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第12回:ヤマダ、味覚崩壊。

7月末から夏休みで日本へ一時帰国していました。
1年半ぶりにドラミ老師との再会!

ヤマダ:お久しぶりです~~!上海でのご飯に慣れません~~!!
ドラミ老師:ワハハ!!!

上海では、多様な飲食店が並び、中華料理だけでも、香港、雲南、四川、北京、上海と多彩です。また、国際都市というだけあり、韓国、日本、ベトナム、タイ、イタリアン、洋食等など至る所にあります。

本場の中華料理は、香辛料や食材が独特で、日本で食べ慣れないものが多いです。
ヤマダはこの香りが苦手で食欲減退。
中国人が一般的に食べる手軽な中国小吃(中国シャオチー)など中国人が日常的に食べる料理店、地方特色も多彩でリーズナブル。店などでは、中華丼も天津飯もなく、外食で選ぶメニューには悩まされました。
※中国小吃(中国シャオチー):麺類、餃子、小籠包、炒飯、卤肉饭(ルーローハン)

そして日本食、イタリアン、洋食系といってもどことなく違和感がありました。ドレッシングの臭いがキツイとか、味噌汁にショウガが入っているとか。何より、中国の素っ気ない白米は、同じ白米でも日本のものとは風味や香りが違い、甘さもありません。

ヤマダ、「白いごはん、大好き!」。
日本でも有数のコメ産地富山県で育ちまして、上海に行くまで先祖代々の田んぼで収穫したコシヒカリを精米して食べていました。

そんなヤマダが、久しぶりに日本に戻ってきたら、そりゃ食べ物に期待をします。
 コンビニおにぎりも。
 スーパーの総菜も。
 ミスタードーナツも。     

美味しい!!!!!!

だが、しかし…。
帰国一週間ごろから、日本の食べ物がなんだか物足りなく感じます。

ある日ココスで見つけた「世界のヌードル」。
フェア本場の味の様子のベトナム風の冷麺をひとくち。
「アジアンな風味が鼻まで突き抜ける~!」
物足りない何かが満たされたような錯覚に。

どうやら、ヤマダの味覚もゆる~く時間をかけて、中国料理やアジアン食材に親しみを感じつつあったようです。

味覚崩壊―?!味覚改革ー!!??

上海の自宅に戻ってからは、頻繁に中国小吃を食べるようになりました。
最近食べたのは、青唐辛子の魚スープと、ラー油と山椒たっぷりの蒸し鶏とメンマ。
エアコンが効いた部屋でも汗が出て、ティッシュが手放せない辛さでした。料理は中国のスーパーや飲食店でよく嗅ぐ匂いを放ちます。
前は異臭と感じたはずなのに、いまは「あ~コレコレ、この香り」ととらえるができます。

この1年半で、語学勉強なんて見向きもしなかったのに、教科書にかじりついて。ローカル料理への苦手意識がすこしゆるくなって。

いろんな意味でこんなはずじゃなかった(笑)
この先もどうなるか、想像つかないことが沢山あります。

あっ、最後になりますが、お知らせです。
ドラミ老師、HSK4級合格してましたーーーーー!!!!!!

【コラムライター紹介】ヤマダ
2015年藤枝市で開催された、女性起業家講座を受講、講座の内容とドラミ老師の考えに感化されドラミ老師のカバン持ちを志願するが失敗。以降、ドラミ老師の追っかけをするかのようにハーサイズに入会。
ハーサイズのセミナー会員を経て、サポート会員2期目突入した、上海在住の専業主婦。既婚、二児の母であるが未だ、人生モヤモヤ中。将来の夢は、面白く稼いで、夫をひざまづかせること。

一般社団法人ハーサイズ(浜松市女性起業家支援団体)
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