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鬼滅の刃実写化④


鬼滅の刃実写化① 炭治郎含む鬼殺隊同期。
鬼滅の刃実写化②   鬼殺隊柱一覧。
鬼滅の刃実写化③   炭治郎周りの協力者など

と上記の分類で書いてますので
宜しければご覧ください。


今回は鬼舞辻無惨率いる鬼サイドを
やります。

鬼滅の刃は隊士側の正義と
鬼側の哀しき過去の
二つの人間ドラマの柱に
いかに感情移入出来るかというのが
楽しみ方の大きなテーマだと思います。

ですので、鬼側もキャスティングしました。
このnoteで供養させてください。



では、いきます。

手鬼役  中村獅童さん

手鬼
中村獅童

鬼殺隊選抜試験の最終選別会場である
藤の花に囲まれた森に幽閉されている鬼。

恐らく中村獅童さんの顔を3Dでスキャンして
CGで作った手鬼の身体にハメ込んで作り、
モーションキャプチャで動きをつける
みたいな感じになるかと思われます。

そうなると声の芝居が重要になりますが
中村獅童さんは映画「デスノート」で
リュークの声優を務めているので
かなりしっかりマッチすると思います。

歌舞伎的な台詞への抑揚の付け方の
エッセンスなんかも入れると、
更に鬼の不気味さが助長されるかもしれません。



次。
響凱役   笠松将さん

響凱
笠松将

元十二鬼月下弦の陸だったが、
その地位を剥奪され、
稀血を求めて屋敷に住み憑いた鬼


筋肉質な肉体とオールバックが似合いそうなので
笠松将さんを推しました。

基本的に身体CGかなと思いましたが、
笠松さんの均整の取れた筋肉質な身体なら
鼓をつけたりの特殊メイクだけでなんとか
なりそうですね、元の素材でいけそうです。

「ガンニバル」での好演も記憶に新しいですね
ミステリアスさと暴力性を感じる雰囲気のある
演技が印象的です。



朱紗丸役   森川葵さん

朱紗丸
森川葵

珠世の屋敷を襲撃に来る、鞠を投げつける
女性の鬼。

「それって実際どうなの課」でお馴染みの
スーパーウーマン、森川葵さん。
身体能力も高いので鬼のアクションも
CGで補完しつつ、ある程度のところまで
森川さん自身で行けてしまいそうな凄さがある。

「ごめんね青春」の阿部アマリ役を見て
感情を弾けさせる役が上手いなと思ったので
基本ハイな朱紗丸はフィットするかなと思います。




矢琶羽役    野村周平さん

矢琶羽
野村周平

朱紗丸と共に珠世の屋敷を襲撃に来る鬼。
矢印の血鬼術を使う。


短髪にして目を閉じた時のビジュアルが
大分近いかなと思いキャスティングしました。

「カロリーメイト」のCMの時くらいの短髪が
良いかも分からないですね。



次。
累役     板垣李光人さん

板垣李光人

那田蜘蛛山一帯を取り仕切る十二鬼月、下弦の伍。
超高密度の蜘蛛の糸を使う血鬼術を操る。

「約束のネバーランド」での演技が印象深い
板垣李光人さん。
中性的で幼さを感じるビジュアルの節々に
累っぽさを強烈に感じてしまいます。
特殊メイクを施すと、多分もう、まんまだなって
くらいかなり累に近くなるかと思われます。



次。
魘夢役   成田凌さん

魘夢
成田凌

無限列車編で列車と乗客を血鬼術で操った鬼。
十二鬼月、下弦の壱。

「スマホを落としただけなのに」での
演技が印象的で、独自の世界を持っていて
頭のおかしい魘夢の独特な雰囲気を
浦野をあそこまで演じられる成田さんなら
しっかりモノにするだろうなと
思いましたのでキャスティングしました。




次。
鳴女役   市川実和子さん

鳴女
市川実和子

琵琶を携え鳴らしている女性の鬼。
物語終盤に十二鬼月の上弦の肆を務める。

市川実和子さんのシャープで
どこかエキゾチックな雰囲気を
和装で纏めて、前髪を重く垂らしたら
かなりビジュアルは近いのではないかと思います。
またスタイルも良くスラっとされてるので
琵琶を携え、無限城の広間に座してる姿も
非常に画になるかと思います。



