見出し画像

【ハーブ紹介】お腹に優しいハーブ・フェンネル

今、ぬか漬けが流行っているのでしょうか?

noteでもよく見かけます。

日本食品店でぬかが買えることを知ってから気になっていたのですが

なんだか大変そうと勝手に思って手が出ずにいました。

でも、東のテツさんのこちらの記事を読んでから

意外とできそうと思い、はじめてみました。ぬかデビューです。

テツさんの記事はどれもとても面白い!

笑いながら楽しく、でも深くいろんなことが学べますが

その中でもぬか漬け愛がすごいです。そして色々学ばせてもらっています。

セロリのぬかずけが食べてみたい!と思ってはじめたのですが

セロリのぬか漬けが美味しいのなら

フェンネルもいけるはず!と思いつけてみました。

結果は大満足!一番のお気に入りです。


フェンネル(和名ウイキョウ)日本ではあまり見かけないでしょうか?

画像1

地中海・ヨーロッパ系の移民が多いオーストラリアでは人気のハーブです。

アニスの甘さと、セロリのような食感(味も似た感じです)が特徴的です。

種子もスパイスとして料理に使われますよね。

今日はこのフェンネル(Foeniculum vulgare)についてです。

画像4

お腹に優しいハーブ

フェンネルは消化器系全般に良いハーブとして有名です。

▷ 消化不良
▷ お腹が張る
▷ おならやゲップ
▷ 子供の消化不良
▷ 胃や消化器系の痙攣・痛み
▷ 吐き気
▷ 下痢
▷ 超過敏性症候群

特にガスが溜まってお腹が張っているような時に良いと言われています。

話が飛びますが、この「お腹が張る」ぽっこりお腹が出ちゃうことが多く

またガスが溜まってお腹が痛い・不快というのもよくみる症状です。

▶︎ 食べているものがあっていない
▶︎ よく噛んでいない
▶︎ 消化が弱っている
▶︎ ディスバイオシス (腸内細菌のバランスの崩れ)
▶︎ 生理前

などの原因があるかもしれません。

フェンネルなどを使って症状を緩和しながら根本の改善もしていきたいですよね。

画像2

整腸作用があるため食後に

夏ならフェンネルシード&ミントティー

冬ならフェンネルシード&ジンジャーティー

なんかとても良いと思います。そしてこのコンボは美味しいと思います。

画像5

母乳の出をよくする

メディカルハーブでは「ガラクタゴーグ Galactagogue」(催乳物質)と呼ばれる作用があります。

母乳を促進するハーブです。

赤ちゃんを産んですぐで大変な時に母乳があまりでないで

ストレスを感じるお母さんは結構多いです。

「母乳は出るもの」みたいなプレッシャーもすごいですしね。

そんな時にお役立ちなのがハーブティーです。

水分も取れて母乳にも効果的

フェンネルはそんな時に(他のガラクタゴーグと混ぜて)使われるハーブです。

また母乳を通して赤ちゃんに届くことから

赤ちゃんがお腹を壊している時にお母さんが使うとダブル効果が見込めます。

ちなみに母乳に良いハーブは

▷ ネトル
▷ アニシード
▷ フェヌグリーク
▷ ゴーツルー

なども有名です。

画像6

軽い風邪などの症状にも

殺菌作用、抗炎症と去痰作用があることから

鼻水、喉いたなど軽い風邪の症状にも使えます。

風邪って思った時に一番に思い出すハーブではないですが

もしキッチンにフェンネルシードがあるなら

はちみつレモンに混ぜても良いですよね。

画像7

注意事項

比較的安全なハーブですが

▶︎ アレルギーがある人
▶︎ チンキなど高濃度のものは(精油の成分が高いため)妊娠中、授乳中

は避けましょう

ハーブティー・食べる分には安全です。

画像8

最後に

フェンネルは道端に生えるような雑草です。

ちょっと場所をとりますが

とても強く、簡単に育てられるハーブです。

画像3

個人的にはサラダにするのが好きです。

リンゴとフェンネル(株元)のサラダを作りビネガレットで味付けをすると

とても爽やかなサラダになります。

ぬか漬けもオススメです!


今日は消化器系が得に弱い人の味方

お腹に優しいハーブ、フェンネルでした。

画像9

プロフィール

画像10


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?