【環境考察】ジージーエンドの与える影響【ジージーエンド】

ジージーエンドの全カードリストが発表された。

4/14に開催されるCL京都ではこのジージーエンドまでを含めたカードプールで行われるので、今回のパックで追加されるカードの影響力は無視できないものがある。

CL千葉でもフェロマッシとルカメタ、ブルーの探索など当時の最新弾だったフルメタルウォールからいくつものカードが活躍し、環境上位にひしめいていた。

カードリストの公開から2週間、発売からは僅か1週間で本番が来る。今回のパックにも当然強力なカードはあるだろうが、それを本番までに研究し、どこまで真価を理解できるかの戦いでもある。

どのデッキを握るのかまだ確定はしていないものの、ジージーエンドのカードを一通り触らないと高確率で初見殺しされる。

自分が初見のデッキ相手に弱いのを理解しているからこそ、しっかりカードの評価を見極めないといけない。


タッグチーム

■ 優秀な両チーム

新規タッグチームはどちらも優秀な性能をしている。

ライチュウ&アローラライチュウGX(以下ライライ)は条件を満たせば3エネ160+麻痺、GX技も最大250と幅がある。

ピカゼクよりインパクトは劣るが、麻痺による入れ替えの強制とエレキパワーの存在から、見た目より強いと思う。条件を満たすのもゼラオラGXが入れば簡単だし、エネの供給手段には事欠かない。

ガブリアス&ギラティナGX(以下ガブギラ)は破壊神みたいな性能をしている。1エネ40、条件を満たせば240ダメージ、強制トラッシュのGX技と非常に攻撃的。

ダブルブレイズで登場したレシリザもダメージインフレは凄まじかったが、これだけ簡単に高火力が出せるとタッグチームもおいそれと場に出せなくなりそう。というかこのカードの場合標準で160ダメージ与えてくる。

おまけにどちらも高耐久。搦め手寄りのライライと直線的なガブギラという違いはあるが、率直に強いカードであるのは間違いない。CL京都でも見かけると思う。


■ TAG TEAM指定の効果持ち

ダブルブレイズでもちょろっとあったが、「TAG TEAM」の名称指定効果を持つカードが増えてきた。

ダメージ計算が崩れそうなルカリオ、予想外の攻撃が飛んできそうなタッグスイッチはかなり気になるものの、他はまだ大人しめな効果の範疇。とはいえこれからもタッグチームは増え続けるだろうし、こういう効果を持ったカードも無視できない存在になるとは思う。

特にタッグスイッチはピカゼクのフルドライブ→タッグボルトGXの流れが決まりやすくなるカードなので、撃たれてもいいように立ち回る必要がある。このカードなくても普通に撃ってくるデッキだけど。


非GX

■ ポテンシャルを秘めた非GX

非GXにも無視できないカードがいくつかある。

ジガルデはその最たる存在で、特性でジガルデ(GX含む)の技ダメージが+20できる。過去登場したジガルデGXだけでなくもちろん自身も対象なので、他のジガルデを並べたらエネ加速しながら80ダメージとかいうよく分からない火力を出してくる。

当然のように格闘道場やディアンシー◇にも対応しているので、省エネ高火力のえっらい強いカードになる。アサルトサンダー一発では落ちないHP90もかなり偉い。

アローラガラガラはクセがあるとはいえポテンシャルを秘めている気がする。やまおとこやザクザクピッケルとのコンボ前提のカードな上に都合よく決まるかはまた別の話だが、例えば対面のタッグチームと同じカードを当てれば即気絶させられる。

何よりエネなしで撃てる技というのが優秀で、他のポケモンにエネをつけながらの攻撃ならぶっちゃけポケモンさえ当てられれば役割を果たせている気がする。

こういうカードが組んでみると侮れない強さであることが多いゲームなので、先入観で判断せずやれるだけ組んでみたい。


■ 個性的なカード群

可能性を秘めた非GXはまだある。

・サンダーを確定一発+アサルトサンダーで落ちない雷マッギョ
・特殊エネトラッシュができるギラティナ
・1エネ40ダメージと地味に高い闘アサナン
・緩い条件で高火力の闘ガブリアス
・カラマネロ系統に優秀なアタッカーとなるフーパ
・溶接工+特性の組み合わせで超火力が出せるオノノクス