次。
堕姫役    二階堂ふみさん

堕姫
二階堂ふみ

十二鬼月上弦の陸の堕姫。
遊郭に人気の女郎として潜む女性の鬼。
帯を操る血鬼術で美しい人間を狙う。

「地獄でなぜ悪い」「私の男」「VIVANT」など
ここ10年ほど活躍の止まるところを知らない女優の二階堂ふみさん。
世界基準で評価される、確かな実力のある
女優さんですが、ダーク美女といった雰囲気の
堕姫にビジュアルのイメージがピッタリだなと
思い、割と見た目を重視してキャスティングをしました。
まぁ二階堂ふみさんの演技の実力は、
もう言わずもがなですので。


ほんのりと悪の香りが漂う妖しい美しさがあり
「ヒミズ」での感情剥き出しのお芝居や
「翔んで埼玉」でのコミカルな演技の幅を見て駄々をこねる堕姫のあの「お兄ちゃああん」の
シーンなんかは余裕でイメージ出来ますよね。

「埼玉県人にはその辺の草でも食わせておけ!」
のテンションで「誰に口聞いてんだお前は!」
などと相手をキツく罵ってるシーンは
きっと原作さながらの迫力でしょう。


次。
妓夫太郎役  森山未來さん

妓夫太郎
森山未來

十二鬼月で真の上弦の陸。堕姫の兄、妓夫太郎。
妹の堕姫から得た情報を処理し、戦術を立てる
頭脳派で鎌をあやつる血鬼術を使う。

妓夫太郎役は森山未來さんを推します。
「苦役列車」「怒り」で見せる
人間の生々しさ、怖さや狂気の部分を
上手に切り取りとって芝居に転化し、
エンタメとして表現するのが抜群に上手いなと
素人ながら見ていて思います。

また、不気味な雰囲気の醸し出し方も自然で
なんで森山さんはこんな事が狙って出来るんだと
芝居の質感の生々しさにも驚愕します。

「PLUTO」の舞台化でのアトム役を務めるなど
前衛的な実写化にも挑戦されてますので
どの様に妓夫太郎を落とし込むか楽しみです。

森山未來さんの「良いなぁお前良いなぁ」の
セリフとかも、所謂キャラクター的ではなく、
満たされない境遇や身を焼くほどの嫉妬から
弾き出される「生きてる感じ」が出るのではないかと。

二階堂さんの堕姫と森山さんの妓夫太郎の
演技激ウマ兄妹の掛け合いマジで観てみたいです。



次。
玉壺役   高良健吾さん

玉壺
高良健吾

十二鬼月、上弦の伍を担う玉壺。
芸術家肌でアートと称し刀鍛冶達を蹂躙する。
壺を使った空間転移や毒針などの血鬼術を操る。


恐らく手鬼と同じパターンのCGと
モーションキャプチャになるかと思いますが
壺から出た完全体は結構高良さん本人の
スラっとした感じを生かして欲しいですね。

「まほろ駅前多田便利軒」の星くんや
「蛇にピアス」のアマなどの様に恐ろしかったり
強烈だったりする役を本当にそういう人
なのかなと思うほど馴染ませて演じたと思えば、
「横道世之介」の様な役も見事に、滑らかに
演じきってしまう。

とんでもない役の幅と引き出し、
そして「擬態力」とでも言うべき
作品と役への順応性の高さ。

そんな高良健吾さんに「芸術家肌の殺戮者の鬼」
という未開のテーマをとりあえず与えてみて、

日本映画界屈指の実力派はどのように
玉壺という役を作っていくのか、
ほぼ好奇心でキャスティングしてしまいました。

不快で不気味なあの玉壺になるのか、
それとも独自に作り上げた新鮮な切り口の
玉壺なのか、見てみたい。



次。
半天狗役  柄本明さん

半天狗
柄本明

十二鬼月、上弦の肆の半天狗。
4つの分身体を操りそれらを融合させた
「憎珀天」を操る。

非常に小心かつ卑屈なキャラクターで
「ヒィぃぃい」と驚く様なセリフがある鬼。

上記の様なセリフを浮かずに馴染ませて
発しているのを容易に想像出来るのが
「劇団東京乾電池」の看板。志村けんさんの盟友
「半沢直樹」の怪物、美濃部幹事長でお馴染みの
柄本明さんだ。

