【環境考察】ジラーチサンダーの課題考察①【ダブルブレイズ】

こんばんは。へるです。

先日UBを採用した混合型のジラーチサンダーを記事として挙げました。

土日の練習でもがっつり回したのですが、久々に使ってみてやはり楽しいデッキだなと再確認しました。対応力もあるし、逆転の可能性も十分秘めているからドラマチックな試合ができる。

一方UBを多数採用したことで生まれた課題も多く、回していて消化不良な点も多くありました。色々採用している分安定感にしわ寄せが来ているイメージです。

とはいえ安定感のある基本エネ型のジラーチサンダーでは現環境に対して回答不足で、それを補うためのUB採用だったことも把握しています。


そこで、ジラーチサンダーが直面していた課題に対し、本当に基本エネ型では環境に対応できないのか、課題とアプローチを洗い出しました。

普段のデッキ試運転系記事でいう検証項目をより綿密にし、仮定を設定する段階ですね。

僕に3月中参加する大きな大会がないこともあり、答え合わせは少し遠くなってしまいますが、好きなデッキなので色々考察しようと思います。


高耐久ポケモンへの火力不足:対非GX

非GXポケモンを相手にする上で鬼門となる数値がHP120以上。

エレキパワー込みのアサルトサンダーが110ダメージなので、それを上回ると倒すためには2枚以上エレキパワーが必要になる。GXではないのでこだわりハチマキでカバーできない。

1体を倒すために2枚消費すればすぐに枯渇するし、そもそも都合よく複数のエレキパワーを確保するのも難しい。

GX相手ならこだわりハチマキも併用できるし、取れるサイド数が多い。あらかじめアサルトサンダーで削りつつ、倒すタイミングでパンプアップカードを使えば毎ターン要求されることもないし、枚数にも十分余裕がある。

幸い非GXのHP120以上には進化ポケモンが多く、そうでなくともエンジンとなるより非力なポケモンが併用されているパターンがあるので、いくつかアプローチが考えられる。


解決手段1:パンプアップ手段の増加

現在は戒めの祠を採用しているが、代わりにククイ博士を採用し、相手のポケモンの種類に問わず与えるダメージを増やす。

HP120〜130のポケモンを倒すのにエレキパワーは2枚必要だが、その場合のアサルトサンダーは140ダメージなので無駄が多い。その内1枚をククイ博士に変更すればエレキパワーを節約できる。

また、デンジやグズマの使用がメインでドローが疎かになるこのデッキにおいて、2枚のドローは馬鹿にできないアドバンテージになる。

懸念はサポート権を消費すること。エレキパワーを確保するためのデンジ、特定のポケモンを狙い撃ちするためのグズマはいずれも使いたいタイミングが多く、サポート権の奪い合いになることが想定される。

ククイ博士同士が併用できないのもデメリット。あくまでエレキパワーの補助として使うことになる。


解決手段2:ベンチ呼び出し手段の増加

アタッカーとして居座る高耐久ポケモンを無視し、より非力なポケモンを狙う為に呼び出し札を増やす。

グッズなら前述のククイ博士と併用できる大きなメリットになる。エレキパワーとグズマだけの組み合わせでしかできなかったことが、グッズとククイ博士の組み合わせでもでき、組み合わせのパターンが増える。

一番使いやすいところではあなぬけのヒモだろうか。元々アサルトサンダーの条件を満たすために採用されているが、より多く採用してもいいかもしれない。

カスタムキャッチャーやカウンターキャッチャーも選択肢だが、前者は都合よく2枚確保しなければならず、後者はそもそも非GX相手にサイドレースで負ける想定のデッキではないので、有効に使えないと思われる。

対ウルネク戦では不死身のアタッカーになるギラティナが非常に重いので、このプランを取ることが多い。


高耐久ポケモンへの火力不足:対GX

GXポケモン相手にはアサルトサンダー2発とパンプアップを組み合わせて戦い、終盤はカプサンダーGXで一気に仕留めるのが主なプラン。HP190〜210辺りのGXポケモンにはこれで問題ない。

