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人間にとってのコロナは 地球にとっての人間みたい。


頭のいい人の話はわかりにくいからつまらないものだと思っていたのだけれど、最近頭が良いって楽しいと感じる。

私の頭が今後急激に良くなることは無いとしても、どこまでも高い視点からモノを見ている人がいて、なんで地球はまるいのか?月が真っ二つに縦割りされるのか?すら定かではない(三日月ならまだ解るけど・・・。)自分でも、とてもわかり易く縮図をお伝えしてくれるイエール大学の教授か助教授の成田先生が言っていた。


コロナウイルスは人体に比べてだいたい10の6乗分の1ぐらいのサイズらしい。
この比較は、地球と人体の比較とほぼ同じぐらいの比率なんだという。人間にとってのコロナウイルスは、迷惑な存在だが、それなら地球にとっての人間も迷惑なウイルスのようなものと言える。

確かに。
地球に住み着いて、ガンガン大量に増殖する。隅々まで転移していく、地球の体内にある物質をガンガン引き出してポンポン燃やす。地表を削り取って木々をなぎ倒して砂漠を作りまくるという感じだと。
地球を人だとみなして見たとすると、
高熱は引き起こすは、ハゲさせるは、肌荒れを作り出すみたいな感じの困ったウイルス的な存在だと思うと。素晴らしく分かりやすいフラクタル構造。
この解釈があたっているのか?わからないけれど、間違いなく私達人間は地球に取っての厄介極まりないウイルスであることは間違いない。

コロナウイルスは人間に悪さをしているつもりもなく、住心地の良い人間を渡りい歩いて増殖しようと生存するために形を変えてまで生き延びようと必死でいるのであると知ると、なんだか頑張っているのだな〜と、親近感を覚えるほどだ。


成田先生いわく
私達は、ウイルス的で何が敵で何が友か?みたいな世界の複雑性に人間が気づけたら良いんじゃないかってまとめていたけれど、自分たちは地球に大目に見てもらっているのに、自分たちはコロナを絶滅させよう!じゃないよね。
なんて、やけにすんなり聞けてしまった。豊かな地球を残すためにコロナウイルスは人間の量のバランスを整えにきているのか?と時々感じてもいた。


人類は逆らうことの出来ない大きな物に挑戦状を叩きつけているのかもしれない。
まるで太陽を消防車を総動員して消そうとしているような努力を。

実る努力は辛さを和らげてくれるが、実りそうもない努力はただでさえやる気のでないところに更に疲労を与えてくる。

そろそろ地球を信頼して、まずは自分の身体を健康に保つために、世界に騙されずに思考して食事や医療を選び運動を取り入れウイルスに負けない体を手に入れた正常な人体の集まりが正常な思考で地球を守り、次の世代に受け継ぐことをしていかないといけないんだと、本当に感じた。

1992年に、セバンヌ鈴木という12歳の少女が国際環境サミットで伝えた伝説のスピーチを思い出して聞き返してしまった。
やっと1992年の12歳の少女の背中が見えた気がした。
多分、同い年とかと思うけれど、自分の思考を奪われ続ける社会から自らの力で逃げ出す選択をすることが、未来を自分の手にする唯一の方法なのだと、15歳の頃家を出ないと親の思考を受け継いでしまう事になると抱いた気持ちを今また抱いている。

もし、聞いたことが無い方は聞いてみてほしいスピーチです。

成田先生の見解  
https://youtu.be/DuncWACdTrc

伝説のスピーチ リオデジャネイロ 
https://youtu.be/T9YaagLB5Fg

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