良いお年を

今年を振り返ってみる。

この1年はどんな年だったか。

今年は本当にありがたいことですが、映像化に恵まれすぎて、振り返ってみる必要もないくらい、最初から最後までひたすら走り回ってる1年でした。

どんな作品を映像化していただいたのか改めてあげてみると…

『3D彼女 リアルガール』TVアニメ第1シーズン
『となりの怪物くん』実写映画
『3D彼女 リアルガール』実写映画
『はいからさんが通る』劇場版アニメ後編
『春待つ僕ら』実写映画

2019年1月から放送開始の『3D彼女 リアルガール』TVアニメ第2シーズン関連の仕事もほぼ今年中に終えてますので、実質6本!

「デザート」は創刊から2017年までの20年で6本しか映像化がなかったのに、わずか1年で同じ6本の映像化案件があったことになります。

とてもありがたいことでしたが、いくら何でも多すぎて目の回る一年でした(@_@)

でも、本当に沢山の人と新しく出会うことができ、学ぶことが増え、楽しいと思う時間もいっぱいありました。一緒に作品作りに関わってくださった皆さんには感謝の言葉しかありません。また遠くないうちに一緒に仕事したいと思う素敵な方ばかりでした。

また、映像化が多かったからか「デザート」自体もおかげさまで大変好調な1年でした。

部員と漫画家さんたちの頑張りのおかげもあって『花野井くんと恋の病』を筆頭に人気作品の数も増え、ずいぶんいい雑誌になったなと思えるこの頃です。

もちろん、それも日頃応援してくださっている読者・ファンの皆様のおかげであり、本当に感謝しています。来年も少しでもいい作品を増やせるように頑張っていきたいと思います。


もう一つ自分の中での大きなことは、このnoteを始めたことです。

まだTwitterもない2009年〜2010年頃、編集部のブログを書いてた時、結構楽しかったんですよね。(熊手の話の中でも触れましたが、その頃は部署の経営が苦しくて、お金のかからない唯一の宣伝手段ということでブログをやってたのです。)

当時は「ラジオのノリで楽しく漫画作りの様子を伝える」という方針で、毎回打ち合わせの後に漫画家さんとブログの内容を相談して書いてましたが、自分たちでやってても楽しかったし、その中から「打ち合わせ実況」や「ろびこ&しーげる」など人気コンテンツが生まれたのも嬉しかった。

編集者は本来裏方でいるべきなのかもしれませんが、ファンの方に楽しんでいただけて、同業者や関係者の方にも興味深く読んでもらえるものならば、どんどん思うところを発表してもいいと思うんです。

これからも書ける範囲で、色々と楽しんでもらえそうな記事を書いていくつもりです。


それと。意外なことに今年僕が書いたnoteで一番人気だったのはダントツでこちらの記事だったのですが。

正直、自分の「まだ何もできなかった頃」の話が一番、それも圧倒的に反響が大きいとは思ってもみませんでした。

「何を聞いていいか分からない」「何を話せばいいか分からない」という悩みを抱えている人は沢山いるのかもしれませんね。

そういう悩みを抱えている人にちょっとでも勇気を持ってもらえるようなことも書いていけたらなと思います。


2018年の大きなこととして映像化とnoteの2つを取り上げてみて、自分が仕事をしていて楽しいのは、今まで知らなかった人たちと沢山交流できることなんだなと実感します。

来年も沢山の人との出会いに恵まれるといいな。そのためにも色々もっと頑張りたい。年末年始の束の間英気を養って、また2019年も走り続けたいと思います。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

良いお年をお迎えください(^o^)


※デザートのHPでは、全作品1話めを無料で試し読みできます!冬休みの間、よかったら遊びにきて新しいお気に入り作品を見つけてみてください!お待ちしてます*\(^o^)/*


サポート機能を使うことにしました。いただいたサポートは、また他の誰かをサポートするのに使わせていただきます🙇‍♂️