などなど。どれくらい影響力があるかは使ってみないと判断できないが、ヨーギラスのように特定のデッキに出張できるカードは多い気がする。

フーパが後攻1ターン目からギラティナとかマーイーカ倒せるような性能だったら嬉しかったんだけどな。状況次第だけどギリギリ足りなそう。


トレーナーズ

■ 巨大なカマド

今回トレーナーズは既存のデッキに対して大きく影響しそうなカードばかりだった。

巨大なカマドはトキワの森では足りない要求数を補いながら、火打石と違ってスタジアムであるのがかなり強い。一度に大量のエネを必要とするデッキではなく、単に溶接工を使いたいデッキくらいならこれがいい。

好きなカードをトラッシュできるのはハンドリフレッシュへの対策にもなるし、手札を減らせばドローサポートのドロー枚数を増やすことにも繋がる。相手のスタジアムにも干渉できると役割が豊富。トキワの森は相手にも利用されてしまうのが難点だったが、同系の対決でなければそのデメリットもなくなった。

炎は特性持ちが少なく、無人発電所入りのデッキも出てきている。火打石も十分強力なので、どれを優先して採用するかはデッキの方針によって考える必要がある。


■ くろおび

お前は何を言っているんだカードその1。十分強力だったカウンターゲインが闘になって帰ってきてしまった。カウンター条件は満たす必要があるが、闘タイプの擬似的なエネ加速として使える。

ルガルガンGXはダブル無色エネルギーと併用することで、GX技を温存しながら戦う術を見つけた。マッシブーンにつけてスレッジハンマーをしながら他のポケモンにエネをつけれたりするのもいい。

ただしカウンターゲインと違って対応している範囲は狭い。狭く深く使えるようになったカードなので、ルガゾロで採用する場合は残りのサブアタッカーと相談したい。


■ リセットスタンプ

お前は何を言っているんだカードその2。グッズで相手だけN。先日ハンドリフレッシュの記事書いた時にNないからって書いちゃった。

しかしこれは単純にメリットだけというわけでもない。Nはドローサポートとしてカウントできたが、これは単純に相手の妨害にしかならないので、相手のサイドが減っていない時には使いづらい。

グッズなのでカプ・テテフGXでサーチできたNと違ってアクセス手段も乏しい。その分デンジやブルーの探索のようなアクセスカードはかなり強力な選択肢を手に入れたと思う。立派な強み。

他にも先2ジャッジマンのような必殺の動きに繋げることはできない。劣勢時の巻き返し手段としてしか使えない。

とはいえ終盤グズマを引かれなければ勝てる、という状況は多い。サイド先行逃げ切りが主流だった現環境において、それを咎められる捲り手段はかなり貴重。使われる前提で盤面にリソース確保手段を残す必要がある。

ゲーム展開、プレイング、デッキ構築にまで大きく影響する重要な1枚だと思う。


まとめ

環境に新たなデッキが追加されるというよりも、既存のデッキもひっくるめて大きく変化のあるパックだと感じた。特に強力なトレーナーズが収録された場合、環境でよく見るデッキだけでなく過去のアーキタイプが復権してくる可能性もある。

タッグチーム2枚以外にもダブルブレイズからの方針通り炎と闘が強化されているので、これ等は意識しなければならない。まずは環境のアーキタイプと渡り合えるかどうかの検証から入る。

CL京都まであと16日を切った。後悔しないようにやりきりたい。

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環境考察_2019シーズン

チャンピオンズリーグまでに発売されたパック毎の環境考察です。タイトルの左側にはその記事を投稿した時の目標大会が記載されているので、環境の参考にしていただけると幸いです。
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