掠れた声を震わせてボソッと不気味に
「あぁ割り切れない、あぁ恐ろしい」と
セリフを言う柄本さんを想像するだけで
ゾワっとする。

半天狗のキャラクター性と現実との
折り合いをしっかりつけて、キャラ先行せず
実在したらこんな感じだろうなという
リアリティある所に落としてくるかなと
思います。
本当に柄本さんの半天狗は見てみたい。


そして「憎珀天」ですが…
憎珀天役  間宮祥太朗さん

憎珀天
間宮祥太朗

半天狗が操る分身の融合体の「憎珀天」

主に半天狗に変わり戦闘をするのが
間宮祥太朗さんですね。

舞台「銀河英雄伝シリーズ」での迫力。
間宮さんには若手にしては稀有な舞台での
存在感があり、更に特筆すべきは迫力ある
発声による台詞の言い回し。
非常に風格があり力強かった。

間宮さんは純日本人ながら
「帝一の国」で氷室ローランドを演じるほど
クッキリとした顔立ちの男前なので
怒りの感情を乗せ、鬼殺隊を追い込む
威圧感ある憎珀天はかなりのクオリティかと
思われます。



次。
獪岳役   村上虹郎さん

獪岳
村上虹郎

雷の呼吸を操る元鬼殺隊の隊士ながら強さを求め
闇に身を堕とし十二鬼月、上弦の陸となった獪岳


獪岳は実は人間臭いキャラクターというか
鬼になるか死ぬかを迫られて、命乞いした果てに
自身を評価しない鬼殺隊を裏切り、
力と評価欲しさに鬼になることを選んだという
「楽な方に逃げてしまう人間の習性」みたいな
ものを強く感じる役どころで
「人としての強さを履き違えている人間の弱さ」
を体現したキャラクター、それが獪岳なのです。


「武曲」「虎狼の血level2」「ある船頭の話」
などでの好演も印象深い村上虹郎さんに
そんな獪岳を演じて頂きたいです。

存在感、確かな実力、華、そして村上虹郎さんに
漂う映像を介した時のアングラ感。
かつての永瀬正敏さんや浅野忠信さんラインの
あの脱力感ある格好良さを持つ村上さんが
演じる獪岳は、かなり良いかと。




次。
猗窩座役  菅田将暉さん

猗窩座
菅田将暉

近接格闘を得意とする十二鬼月、上弦の参
強さのみに拘る悲しき過去を抱える鬼、猗窩座


まず、もう言わずもがなですが
鬼サイドの感情移入キャラNo. 1。
鬼チームのストーリーのエースが
この猗窩座な訳です。

人間時代の辛い過去が、彼を自暴自棄にさせ
鬼へと変えてしまった、その悲劇のドラマを
余す事なく表現しなければいけない重圧と
役者としての確かな技量が求められるのです。


そうなれば、並み居る実力派若手俳優を抑えての
世代のトップランナーである菅田将暉さんしか
居ないのではないかと思い、
キャスティングしました。
もう主演じゃないとおかしい様な格の役者ですが
個人的に猗窩座は絶対菅田将暉さんで
見たいですね。


小雪は福原遥さんで
慶蔵は伊藤英明さんだろうか。



次。
童磨役  岡田将生さん

童磨
岡田将生

氷の血鬼術を操る、心なき鬼。
十二鬼月の上弦の弍、童磨。


まぁなんとしても一目見てわかる美形でなければ
いけない訳でして。
その点ではビジュアルには文句の付けようが無い
かと思います。
岡田将生さんは本当に綺麗ですね。

童磨はどこか本質的にズレていて
会話のシーンを見ていても「ん?」という
謎の違和感が発言の節々に感じられたりする。

そしてかなり身勝手な悪であるという印象が
強烈にありまして、岡田将生さんの作品に
照らし合わせると完全に「悪人」の増尾ですね。
自身は悪くない、生きたいように生きているだけ
という無垢なスタンスに恐怖を感じるのが
童磨と岡田将生さんの芝居の非常に重要な
重複ポイントだと思います。