それよりも高耐久な2進化ポケモンは若干手間がかかるものの、進化前のたねポケモンを狙ってサイドを取りつつ、大型はカプサンダーGXで仕留めればさほど影響がなかった。

ところが、タッグチームの登場によって2パンプアップ+アサルトサンダー2発でも倒すのが困難なケースが増えた。1体はカプサンダーGXで倒せるものの、残りのサイド3枚をどう取るかでかなり苦戦することになる。

例えばピカゼクはGXポケモンだらけな上、主にバトル場に出てくるのはピカゼクなので、特定のGXポケモン1体を倒すためにはグズマとパンプアップカードをそれぞれ2枚ずつ要求される。流石に無理がある。

また、フェロマッシのようにエネを大量につけてこない相手にはそもそもカプサンダーGXが通用しないし、ダメージを与えている途中にアセロラを使われたら元も子もない。

今後もタッグチームが環境を作り続けていくことを考えると、高耐久への対策は考えておかなければならない。


解決手段1:高火力アタッカーを挟む

■ 既存プランの変更

アサルトサンダー2発ではなく、アサルトサンダーと高火力技の併用で仕留めるプランを組み込む。

例えばカプ・コケコGXはカプサンダーGXの一撃が強力だが、てんくうのツメの130ダメージもこのデッキでは重要な打点である。

80:アサルトサンダー
130:てんくうのツメ
+60:パンプアップ2回

でダブルブレイズ以降主流となっているHP270のタッグチームをぴったり倒すことができるし、サイドレースもこちらが有利なまま。

カプ・コケコGXの運用はカプ・コケコ◇からの奇襲がメインだが、盤面に散らばったエネやサンダーマウンテン◇を駆使すればカプ・コケコ◇を温存したまま使える。エアロトレイルだからこそ為せる技。


■ タッチならUBも運用しやすい

他にも以前のマッシブーンのようにエネルギースピナーとUBを一種類だけ採用するタッチ型も可能。安定性をある程度維持したまま決定打を生み出せる。

ビーストエネルギー◇が採用できないものの、対GXならばこだわりハチマキや戒めの祠でダメージ調整できる。

苦手な相手が一部だったナイトユニゾン以前の環境とは違い、高耐久の相手は増えている。ある程度環境にいるデッキを読んだ上で採用する必要があり、多少構築難易度は上がる。


解決手段2:バリヤードの追加

複数回攻撃する前提なので、アセロラで対象を回収されてしまうと攻撃が1回分無駄になってしまう。

こちらが先に攻撃し、毎ターンこちらのアタッカーが倒されるという条件の場合、最大攻撃可能回数は6回。狙い通りの対象を順調に攻撃できる保証もないので、なるべく素早く決着をつけたい。

そんなアセロラに対するピンポイントメタとなるのがかいしゅうふうじのバリヤード。たねポケモン故に呼び出しやすく、ベンチにいるだけで活躍してくれるのも利点。

欠点はピンポイントメタすぎてまんたんのくすりには全く役割がない点。デッキにもよるがこちらが採用されていることも多く、その場合はベンチウォーマーかハイパーボールのコストにしかならない。

HPが低めなのも難点。対ウルネク戦でうっかりスタートしてしまった場合、めつぼうのひかりGXによるサイド複数枚取りの恐れがあるので、ジラーチを出せなくなる。

また、このデッキの天敵であるアローラベトベトンで一気に無効化されてしまう。アセロラとアローラベトベトンを併用してくるルガゾロはかなりの強敵(このせいでCL新潟ではマッシブーンを採用せざるを得なかった)。


長くなってしまったので今日はここまで。

明日は以下の課題について考察する。

・バリヤードだけでなくジラーチ、カプ・コケコGX、カプ・コケコ◇を軒並み無力化してくるアローラベトベトン

・確実に採用されているであろうハンドリフレッシュへの耐性

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へる

環境考察_2019シーズン

チャンピオンズリーグまでに発売されたパック毎の環境考察です。タイトルの左側にはその記事を投稿した時の目標大会が記載されているので、環境の参考にしていただけると幸いです。
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