とにかく生き延びろ! 第8回 優雅な生活は最高の復讐だ

私が好きな言葉の一つ「優雅な生活は最高の復讐」があります。

死んで復讐したいと思うことは多々あれど、死んでも復讐にならない相手もいます。

むしろ、いじめてくるようなやつは
そもそもデリカシーがないから人をいじめることが出来る訳で、人が死んだところで反省もしません。

そういう人は、ナチュラルに「あー、心が弱かったんだから仕方ない」とか思ったりします。

だから自殺はヒットポイントが弱い。

しかし、そういう人に勝てる方法があります。

それは「幸せになること」です。

そんな「色々あったけど、今の自分は優しい家族に囲まれて、それなりに幸せ!」とかじゃダメです。

めちゃくちゃ幸せになる必要があります。

いや、本当はそんな必要はないのですが、いじめたやつらが口惜しくなるくらいに幸せになりたい場合、めちゃくちゃ幸せになる必要があります。

「優雅な幸せが最高の復讐」はもともとスペインのことわざだったそうです。

村上春樹も大好きなフィッツジェラルドが『夜はやさし』のモデルにしたマーフィ夫妻についての話を書き、カルヴィン・トムキンズが『優雅な幸せが最高の復讐である』という本を書いたみたいです(私は文学に詳しくないので、間違えてるかもしれません)。

幸せな上に、それが復讐になるなんて、一石二鳥だと思いませんか?

私は時々、昔いじめた人達の名前をインターネット検索してみたりします。

しかし、誰も上がって来たりしません。

それこそ、クラス中の男の子にいじめられていた中学生の時のいじめた同級生の名前をわかる限り検索したりしますが、誰一人上がって来ません。

誰か一人くらい上がってもいいのに。

そして自分も同じように検索する。

「やったー!すぐ上がってきた!」とか思うのです。

中学時代、やたらと成績優秀なクラスに入り、そのクラスでは皆必死こいて勉強してました。

私の学校は、普通校だったんですが、地域的に病院の先生の息子や、社長の息子などセレブやインテリ、東京からの転勤族が多く、殺伐としていました。

特に男の子は、家族からのプレッシャーからか、陰湿で、小心者で、いるときは徒党を組み、その人間が不在なときは悪口を言うような、小さい人間ばかりでした。

そんな人間に私はいじめられてました。

しかし、あんなに家族にプレッシャーをかけられながら勉強した彼ら誰一人も、ネット検索しても上がって来ません。

他人をも貶めて、あんなに必死こいたのに、今は何者にもなれないのです。

そりゃそうです。

はみ出す勇気もなく、誰かと一緒になって人をいじめるしか出来なかったんだから。

そして、私を振った男も、私以上に目立つ人なんてほとんどいません。

今は有名な人達で、過去にいじめられた人達は沢山います。

有名になることと、いじめられることは、もしかしたらニアイコールかもしれません。

有名になることは、唯一無二にならなきゃ有名になりません。

はみ出す個性もなきゃ有名になりません。

私は有名になりたい。

ウザいくらいに、いじめてきた人、振った人の視界に入ってやりたい。

有名になって、本当は声を掛けたいのに、過去の行いのせいで声を掛けられなくなればいいし、それ以上にデリカシーがなくて、声をかけてきたとしても、過去にその人がしてきたことを、すべて一つ一つ取り上げて、なじってやりたい。

そう、ブラッド・ピッド、ロバート・デ・ニーロ、ケビン・ベーコンが出ていた映画『スリーパーズ』みたいに。

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