外見の美しさ、内面の不気味さ
かなり高いレベルで童磨を演じて頂けるかと
思います。



次。
黒死牟役   小栗旬さん

黒死牟
小栗旬

剣技の秀才であり、呼吸を操る元剣士の鬼。
十二鬼月のトップに君臨する上弦の壱、黒死牟。


この黒死牟というキャラクターは先ほどの
獪岳の強化版というか、更に鬼になるまでの
エピソードをより仔細に、より深掘りして
描かれている役どころです。


鬼としては圧倒的に強く、他の上弦の鬼と比べて
頭抜けている「圧倒的な恐怖」と評される鬼。

その圧倒的な存在感を出せる役者という事で
名実ともに日本を代表する俳優、小栗旬さん。

もう居ていただけるだけで成立するというか、
日本のエンタメを最前線で牽引する
特別な俳優さんですので、黒死牟の持つ
特殊な重厚感みたいなものは小栗さんからは
余裕で出るかと思います。

そして、存在感だけではなく、
弟である継国縁壱に対する嫉妬、
修羅の如く、ただ強さを求めて鬼になった自分、
そしてラストの理想と現実の乖離に気づき
我に帰るあのシーンなど、キャラクターの持つ
悲哀を懇切丁寧に演じ切ってくれると思います。

黒死牟役  小栗旬さん。
継国縁壱役 妻夫木聡さん。
この「ミュージアム」以来の豪華な並び。
満足度も、親和性も、話題性も、演技の実力も
何もかもが高い、高次元の世界。
こういうスペシャルなウルトラC的な共演を
スケールの大きいエンタメ映画では観たい。




次。
鬼舞辻無惨役  藤原竜也さん

鬼舞辻無惨
藤原竜也

鬼の始祖にして、全ての元凶、悪のカリスマ。
全ての鬼を統べる頭領、鬼舞辻無惨。


物語のラスボスとして君臨する鬼舞辻無惨。

ネットでは圧倒的にGACKTさんの声が多く
確かにビジュアルや、あの浮世離れ感みたいな
ものは凄くフィットしているなと感じました。


ただ、僕は個人的に藤原さんが演じられた
「るろうに剣心」の志々雄真実が大好きでして、
どうしても藤原竜也さんの演じる、
少年漫画原作の巨悪。
という設定がもう一度見たくて、
藤原竜也さんを鬼舞辻無惨という
物語の最後の敵のキャスティングに推しました。

「るろうに剣心」の志々雄真実のあの存在感、
原作を読んでましたので、
ストーリーの展開を知った上で
実写版「るろうに剣心」を観ていましたが、
「これ剣心、志々雄倒せるか?」
と思わず感じてしまうほど圧倒的でした。

悪を征伐しなければストーリーとしては
破綻しますが、物語から退場していく
藤原竜也さん演じる、志々雄真実を見て
「あぁ、もうこの志々雄真実を見れないんだ」
という強烈な喪失感を覚えるほどの
キャラクターの存在感がありました。

藤原竜也さんの鬼舞辻無惨。どうか叶ってくれ。
下弦の鬼達を舞台仕込みの発声と台詞回しで
バンバン追い込んでパワハラしていく
藤原竜也さんとかめっちゃ見たい。
別に着物着て女装してなくても良いので。

この間ホリプロの後輩が稽古を観にこないと
テレビで怒っているのを見たので
下弦の鬼達はホリプロの後輩の役者陣を
並べるとセリフに体重が乗って、
良いかもわからないですね。

鬼才、蜷川幸雄さんの元で同い年の役者として
同じ稽古場で揉まれた盟友、
小栗旬さん演じる黒死牟を従える
藤原竜也さんの鬼舞辻無惨という画は見たい。



以上です。
長々と4部に渡り書きましたが
読んでくださった方ありがとうございました。

鬼滅の刃実写化①の最後に書きましたが
このキャストの鬼チームに蜷川実花さんの
美術監修をつけるというのが僕の理想でして…
もう本編撮らなかったとしても各キャラの
キービジュアルだけでも見てみたいなぁ。

このメンツの役者内でのハロウィン大会
みたいなのあったら
是非、各キャラのコスプレを
Instagramに挙げてください。


駄文、長文にお付き合いいただき
ありがとうございました。

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