鞘炎がひどくなって直筆で書けなくなるまで7年くらいは全部直筆で手紙を書いていたのですが、直接お会いしたり、電話でお話ししたことがあったりで、どんな方か分かる方が多かったのもあって、手紙を書いている時はいつも「この手紙の向こうには頑張ってくれてる書店員さんがいる」ことを思い浮かべて書いてました。

その手紙も6月13日発売の単行本に合わせて送る便でいよいよ最後ということで、この間その最後のお手紙をお送りしました。

送る前から、沢山の書店員さんからツイッターで熱いメッセージをいただけて本当に涙が出るほど嬉しかったです。

編集長になる前は、毎月都内の書店20軒くらいに直接持参して回っていましたが、そこで色々聞かせていただいた話も含めて、僕ほど書店員さんに色々と教わり育ててもらった編集者もいないのではないかと思います。

まだまだ作品作りに関わっていくので、またお手紙をすることもあると思いますが、一旦これで最後ということで。

本当に皆さんありがとうございました。これからもよろしくお願いします。


ちなみに。

うちの会社のメンバーに元カリスマ書店員さんがいて、すでに色々なことを教えてもらっています。書店員さんから色々教わる人生はまだまだ続きそうです(笑)。




「スキ」を押してくれてありがとうございます(^o^)
49

note編集部のおすすめ記事

様々なジャンルでnote編集部がおすすめしている記事をまとめていきます。
1つのマガジンに含まれています
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。