見出し画像

幸せと無化調の近似値

フライデーナイト、皆さまいかがお過ごしですか。

今日は深めの時間まで珍しく神保町におりました。外部の会議が定時より早めに終わって、じゃあ古本屋とか雑貨屋とか覗いて帰りますかねー、となんとなく駅方面を目指して歩いていたら、タイミングよくダーリンからLINEがピロリン。

彼もまた、都心で某所での講演を終えたところだったようで、「まだ明るいから、たまには寄り道して帰ろうか」と。金曜日だし!

二人してお酒は飲まない(私は薬うんぬん以前に体質的にダメ。彼は本当はザルというかワクの領域なんだけど私に合わせて飲まなくなって、友人たちとのたまの飲み会で付き合いに飲む程度になりました。以前は平然とウォッカとかのグラスを傾けちゃってて、それでいて顔色がまったく変わらない姿に、当時片思いだった私が数人で訪れていたバーの隅で隠れて悶絶していたのは、ずいぶんと前のお話です……)ので、夜の都心は居酒屋だらけだから正直どうかなーと思ったのですが。

神保町は、確かに夜になると居酒屋がそれなりに増えるものの、ふわりと漂うサブカルのかほりと下町の粋な空気が程よく混ざった感じが、ふたりにしっくりきました。確実に夏に化けていく湿り気のある心地よい夜風を浴びながら、つれづれに散歩しました。いつも平日は単独か、職場の仲間としか歩かないこの街を、ダーリンと歩いてみたの巻。なかなか嬉しい。

街には、地名がついています。当たり前のことなんですが、その名前から想起される個性がありますよね。吉祥寺だったらとりあえずおしゃれ、とか中野だったらなんとなくディープ、とか南青山だったらとりあえず自分浮きそう、とか(※多摩地区市民のコンプレックスなので非参考推奨)。

神保町の古本屋街〜すずらん通り付近の本屋には、「誰がどういう動機で買うのだろう」と私の理解などはるかに及ばないアレな本やナニな本が所狭しと並んでおります。興味はあるけれど手に取る勇気はないチキンな私なのですね。でも、そういった古書たちが「陽の光で色褪せしないために日陰に置かれている」という店側の配慮がむしろ文字通り「日陰者」っぽさを演出していて、その光景だけでも興味深かったけど誰もそこに余計なツッコミは入れず、真剣に本を選ぶ猛者たち……に混ざって、割と本気で1983年?だかの「明星」という雑誌を手にしているダーリン ∑(゚Д゚)

おおぉ……なんというか、周囲の猛者たちに馴染んでる笑笑。

なんだー、そういう芸能ゴシップとか実は好きなのかい? と茶化したつもりが、彼は首を横に一回振り、ぽつりと一言。

「この表紙に名前が載ってる中で何人が、今も生きているのかなって」
「歪んだ楽しみ方をするんじゃないよ!( ̄ロ ̄lll)」

これは私の主観からは出られないし母数も「1」なのでデータとしての客観性に欠けることは承知の上で申し上げますが、彼の性格のブラックさが増すのは、週末が多い気がします。一人称のブレ(=人格の揺らぎ)が起きるのも週末に多いし、こちらがかなりギクリとするような言葉(暴力的でもなければ汚いわけでも下品なわけでもないのに、心の痛覚を狙いすましたような言葉を容赦なく突き刺してくる)のも、金曜日が多い……気がするのです。ちゃんとデータで取っておくんだったな。

さて、歩き回っているうちにおなかもすきました。なんとなーく歩いて、なんとなーく見つけたのがこちらのお店。

偶然見つけたけど、店内も明るくてラーメンも美味(*´ω`*)「瀬戸内レモンラーメン」なるメニューにも惹かれましたが、初訪問なので、二人して塩ラーメンをチョイスしました。でもこの塩も、「弓削塩」という幻の塩を使っているという逸品で、優しくて奥深いスープが体に嬉しいラーメンでした。ヘッダー写真は、珍しく食する前に撮影に成功した(いつも食べ終わりかけてから「撮るんだったー」が多い)「弓削塩ラーメン全部のせ」です。とっても沁み入る味わい深いラーメンでございました。ふぅ、幸せ。

しかーし、ラーメンもさることながら、この「ねいろ屋」は実はかき氷が名物らしいのです。ちゃんと覚えていないけど、ラーメンがだいたい650円(あの立地・無化調でこの値段はかなり破格)~トッピング全部のせで1,000円くらいだったのに、かき氷は1,200円はしたような。追加注文はできないとのことで、ここはワンチャンで攻めなければならなかったのですが、

