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【卓球】ブームからカルチャーへ、日本卓球界が抱える課題を考える

今の日本は、空前の卓球ブームです。

張本智和選手・伊藤美誠選手・平野美宇選手・早田ひな選手などの若いスター選手の台頭、オリンピックや世界選手権でのメダル獲得、国際試合や国内試合のテレビ放送、相次ぐ卓球スクールの新規オープン、Tリーグの開幕など、卓球界は今までにない盛り上がりを見せています。

しかしこれはまだ「ブーム」、一時的な盛り上がりに過ぎません。

数年後、東京オリンピックが終わった後には、今のままだと卓球界は徐々に盛り下がっていき、再びマイナースポーツの烙印を押される日が来る可能性もありす。

この卓球界の盛り上がりを一時的なものとせずに、プロ野球やJリーグのような「文化」として定着させる。

「ブームからカルチャーへ」

このシフトが今の卓球界には迫られています。

ブームからカルチャーへ、日本卓球界が抱える課題を考える

10月24日に開幕するTリーグも、卓球を「ブームからカルチャーへ」シフトさせるための第一歩です。

しかし、Tリーグが開幕すれば卓球がカルチャーとして根付くかといえば、その答えは「NO」です。

では、どうしたらカルチャーにできるのか。

「ブームからカルチャーへ、日本卓球界が抱える課題」と称して、TTD編集部が考える「卓球をブームからカルチャーへするためにはどうしたらいいのか?」を、これから連載していければと思います。

第1回では、先日公開した「データで振り返る『 #24時間卓球 』」という記事で議論を呼んだ一文に絡めて、書いていきたいと思います。

・ブームからカルチャーへ、日本卓球界が抱える課題を考える(当記事)
【ブームからカルチャーへ①】良くも悪くも卓球界は狭い

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