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鬼滅の刃実写化③


炭治郎含む同期編を鬼滅の刃実写化①
柱を鬼滅の刃実写化②で書いてますので
宜しければそちらもご覧ください。

今回は炭治郎の周りの協力者の方々の
キャスティングを勝手にしていこうと思います。


鱗滝左近次役  田中泯さん

鱗滝左近次
田中泯

鬼となった禰󠄀豆子を抱えた炭治郎が
義勇の紹介により訪れた、鬼と戦うための
必殺の剣技「型」と「呼吸術」を教えてくれる
「育手」と呼ばれる師範的存在の鱗滝左近次。

最愛の家族を殺され、妹を鬼にされた
理不尽で残酷な現実に立ち向かう炭治郎を
優しくも厳しく育てる師匠的ポジション。

かつて柱でもあったその背景からも
厳かな雰囲気と、不器用ながらも感じる
温かみのある愛情。
それらを器用に両立させて表現しつつ、
奥ゆかしさを感じる演技をなさる田中泯さんが
適役かと思いました。

ダンサーという事もあってか、しなやかで
色気のある佇まいと
「永遠のゼロ」「アルキメデスの大戦」
「まれ」などの重厚感と威厳の溢れるお芝居。
見た目のシャープで均整の取れた格好の良さ。
田中さんがピッタリだと思いました。

初登場のインパクトとしては絶対に必要ですが
天狗のお面にあまり拘り過ぎず
家に住まわせて稽古する辺りからは
むしろ田中泯さん丸出しでやってもらいたい
くらいですね。




錆兎役  鈴鹿央士さん

錆兎
鈴鹿央士

鱗滝さんとの修行中、森の中で出会う少年
錆兎ですがこちらは鈴鹿央士さん。

鈴鹿さんの見た目の、この永遠の少年感と
小動物感に加えて、整っている顔立ち。
初対面の時の若干のツンとしたヤンチャ感は
「ドラゴン桜」の藤井で見せた
あの嫌なやつなのに絶妙に憎めない感じが
炭治郎を認めるまでの錆兎の雰囲気に
とても近いなと思いキャスティングしました。


真菰役  山田杏奈さん

真菰
山田杏奈

どこか儚く、透き通る様な透明感。
そこが真菰というキャラクターの正体と
リンクする大切な肝の部分だなと思い
山田杏奈さんにしました。

所謂ちょっとした妖精感みたいなものが必要な
役どころでして、そのミステリアス感は
「ミスミソウ」の頃から変わらず、
画面に入るとグッと目を引く、山田さん特有の
良い意味での異質な雰囲気。
それが真菰と非常に重なるかと思います。


次。
桑島慈悟郎役  竹中直人さん

桑島慈悟郎
竹中直人

我妻善逸の「育手」でもある
雷の呼吸の使い手の元柱。

修行で弱音を吐きまくり、
全然成長しない善逸を叱り飛ばし、
あの手この手で強烈に修行をつける様子は
原作屈指のコメディポイントでもある。

そこで喜劇の名手、Mr.コメディリリーフ、
笑いながら怒れる俳優こと、竹中直人さんに
善逸の師匠である桑島慈悟郎をお願いしたい。

「のだめカンタービレ」でもコント番組レベルの
驚愕のケレン味溢れるビジュアルながら
圧巻のコメディシーンと、そのままの見た目で
シリアスシーンまでも演じ分ける豪腕っぷりが
伺える、非常に地肩の強い役者さん。
全体的に真剣かつ、ダークな雰囲気ながらも
笑ったり泣いたり出来る鬼滅の刃という作品の
「笑ったり」の部分を
竹中直人さんと、次で書くキャラクターの方に
是非支えてもらいたい。



次。
鋼鐵塚蛍役   山田孝之さん

鋼鐵塚蛍
山田孝之

炭治郎を含む鬼殺隊の面々が使用する刀、
「日輪刀」と呼ばれる特殊な刀は
加工技術も特殊なため、専属の刀鍛冶が
焼いて打ってを繰り返して「日輪刀」を造る。

その「日輪刀」を炭治郎用に
オーダーメイドで造る専門の刀鍛冶こそが
この鋼鐵塚蛍という鍛治職人。
その役に日本が誇るカメレオン俳優
山田孝之さんを推したい。
役に対してバランス的にちょっと豪華過ぎるが、
「銀魂」に、エリザベスの中の人での
出演経験もあるので無きにしも非ずかなと
キャスティングしてみました。

最大の見せ場は刀鍛冶の里編で上弦の伍の
玉壺に襲われながらも刀を研磨するシーンだが
ここでは、刀を折られるたび炭治郎の元へ
足を運び、追いかけ回しながら
「何故刀を折ったのか?」を詰問し強烈に
非難するシーンにスポットを当てたい。

鋼鐵塚氏の怒りの原因である
水の泡となってしまった日々の研磨の苦労が
怒りの中に透けて見えなければ、
原作通りの作中指折りのコメディシーンには
ならない。
そこで山田孝之さんにそのシーンを
原作のテンションで完全再現して貰いたい。

「荒川アンダーザブリッジ」という作品で
星という突飛な役を乗りこなしていた
山田孝之さん。
リクとの度重なる口喧嘩のあのスタイルこそ
炭治郎を攻め立てる鋼鐵塚蛍のイメージ
そのものだった。
是非お願いしたいなぁ。