「いやぁ、でも高いよねぇ。だってかき氷でしょ……?」

という、自分たちの中に根を下ろし続ける昭和生まれの既成概念(なにそれ)に勝てず、ラーメンだけしか注文しませんでした。今になって悔しくなってきたので、次回はかき氷をメインに訪問したいと思います。個人的にはピスタチオ味がとても気になってるのよ。

さて、さきほど無事に帰宅し、やっと一息つきました。今週は(も?)忙しかったけれど、金曜日が来てくれてホッとしています。そうだ、なんだかんだで毎週金曜日には金曜日がくるんだねぇ。至極当たり前(とされる)なことに喜びを見いだせる今の自分は、そんなに嫌いじゃないというかむしろ好きかも。あ、これ、すごい大事。

仕事でもプライベートでも、このかん……それこそ17年以上……たくさんやらかしてきたし、失敗したし恥もかいたし、さんざん傷ついたしそれだけ傷つけただろうし、迷惑をかけただろうし心配をかけただろうし、きっとこれからも私が「空間図形としてこの世に生きている限り」繰り返す過ちも大いにあるのでしょう。

でもね、なんかもうそれでいいのかなって。ん、いやいや、それ「が」いいのかなって。多くを自分に課して常に心が飢えてしまうより、完璧とか完全、普通とか正常な人間なんてどこにも存在しないミスター阿部礼二(≒アベレージつまり平均値。これ、何人の方に気づいてもらえたんだろう。。)なんだから、阿部礼二さんに心を殺されないためにも、自分の言葉でどんどん発信しちゃいましょう! という気持ちに至っています。

この前の出来事があったため、主治医が少し慎重に経過を診たいということで、精神科への通院が月1回から月4回(毎週土曜日)に増えたことも、今一度立ち止まってみるいいきっかけになるのかもしれません。

うん、大丈夫。他人様がどうあれ何を言ってきたところで、明日もきっと私はゴキゲンだ。夫といえばフライデーナイト効果かほんのり闇方面に向かっているみたいで、さっきから壁に向かってぶつぶつ何か唱えてます。でもこれ、我が家ではよくある光景なんです。だから別に驚きはしないけれど、内容が気になる……。もしかして歌っているのかな? うーん、ここからじゃよく聞き取れないので、

ちょっくらちょっかい出してきます('◇')ゞ

それでは皆さまもどうぞ良い夢を。おやすみなさい。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

あなたの貴重な時間をいただきました。ありがとうございます!出会いに感謝です(*´꒳`*) まだまだ創作を続けたいので、あなたのお気持ちをどうか、私にわけてください…!(>_<)

ありがとう☆いいコトが起きちゃうよ!
61

笹塚 心琴(ここと)

詩、小説、エッセイ、短歌、俳句などいろいろ。ほがらかに歌うように。嵐の後こそきれいな虹が架かるから、のほほんとサバイバル中。https://cocot.chobi.net/

笹塚的日常(日記・エッセイ )

スパイシーだったりまったりだったり、安定感のない日常を綴ります。

コメント10件

スイッチさん、こんにちは😃♪

マイダーリンは仕事やその他の活動で人に癒し(?)を提供している分、リラックスする環境になると、相談相手から引き受けた負の感情に抗えず、ガクッと闇堕ちします。なので、ダーリンがブラックなことを悪意なく言い出したり、不思議な呪文を壁掛け時計に向かって唱えはじめると、「あ、この人は私といるとリラックスしてくれてるんだなぁ…💕」って、私はなんだか嬉しくなっちゃうんです笑。

もちろん本人にとっては苦しいことでもあるので、昨夜はあれからそばに行って、彼の頭をなでなでしてみました。彼のくせっ毛が指にからんだ時に、じんわりほんのりと幸せを感じました🍀
げんちゃん、ありがとうございます😊✨

メンバー的に「個性爆発系の猛者女子」たちばかりなので、笑いすぎて疲れないように気をつけます🤣♪

げんちゃんも酔い週末を!
『あ、安部礼司』というのはラジオドラマで、「安部礼司」は主人公の名前です!
平均的なサラリーマンということで、もちろん英語の「Average」からとられています。
祈里さん、こんばんは!

教えてくださりありがとうございます🍀ラジオドラマなんですね〜。昔からラジオはテスト勉強のお供などでたくさん聴いていましたが、「安部礼司」さんは知りませんでした。

一方的なテレビと違って、ラジオはリスナーと番組との距離感が心地よいと感じています。

最近ではradikoなどのアプリも出てきたので、ますます楽しみが増えますね✨
もちろんnote音声組の皆さんの配信にも夢中です🥰
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。