【環境考察】後1フルドライブをするには【ダブルブレイズ】

久々にピカゼクを触ったら、いたずらにリソースを消費したまま後1フルドライブできずに負けるケースが多発した。

電磁レーダーやデデンネGXのおかげで序盤からデッキを半分掘り下げることも容易いデッキだが、それ故に何も考えないでプレイすると大切なリソースを全て失って動けずに終わり、ということが起きる。

改めて後1フルドライブの条件と流れ、そしてフルドライブできない場合での立ち回りを理解しておく必要がある。

(なお、先2フルドライブができないのはよほど運が悪いか、どこかで決定的なミスを犯している可能性が高いので除外する)

今回使用したピカゼクのサンプルリストはこちら。


後1フルドライブの要求札

後1フルドライブを使用するには最低でも以下のカードが必要。

・ピカチュウ&ゼクロムGX
・基本雷エネルギー3枚
・カプ・コケコ◇
・ベンチポケモン2枚(大体の場合ゼラオラGX)
・エネルギーつけかえ2枚

これ等合計9枚を

・バトル場のポケモン
・初期手札7枚
・リーリエのドロー最大8枚
・デデチェンジのドロー6枚

で揃える必要がある。

一応マーシャドーのやぶれかぶれで引ける枚数を増やすこともできるが、足りないのが手張り用のエネだけという状況でもない限りほぼ欲しいカードは来ない。

緊急時のドローソースとして使用できるが、このデッキにおけるマーシャドーはあくまでフルドライブと併用する妨害手段として考えたい。


後1フルドライブの手順

「バトル場にピカゼクがいる場合」
1.基本雷エネルギーを2枚トラッシュに送る
2.ベンチにポケモンを2体並べる
3.カプ・コケコ◇のせんじんのまいでベンチポケモン2体にエネをつける
4.つけかえ札2枚でピカゼクにエネ2枚をつける
5.ピカゼクに手張りしてフルドライブ
「ベンチにピカゼクがいる場合」
2までは同じ(ゼラオラGXを場に出す必要はある)
3.カプ・コケコ◇のせんじんのまいでピカゼク含む2体にエネをつける
4.バトル場のポケモンに手張りして逃し、ピカゼクを出す
5.つけかえ札2枚でピカゼクにエネ2枚をつけ、フルドライブ

