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ひろがるネットショップ[2:オフラインからオンラインへ]

※こちらに関しては経験がないため、事例紹介も含め、オンライン展開することで生まれるであろう可能性について説明する

・現物持ってるリアル店舗の強さ

リアルで売れる「モノ」を持ってるだけで、かなり強い。
「いい感じ」を売る店よりも「だるま」を売ってる店の方がわかりやすいし、ちゃんとした商売してる人だと認識してもらえる。
実店舗がある地域で売れない、というだけであれば、ネットショップを作ってオンラインに販路を広げるだけで売上アップの機会は確実に広がる。

※ただしオンラインでの「見せ方」が超大事

・お客さんに見せない部分が商品になる

実店舗がオンラインで見せるのは「普段お客さんに見せない部分」。同じモノを安く売る店は確実に存在するので、モノだけ売ろうとしても無理。

たとえばだるま屋さんだとしたら、どんな風に作られているのか。よその商品とどこが違うのか。作っただるまはどのようにして店舗に並ぶのか。
だるまの商品入れ替えが行われているとしたら、どんなタイミングでどんなだるまに変えるのか。どんなお客さんがどんな目的で購入されるのか。

お客さんにだるまを買ってもらうまでに行っている準備がすべてコンテンツであり、商品になる。この店のだるまだから欲しい、と思ってもらえるようになるのは、そのだるまがどんな思いで、どんな風に作られているかを知り、そこに共感や興味を感じるから。だるまにまつわる背景が、高くてもこのだるまが欲しいと言われる根拠になる。

※知らないこと、普段は見えない部分を知ることで、より関心が強くなる

・そして再びオフラインへ

オンラインでの認知を高め、だるまに関する背景を共有した結果、「このだるまを売っている人を一目でいいから見てみたい」という人々が現れることを目指す。SNSで「あのだるま野郎」と思われてうんざりされるくらい(笑)のところを目標にする。

そこまで行けば自分がもともと持っている商品が、どれだけいいものかを改めて再認識できるはず。ネットショップを通じて、自分の店、自分の商品のどこが注目を集め、興味や関心をひくのかを知れば、実店舗でそれをアピールすることもできる。他のだるま屋とは違ったアプローチでだるまを売ることができるようになる。

こちらに関しても最終的にはオフライン⇔オンラインの相互循環により、自分の店の特徴や推すべきポイントがより明確になる。

※大好きなものを面白がって売って、売れないわけがない

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