見出し画像

第6回:できること、できないこと。そして、ときどき自分の壁。

唐突ですが、みなさん、自分の「壁」にぶつかったことはありますか?
壁を乗り越えましたか?それとも、避けて通りましたか?
ヤマダは今上海で生活をしているので、当たり前にできたことでも困難になりました。どこで何をするにも壁ばっかりです。

まず、一番大きい壁が中国語。
疑問や、要求が思うように相手に伝わりません。
レストランで頼んだ料理が来なかったり、違うものが出てきたり。どう対応していいか分からず、ため息が出てしまいます。

次に、行きたい場所に行くことが不便になりました。
今はタクシーや公共交通機関が頼みの綱ですが、タクシーは自分の思い通りに行かないし、子連れの移動も簡単ではありません。

そして、生活に慣れない上海では、欲しいものを、どこで、最適な価格で手に入れるか、いつも手探り状態です。

これらは生活で必要なため、「できない」から「やらない」という選択肢はありません。どうしても、伝えなければいけない、行かなければならない、調達しなければいけない。私だけのことなら「やらない」もありなのですが、家族が関わることは「やらない」といって逃げられない「壁」となって立ちはばかります。

「できること」だけを選択する生活って成立するんでしょうか?
「できない」からやらない、または「できること」だけを選択すれば、充実した生活になるのでしょうか?

家族と一緒に暮らすことだけが目的であればそれで充分かもしれません。毎日新しいことにチャレンジするのは負担があります。
ヤマダ自身、ドラミ老師に指摘されたことがありますが、頑固なところがあります。チャレンジは苦手です。ただ、ずっと変化しないということは絶対にありえません。

そこで、ゆるめのチャレンジとして、「ときどき自分の壁を乗り越える」というのは、いかがでしょう?
気が向いたときに、勇気が湧いたときにだけ、軽く片足を前に出すイメージです。もちろん、気が向かなかったらやらなくていいのです。
ときどきしか挑戦しませんが、その度にできることが増えます。これなら負担も少なく、たまには「私もやれる」と実感できますよね?
チャレンジする回数や難易度のさじ加減は「ハーサイズ」(彼女たちそれぞれの適量で)という考えもアリですね。

ヤマダが今一番苦手なのは「タクシー」。
つい先日、息子の新品ランドセルを持って両親が上海に遊びに来てくれ、タクシー移動。両親がいて安心感があるのか、自然と勇気が出ました。おかげで一歩踏み出し「ゆるめのチャレンジ」をすることが出来ました。
達成感は味わいましたが、そのタクシー運転手から高額な金額を請求!!
運悪く新たな「壁」を味わったヤマダでした。涙。

【コラムライター紹介】ヤマダ
2015年藤枝市で開催された、女性起業講座を受講、講座の内容とドラミ老師の考えに感化されドラミ老師のカバン持ちを志願するが失敗。以降、ドラミ老師の追っかけをするかのようにハーサイズに入会。
ハーサイズのセミナー会員を経て、サポート会員2期目突入した、上海在住の専業主婦。既婚、二児の母であるが未だ、人生モヤモヤ中。将来の夢は、面白く稼いで、夫をひざまづかせること。

一般社団法人ハーサイズ(浜松市女性起業家支援団体)
WEB:www.hersize.jimdo.com/ FBページ:www.facebook.com/hersize