フルドライブまでの基本的な流れはこうだが、カプ・コケコ◇がバトル場にいる場合はさらにもう一枚つけかえ札が必要なので、かなり面倒になる。

一応リーリエのドローまで行ってみてできそうなら強行してもよし、行けなさそうならコケコを逃して他のポケモンにエネを付け替えつつ、後述する凌ぐ体制に入りたい。


サイド落ち確認

このデッキはサーチカードが豊富だが、最初にデッキを見る時はサイド落ち確認をしっかりやること。

一番重要なカプ・コケコ◇は先攻ならレックウザGXで代用できるが、後1フルドライブを狙う場合はサンダーマウンテン◇と併用しなければ代用にできない。

また、カプ・テテフGXやデデンネGXはデッキを回すのに必須だし、つけかえ札もデッキ内にどれだけあるかで引ける確率に大きく影響する。

必ず上記のカードの有無・枚数をチェックし、管理を徹底していきたい。カプ・テテフGXやデデンネGXでスタートしてもう1枚がサイド落ちというのはザラにある。

むしろスタートして嬉しいポケモンはピカゼクかゼラオラGXくらいなので、それ以外でスタートしても気にしない。サイド落ちが偏っていなければ問題なく動ける。


後1フルドライブを狙う判断基準

エネルギーつけかえ / マルチつけかえはそれ単体では何の役割も果たさない、いわばコンボカードである。

初手に来すぎるとリーリエでのドローを阻害する上、デデチェンジのタイミングまでにせんじんのまいを使えないと、それまでに引いたつけかえ札は全て無駄になる。

デデチェンジまでにカプ・コケコ◇は使いたいし、つけかえ札が1枚くらいあるのが望ましい。あと1枚くらいであればデデチェンジで引ける。

つまりデデチェンジは「最後の手張り用エネとつけかえ札1枚を引きに行く」状況が一種の使用基準になる。これを満たせていない状況ではリソースを無駄遣いしかねない。

エレキパワーも似たようなポジション。序盤に来すぎても動きに関与しないし、デデチェンジを使うなら使用を迫られる。貴重な強化手段なので無駄遣いしたくない。


ちなみに、体感的にこれはフルドライブできるだろうという初手はこんな感じ。

・リーリエが使える
・基本エネが2枚ある
・ハイパーボールか電磁レーダーがある

こうなると無駄なくエネがトラッシュに遅れるし、リーリエでの大量ドローも見込める。

リーリエを使ってドローし終わったタイミングで「せんじんのまいができ、つけかえ札が1枚ある」状況ならデデチェンジに踏み切っていいと思う。

逆にリーリエのドロー枚数が少ない場合、無理やり手札を消費して強引に引きに行くのはあまりよくない。


ルチアやデンジを採用する場合

サンダーマウンテン◇とカプ・コケコ◇を同時にサーチできるルチアは非常に強力で、フルドライブまで漕ぎつく確率が上がるように思える。

しかし基本エネルギー2枚にエネルギーつけかえ1枚は最低でも要求されるので、デデチェンジを残した状態でも要求が中々厳しい。リーリエ程デッキも掘れていない。

また、サンダーマウンテン◇は序盤に使うよりも終盤エネが切れかけたタイミングでの最後のひと押しとして使いたい。不意のタッグボルトGXにも役立つ。

何よりこの2枚のカードやルチアがサイド落ちするかもしれない恐怖はついて回るので、このカードの使用を前提とする構築ならグラジオや追加のルチアまで入れたいところ。

対するデンジは基本雷エネルギーと好きなグッズをサーチできるので、ルチアとはまた違った違うアプローチでデッキを回せる。少なくともデデンネGXがいるこのデッキでは動き出すのに使える。

基本リーリエで十分だが、上手くドローできない手札(エネ、つけかえ札ばかり)の時にデンジは役に立つ。終盤デッキに残っていればエレキパワーを探しにいくこともできていい。


後1フルドライブができない場合

どれだけリストを寄せても後1フルドライブできない状況は存在する。ポケモンと基本エネしかないような手札になる可能性はある(そこから電磁レーダーやハイパーボールを引けば一気に動けるのもこのデッキの利点だが)。

その場合は被害が大きくならないようにフルドライブへ向けた強引なデッキ回しをやめる。ピカゼクにエネをつけつつも倒され辛い状況を作り出す為に、ハンドリフレッシュや妨害を絡めた手段に移りたい。

今回のサンプルリストは動くことに全力を置いているので、相手に対する妨害手段が殆どない。フルドライブさえ成功させれば勝てるほど甘くないことはCL千葉、最近の練習で嫌というほど実感した。

しかしフルドライブ、そしてそこから繋がるタッグボルトGXがこのカードの大きな魅力であることには間違いない。最近ではミュウの登場、闘タイプの強化によってむしろ後1フルドライブできなければテンポ的にも厳しい状況は増えてきた。

故に成功率を大幅に下げるようなスロットの割き方はしたくない。局所的なメタカードの採用は控え、浅くとも広い役割を持ったカードをチョイスしてデッキをカスタマイズしていこうと思う。

少なくともハンドリフレッシュは未だ有用…というかむしろ重要度が上がりっぱなしである。

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環境考察_2019シーズン

チャンピオンズリーグまでに発売されたパック毎の環境考察です。タイトルの左側にはその記事を投稿した時の目標大会が記載されているので、環境の参考にしていただけると幸いです。
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