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ニンジャスレイヤーTRPG用 ニンジャネーム決定ランダム表

 座れ。
 このたび目出度くニンジャスレイヤーTRPGのルールブックが発行と相成った。TRPGに慣れていないヘッズ諸氏のために、そこそこに慣れている俺が何か役に立つ何かすごかったりすごくなかったりするものをnoteにまとめておこうと思ったのだわかったか。

 まず、ニンジャネーム決定用のランダム表を置いておく。
 これはいちいち考えるのが面倒だというプレイヤーのためのものだ。
 また、NPCとして登場する敵ニンジャの名前を決定する際などにも使えるはずだ。
 と言いたいところなのだが、つい先日、公式のネーム決定ランダム表が公開されることになったので、まずはこちらの記事を見てほしい。

 公式の表というだけで実際安心感があるし読みやすい。
 それでもこっちの表も見てみたいという奇特な奴向けに使い方を説明する。といっても、前述の公式のものと使用方法は殆ど変わらないのだが。
 基本的には
 ・表1~8のうち2つの表を選びダイスの結果を組み合わせる
 ・表9~12のうち1つ表を選びダイスの結果に従う
 ・表から適当に単語を拾い自由に組み合わせる

こんな感じだ。

 ダイスを振る場合は六面体のダイスを2つ(または2回)使う。
 数字の低い方の目を10の位、高い方の目を1の位として扱う。
 (例:出目が[1,4]なら14として扱い[5,3]なら35とする)

使用例
 ボブは表2と表3を使用してランダムにニンジャネームを決めることにした。出目は表2が[2、4]で表3が[5,4]であったので
 表2は24の位置を見る------シャークだ。
 表3は45の位置を見る------ジャベリンだ。
どう組み合わせるかはプレイヤーに委ねられるので、ボブはニンジャネームを「シャークジャベリン」にしてもいいし「ジャベリンシャーク」にしてもよい。 
 
 もちろん結果が気に入らなければ振り直したっていいし、シャークよりジョーズのほうが響きがいいから変えてしまえと思ったら変えたって一向に構わない。

 表9~12は「サイコロ2回振るのが面倒」というプレイヤーのためにすぐに決まるような単語をチョイスしてあるが、当然こちらのネームに他の表の結果を付けくわえたりしても問題はない。
 表9と表10を組み合わせたりして「ノンブレーキヘイトスピーカー」なんてえらく長いネームを作ってもいいのだ。

 そして、これはあくまで「基本的な使用方法」に過ぎないため、

 ・表1~8の単語を一つだけ採用して「フェアリー」とか「ケンゴウ」とか  シンプルなネームにする
 ・表7から「ジゴク」と「タワー」の2種を採用して「ジゴクタワー」に  する

などの方法もある。この表は言ってしまえば単語の羅列だ。プレイヤーキャラの名前なんて本来自由につけるもんだ。
 
 もちろん、ニンジャマスターがダメだと言ったらダメなのだからそのへんはよく相談しよう。大事なのは話し合いだ。
 補足として、基本的に[1,1]の目とその近辺は意図的にカッコ悪い(と思われる)ものにしており、[6,6]の目とその近辺はカッコイイ(と思われる)ものにしている。
 これは筆者がプレイしたことのある『サタスペ』というTRPGの影響なのであまり気にしなくてよい。 

 さて、次は表13~18の説明に移る。
 「ニンジャネームを付けたはいいが、どうもステータスにそぐわないネームになってしまった」ということはないだろうか。
 例えば、カトンを使うニンジャなのに「コールドリザード」になってしまったとかそういうやつだ。
 そんなときのために用意したのが表13~18だ。
 
 ・カラテの強いニンジャ(表13)
 ・ニューロンの高いニンジャ(表14)
 ・ワザマエの素晴らしいニンジャ(表15)
 ・カトン・ジツ使い(表16)
 ・ヘンゲヨーカイ・ジツ使い(表17)
 ・ムテキアティテュード使い(表18)


 それぞれ6部門、イメージに合うような単語をチョイスしてある。
 前述のようなステータスにそぐわないネームになった場合にこれを使って変更するもよし、ステータスが確定してからこれらを利用してニンジャネームを決めるのもよしだ。

 ただ、表13~18は1~12で使用した単語と重複しているものもあるので、「アイアンアイアン」というニンジャネームなんだか前後ボイスなんだかわからない結果になることもあるからご了承願う。
 もちろんこのイメージというのは俺のイメージなので、使用を強制するものではない。カラテが弱くても表13を使っていいし、カトン使いでも表18を使っていい。ステータス決定前に使ってもいい。何度も言ってるがネーミングに関してお前らは自由なのだ。これは大事なことだ。
 前述の公式記事においても「ニンジャは自由」と述べられている。
 
 とりあえず今回はここまでだ。
 この表について何か質問等あれば当記事のコメントやツイッター(@herumer)まで。
 それじゃあ、いつかこれを読んだお前とセッションができる日を心待ちにしている。TRPGはお前が考えているよりもずっと敷居が低い。きっと楽しめるはずだ。

 ※2次配布する際は製作者名とこの記事のURLを明記してください。

表1~4


表5~8


表9~12


表13~15


表16~18


【終わり】

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