珠世役   長澤まさみさん

珠世
長澤まさみ

自身も鬼にされながらも、鬼舞辻無惨の
洗脳から外れ、一矢報いる方法を手探りで
模索する、炭治郎と禰󠄀豆子の理解者で
恨みと後悔を胸に抱えた哀しき絶世の美女、珠世

なので日本が誇る絶世の美女
長澤まさみさんにお願いしたいです。

押しも押されぬ大女優、長澤まさみ。
2000年代の日本の映像作品をヒロインとして
見事に支えた功労者で、
近年は「Mother」や「シン・仮面ライダー」
「コンフィデンスマンJP」など
かつての王道ヒロインぶりとは一線を画す、
多彩な役の幅を高い水準で演じ切る
世代を代表するエース格の女優さん。

これまた役に対してはキャストが主演級なので
華やかですが、結構複雑な役どころなので
実力派の長澤まさみさんを推しました。

鬼になってしまった妹を抱える炭治郎を
鬼という立場ながら支えるという、
作中唯一無二のキャラクターで、
無惨への深い憎悪をエネルギーとする
とても難しい役なのですが、
長澤さんをキャスティングさえ出来てしまえば
もう他は何も心配いらないと思います。




愈史郎役   中川大志さん

愈史郎
中川大志

珠世が自身の血液から独自に作り上げた
鬼舞辻無惨の血を媒介としない唯一の鬼
愈史郎。

珠世に忠誠を超えた感情を抱き、
珠世以外の存在を認めないくらいの勢いを
言動や行動の節々に感じるというキャラクター。


炭治郎や禰󠄀豆子に対する出会った当初の
敵意剥き出しの冷たい雰囲気と
キャラクターの持つシュッとした顔立ちを
加味して中川大志さんにお願いしたいです。


王子様的な役の印象が比較的強い中川さんですが
「舞台 歌妖曲」での桜木輝彦/鳴尾定や、
「ONE DAY」で演じる謎の男、笛花など
ダークな一匹狼的役どころもこなす中川さん。
小生意気な仕事人、愈史郎を中川大志さんが
どの様にそこに存在させるのか見てみたいと
思いました。



次。
産屋敷耀哉役  中村倫也さん

産屋敷耀哉
中村倫也

炭治郎達が所属する組織、鬼殺隊のトップを
務める善のカリスマ、産屋敷耀哉。

公家の末裔である産屋敷家の97代当主であり
鬼殺隊の主力である柱からも
「お館様」と呼ばれ、忠誠を誓われている。
組織の長ながら、柔和で穏やかな人格者。

作中23歳という年齢面での
ミスマッチ感こそありますが、
見た目の若さに対して反比例する存在感と
カリスマ性が問われるキャラクターですので、
堤真一さんが、その演技力の高さを認めるほどの
世代屈指の実力派俳優である
中村倫也さんにお願いしたい。

「ハヤブサ消防団」の三馬や
「凪のお暇」のゴンさんなどに見られる
甘さと落ち着きを感じるあの台詞回し。
そしてバラエティなどでお見かけする、
素の中村倫也さん自身が持つヒーリング的な
まったりした雰囲気を存分に出していただいて
鬼殺隊を率いる悲劇の一族の頭領という
難役を是非、演じていただきたい。

中村倫也さんの持ってる「謎の教祖感」みたいな
ホーリーな雰囲気もすごくマッチすると思う。
「闇金ウシジマくん」の時はその教祖感が
裏目に出る役どころでしたが…。
神堂、恐ろしかった。




次。
継国縁壱役    妻夫木聡さん

継国縁壱
妻夫木聡

鬼殺隊が操る全ての剣技と呼吸術の開祖。
「始まりの呼吸」をただ1人操る、パイオニア
伝説の剣士、継国縁壱。

鬼の始祖、鬼舞辻無惨をただ1人追い詰めた
唯一無二の剣士という役どころに
日本映画を長きに渡り支える邦画界のスター
妻夫木聡さん。

とんでもない剣の腕前ながらも殺生が嫌いで
最愛の人との穏やかな生活を奪われて
何の為に生きるのか流浪の旅に出る。
その旅で竈門家の子孫に出会い人々を守る為、
引いては鬼舞辻無惨を葬る為に剣を振うと
決心する。

優しい雰囲気ながらも鬼と対峙する際は
カチッとスイッチを入れて、
流麗な刀捌きを見せる、その雰囲気の緩急。

「ジョゼと虎と魚たち」や「オレンジデイズ」
「東京家族」などの作品での
穏やかで優しい青年の雰囲気や
巻き込まれ力みたいなものには
剣を握らない時の日常生活に於ける縁壱を感じ、

また「ある男」や「Get Ready」では
刀を振るう時の勇ましい継国縁壱の雰囲気を
妻夫木さんの演技の中に垣間見ることが出来る。
この継国縁壱というキャラクターの
両面性やギャップみたいなものを
妻夫木さんが1番上手く引き出せるかと思い
キャスティングしました。

妻夫木聡さんが演じることで
ブランディング的にも特別感があるという
キャスティングの副産物的な旨みもある。




以上。
炭治郎の協力者周りのキャスティングは
これで終了です。

次は鬼のキャスティングを考えたのを
書いて供養しようと思います。

駄文、長文、
お付き合いいただきありがとうございました。

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