【切り落とし案】ウルトラネクロズマGX【CL2019千葉】

こんばんは。へるです。

今回はチャンピオンズリーグ千葉大会での使用を視野に入れたものの、採用しなかったデッキ【ウルトラネクロズマGX】(以下ウルネク)と、それに至るまでの過程の紹介です。


検証理由①:環境内のデッキと対等以上に渡り合える

過去に何度か触れていますが、ウルネクは環境内でも非常に対応力が高いデッキです。

青天井打点による対タッグチーム性能、不死のギラティナを用いた非GX戦術、めつぼうのひかりGXを絡めたサイド複数枚取りプラン、そして盤面だけで攻撃準備を完了させるカラマネロの特性により、相手に合わせたプランを取ることができます。

CL千葉では数多くのデッキを視野に入れる必要があり、いちいち対策カードを採用しては60枚以内に収まらない可能性がありました。

そんな中でウルネクの対応力は頼もしく、大会一週間前の調整でもそのポテンシャルを遺憾なく発揮していました。

デッキのカスタマイズによってピカゼク、ジラサン、フェロマッシといった強力な面々にも対応できるようになる上、流行しているリスト自体は概ね固定されていましたから、想定外の一手となるカードを採用した時の影響力も高いだろうと判断していました。


検証理由②:デッキコンセプトが使いやすい

ウルネクの最序盤はマーイーカを並べながらリーリエを使い、リソースを貯め込むのが主なプランです。

その為にボール系カードを数多く採用しており、トキワの森と合わせて手札を大幅に減らすことで、リーリエのドロー枚数を簡単に増やすことができました。

あとは盤面にカラマネロを用意して相手に合わせたアタッカーを繰り出していくだけ、という分かりやすい指針がデッキに存在しているのはメリットです。

例え自分の知らないデッキに当たったとしても、軸さえブレなければ迷わずに動くことができます。

この一連の動きが自分のスタイルに合致しており、プレイしていて一番しっくり来るデッキでした。使っていく内に作法も理解でき、勝率も上がっていきました。

このような経緯から、大会一週間前の合宿終盤ではウルネクを選択することがほぼ確定しており、後は練度を高めるだけだと感じていました。


試行錯誤した点①:カプ・コケコ

ミラーマッチではお互いにギラティナで攻撃し合う戦いになりますが、そんな状況で突破口となるのがカプ・コケコです。

かいてんひこうとやぶれたとびらを組み合わせることで、相手のカラマネロをまとめてめつぼうのひかりGX圏内に捉えることができます。

ジラーチが相手の場に入れば合計3枚のサイドを獲得することができ、ミラーマッチにおける有効な捲り札として機能していました。

また、カプ・コケコはジラーチサンダーに対する解答にもなっています。

めつぼうのひかりGXをケアする為にジラーチを複数展開しないのはもはや定石となっていますが、サンダーに直接かいてんひこうとやぶれたとびらを与えておくとめつぼうのひかりGX圏内に捉えられ、その時点でサイドが複数枚取れるようになります。

バトル場にサンダーを放置したままというのも有効で、相手は入れ替えの為のリソース消費を強いられることになります。


試行錯誤した点②:カプ・テテフ

もう一つ想定外な勝ち筋として用意したのがカプ・テテフです。

カプ・コケコを採用したことでめつぼうのひかりGX以外のばら撒き手段が生まれ、盤面に散らかったダメカンをマジカルスワップで集約して相手のキーカードを狙い撃ちできる可能性がある…と感じたのが主な採用理由です。

勿論めつぼうのひかりGXを先に使った後、マジカルスワップをしてGXポケモンを狙えばそのままゲームエンドにできる可能性がありますし、カラマネロが1体でも残っていれば手張りと合わせてすぐに起動できます。

また、ピカゼクが6エネつけてタッグボルトGXを使ってきた際、マーシャドーGXのシャドーハントで使用すれば弱点込みでぴったり気絶させることができます。

カラマネロが複数取られて壊滅した後でも、手張りのみで切り返しができる一手としての採用でもありました。


検証結果①:同リストのミラーに対する懸念

非常に満足できるリストだったのですが、合宿後に少しずつ同タイプのリストが世に広まっていくのを感じました。

元々ウルネクを研究していた人達は既にたどり着いていた答えらしく、調整が間違っていないことの証明にはなったものの、同系統のミラーマッチはまた別の話です。

お互いにカプ・コケコを採用している場合、ばら撒きや複雑なサイドプランなどを考慮すると一気に複雑な戦いになります。シャドーインパクトのダメカンを置く場所のミスや、一手動けない状態が致命傷に繋がってしまいます。

これがTier2以下のデッキであればまだ押し通せたと思いますが、ウルネクは堂々のTier1。ミラーマッチが頻発するであろうことを考えると、それに対して解答を持てないのは無謀です。

先攻を取って勝てるならまだマシな方で、例え取ったとしても熟練のウルネク使いには絶対にプレイで劣る場面があり、それがキッカケで負けることは安易に想像がつきました。


検証結果②:先2ハンドリフレッシュへの解答不足

もう一つ気になったのがピカゼクが先攻2ターン目に使用してくるハンドリフレッシュへの解答です。

現環境は先攻が俄然有利なので、後攻からでも戦えるデッキでないと僕は握るつもりがありませんでした。

実際ハンドリフレッシュさえされなければウルネク側はピカゼクをしっかりと捲ることができ、かなり有利な戦いになります。

しかし先攻2ターン目にハンドリフレッシュをされて手札を4枚にされてしまうと、ここから

・カラマネロに複数進化させる
・アタッカーを用意する
・攻撃用のエネを用意する
・サイコリチャージ用のエネを用意する
・アタッカーを前に送り出す

以上5点を満たさなければなりません。

勿論1ターン目にいくらかカバーできる点はあるものの、それすら綺麗にデッキが回ってやっと満たせるレベルの展開です。

少しでも失速すれば後攻2ターン目に攻撃に移ることができず、そのままスピードで押し切られてしまいます。

練度を高める段階に入ってこのハンドリフレッシュへの解答を模索し続けましたが、どれほど安定感を高める構築にしても満足の行く回りをしてくれませんでした。

デッキリストには固定枠にしていたカードも多く、余裕がなかったのでこれ以上安定を追求するのも難しい…

ミラーマッチだけでなく環境トップのデッキにも勝ち切れないと分かり、デッキとしての感触は非常によかったものの、泣く泣く使用を断念しました。


いかがだったでしょうか。

過去大会で使用を検討したデッキは以下のマガジンにまとめてありますので、よろしければこちらもご覧ください。


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へる

ポケカ切り落とし案_2019シーズン

大会で使用しなかったデッキ案の調整過程・結論の記事まとめです。右側の【】にはその記事を投稿した時の目標大会が記載されているので、環境の参考にしていただけると幸いです。