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10.英語学習を始めた頃の話

こんにちは、Heroです。
今回は私が英語学習を始めた頃の話について書きたいと思います。最近「Heroさんはどういう経緯で英語の勉強を始めたんですか?」と聞かれたことがあったので、自分で色々と思い出しながら書いてみることにしました。


【英語学習を始めたきっかけ】


私が英語学習を始めたのは大学4年生のときです。当時のTOEICは380点、どこにでもいる理系の英語苦手な学生でした。当時はできるだけ英語を避けるようにして生きていたと思います。その状態から独学での学習を始めることになったきっかけですが、簡単に言うと希望していた研究室に英語力の低さが理由で入れなかったことです。もちろんそれだけが理由ではなかったでしょうが、私はその事実を単なる選考落ちとは捉えずに、もっと長期で英語力不足が将来にわたり自分のキャリアの足枷になるのではないかと考え、独学での学習を決意しました。

なぜそこで語学留学や英会話スクールを検討しなかったかというと、当時大学の同期や先輩で短期留学に行ったり、英会話スクールに通っている人が何人かいたのですが、全員さっぱり英語が上達していなかったからです。これは何かおかしいと考え、実際に英語力を伸ばしている人はどんなことをしているのか、インターネットで調べ始めました。今思えばこれは非常に重要な選択だったと思います。
当時はまだSNSのアカウントを持っていなかったので、英語学習ブログを中心に海外駐在者や英語教育関連のブログなどを読み漁りました。その中で私が発見したのは以下の3点です。

①英語上達には、年単位で時間が必要
結果を出されている方は皆さん数年単位、どんなに短くても半年以上の集中したトレーニングを行っていました。英語は暗記よりも体に覚え込ませる、スポーツのトレーニング的な側面が強いため、時間をかけた反復学習が必要であることを知りました。

②かけた金額と英語力上達には相関がない
英語力を上達させた方が金銭的に多額の投資をしているとは限りませんでした。むしろインターネット上のフリー素材を積極的に活用しており、あとは一般的に書店で売っているテキストを使用しているケースが多く、TOEIC900レベル到達までにかけた金額は1万円~5万円あたりに集中していました(金額は書籍やその他アイテムの価格から自分で算出しました)。

③英語の基礎力完成までは、日本にいながらにして到達できる
一般的に英語の基礎力完成と言われるTOEIC900レベルまでは、日本にいながらにして到達できるということもわかりました。むしろ基礎が完成していない状態でいきなり海外に行くのは「留学したけど英語できるようにならなかった」というケースを生み出す可能性が高いこともわかりました。

【森沢洋介氏「英語上達完全マップ」との出会い】

色々なブログや英語学習サイトを見ていくうちに、以下のサイトに辿り着きました。これが私の英語学習で最も大きな発見でした。

英語上達完全マップ

私はこのサイトを読み始めてすぐこれは本物だと確信し、サイト内の記事を隅から隅まで読み漁りました。音読を中心とした自己学習、瞬間英作文という新しい概念、英語力についての論理的な考察など、大変勉強になり、何度も何度も読み返しました。
森沢先生はとある地方都市で小さな英語プライベート教室を開催されていたため、内容を一通り理解したあと、電話をかけました。お一人で運営されていたようで、ご本人が電話に出られました。
私は自分の紹介をした後「先生のWebサイトは全て読みました。私に音読を教えてください」と言って、予定を調整していただいて、半ば無理やり会いに行きました(もちろんプライベートレッスン料金はお支払いしました)。実際お会いして色々お話させていただきましたが、先生が「それだけ行動力あるなら、いずれTOEIC900も超えるし、海外の仕事もできるようになりますよ」と言われたのが印象的でした。
その後の英語学習については以前のnoteに書いた通りです。当時憧れでしかなかったところに到達できたのは感慨深いものがあります。ちなみに英語上達完全マップのやり方をそのまま忠実に行ったわけではなく、自分なりにアレンジして使っています。例えば発音トレーニングについては英語上達完全マップに記載がなかったので、自分で追加してトレーニングしました。

なお、森沢先生ですが、その後すっかり有名になられ、多くの書籍を出版され、ビジネス誌でのコラム寄稿もされています。英語教室ももっと都会の、大きな場所に移ったようです。私の目に狂いはなかった。なんちゃって。

まとめ:
結局、行動するやつが最強

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