201902ヤマダコラム__1_

第17回:中国語は、お好きですか?

ドラミ老師が、日本出発前にヤマダに言ってくれたこと。
「中国語、頑張って勉強してくればいいじゃん」

わかりました、ドラミ老師。
ヤマダ、愚直にお言葉を守ることを心に誓います。

とはいったものの、中国語、かなり手ごわい。
たとえば、立ち寄った定食屋で料理を食べきれず、「お腹いっぱいで食べきれません(吃不了/チーブリャオ)」というところを、間違えて「お腹いっぱいにならない(吃不饱/チーブバオ)」とうっかり言ってしまう。

お店の中国人のお姉さんは優しく言い直してくれました。
いやー、恥ずかしい。

中国語習得の定番の壁ですが、ヤマダ、発音に苦労しています。
ピンインと(日本語のふりがなに相当)と、四声(発音の音程)が!!
発音は日本よりも幅が広く、繊細に感じます。ヤマダ学生時代は吹奏楽部だったので、中国語の四声は、言葉というより音楽に近いなあと思ったりすることも。

中国語を始めたころ、机に向かって教科書とノートを開いて、書くことを大切にしていました。ヒアリングと発音の練習時間は全体の3割くらい。日本人がとっつきやすい「漢字を書いたり読んだり」をやりたくなるのは、語学初心者としてはごく自然なことだと思います。

こうして語学勉強若葉マークのヤマダは、実践で単語がうまく伝わらないことを何度も経験しました。

漢字を見せると相手が、「ああ、〇〇ね!」と気が付いてくれるのですが、逆に、中国人の話す単語が何か分からず、漢字をみて分かることも。
それで済むならまだよくて、相手から「この人何言ってるのか分からない」と相手にされないことや、「ホントこの人、ちゃんと中国語しゃべってよ」なこともあり。

逆にヤマダが肩に力入りすぎて、相手からのヤマダの印象が「あの人顔が怖いし、鼻息荒いし、言い方キツい」となることも。

・・・ハア、ため息
中国語やっているのに話せないって、どういうことでしょう?

ピンインと、四声が正確に日本人の耳には聞きとれないから、マネして発音しても、曖昧になるのかなあ・・・

いや、諦めったって仕方ない、進むしかない。
もう一度、自分の中国語の能力を振り返ってみよう!
他の人の意見も聞いてみようと、語学のプロである中国語の先生に相談

中国語の先生が言うには、中国語の能力は「読む、書き、話す、聞く」の四つの力に分けられ、それぞれ関係しているとのこと。
日本式の中学生時代の英語教育のなごりなのか、「読む」「書き」に力を入れる勉強法は、「話す」「聞く」が足りず、実際の会話では早々に限界!!日本人が中国語勉強するなら、漢字を「読む」「書く」より、「話す」「聞く」に時間をかけねば。
特にヤマダの問題点は、「話す」力が弱いのだそうです。
もしこの話す力を強化したら、きっと他の三つの力も一緒にグンとあがるよ、と先生は背中を押してくれました。

ヤマダのやっていた勉強方法、補うポイントが違ったのですね。

今はヒアリングと発音の練習時間を7割くらいに増やしています。
ざざざっと、駆け足で覚えてきた単語を復習しています。
あんまり他人には言いたくないですが、ひとりで歩いている時も中国語をぶつぶつ。

勉強中は、やたら喉が渇きます。

【コラムライター紹介】ヤマダ
2015年藤枝市で開催された、女性起業家講座を受講、講座の内容とドラミ老師の考えに感化されドラミ老師のカバン持ちを志願するが失敗。以降、ドラミ老師の追っかけをするかのようにハーサイズに入会。
ハーサイズのセミナー会員を経て、サポート会員2期目突入した、上海在住の専業主婦。既婚、二児の母であるが未だ、人生モヤモヤ中。将来の夢は、面白く稼いで、夫をひざまづかせること。

一般社団法人ハーサイズ(浜松市女性起業家支援団体)
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