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皆さま、はじめまして。自己紹介です

初めまして。2019年6月より、ヘラルボニーに新しくインターンで関わらせていただくことになりました深澤佳歩(フカサワカホ)と申します。田舎ではありますが、東京生まれ東京育ち。福祉分野を専攻している大学生です。

【福祉分野への興味】
 『心に残る出来事』ほど、その時感じた何かを、その時の熱量のまま、言葉で伝えることは難しいと思っています。「なんで福祉分野なの?」と多くの人に言われてきました。私もそう聞かれるとうまく答えることができません。
けれども知っていただきたい。私の心に残る、福祉分野に興味を持った1番の出来事を書かせていただきます。読んでいただけたら幸いです。

私は小学4年生の時、友人の紹介でスキーキャンプに参加しました。そのスキーキャンプは日本全国から身体障がいのある方々が集まる会でした。小学4年生の私はボランティアとしての参加でしたが、スキーができるということにしか興味がありませんでした。
私はそのスキーキャンプである女の子に出会いました。歳は私より一つ下、生まれつき腕や指先に障害のある子でした。私たちは歳が近く、班が同じということもありすぐに仲良くなりました。
夕食の時間、大勢が集まるホールには多くの料理が並んでいる、バイキング形式でした。私はなんとなく、自分とその女の子のトレーをとりました。恐らく、自分なりに何か手助けしようと思ったのかもしれません。ですがその子は「ここにのっけて」といい、自分の腕にトレーをのせ、バランスよく料理を取り、席に着きました。私は、どの感情が正しいのか今でもわかりません。感動・焦り・尊敬・恥ずかしさ…その時にどうして女の子が私の助けるべき対象となったのか。
その子は少し変わったピースを私に向けて笑います。私よりも年下の女の子がこんなにもたくましいこと。前向きに自分らしく生きていること。常に感謝の気持ちを忘れない姿勢。私にはないもの。見習うべきことがたくさんある。言葉にできないものをたくさん感じました。
その時に感じた感覚を、もっと多くの人に知ってほしい。
その時に感じた感覚が、出会いが、私と福祉を繋げたと思っています。

【MUKUとの出会い】
 福祉を学び始めた頃、MUKUの存在をSNSで知りました。福祉を学び、絵や色彩、ファッションが好きな私は「こんな素晴らしいものがあるのか!」と出会った頃からMUKUのファンでした。この時の出会いも心に残る出会いです。ヘラルボニーの存在を知り、新しい福祉の入り口だと思い、活動が広がっていって欲しいと純粋に思いました。

ヘラルボニーの存在は、いい意味で障がいのイメージを壊し、新しい福祉を創造していく場所だと私は思います。

今回インターンとして関わらせていただくことができ、とてもうれしく思います。私が感じた感情をより多くの方にも届けられるように切磋琢磨していきたいと思っております。

長くなりましたが。
改めて、松田崇弥さん・文登さん、スタッフの皆様よろしくお願いします。
そしてヘラルボニーを支えてくださる皆様、よろしくお願いいたします。

深澤佳歩

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