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わたしの親しさサークル

森本しおりさんがやっている、『人との距離感の取り方を図解にしちゃおう』という企画、#わたしの親しさサークル がとても興味深かったので、私も参加したいと思います。(間に合わせようと頑張ったのですが、企画の締めきりに間に合いませんでした。ごめんなさい~!)


まずはさっそく、私の親しさサークルを公開して、解説していきたいと思います。(そんなに特別な感じじゃないかな~と思って描いてたら、どんどんややこしくなっていきましたw)


親しさサークル007

こんな感じです~。
色々考えていくうちにどんどん設定がややこしくなっていき、色々と説明しないと訳が分からない感じになってしまいましたw。

いっぺんに説明しちゃうと余計に混乱しそうなので、順番に説明していきたいと思います。

二つの世界と自分


親しさサークル002

私は人との距離を考える時に、それが『ネット』か『現実』かというのは結構大きい判断材料かな、と思いました。ネットだから良いとか現実だから悪いとか、そういう話ではなくてネットと現実では晒している自分がそれぞれ違うので、結果的に付き合い方も変わってくるという事なんです。
晒しているというのは外見とか年齢とか、そういう部分ももちろんありますがもうちょっと違う方向性、例えば話題にする内容もネットと現実では全然違うし、話し方自体も全然違かったりします。
そういう意味で私にとっては二つの世界は同じカテゴリーではなく、別々のルールを持った違う世界として分けた方がしっくりきました。

同じように『自分』もネットと現実で分かれています。
どちらが本当の自分とか、より本音で言えるはどっちかとかの、主従や真贋といった話ではなく、見え方(光の当て方)が違うだけでどちらも自分という認識です。
ネットと現実という二つの世界は、相互に干渉しつつそれぞれで自分の存在を確立しています。なので人間とアバターが交じり合う『自分』は私の中で成立しているし、二つの世界が存在する『世界』も、同時に成立しているのです。

ちなみに『自分』も『世界』も、元ネタは陰と陽が交じり合う『太極図』のイメージだったりしますw。

親しさサークル002-2

蜜サークル(価値観の共有)


親しさサークル003

『親しさの距離感』を考える時、仕切りを作ることはあまりしっくりときませんでした。距離が近づくというのは、何かを囲ったりハードルを設けて超えて来てもらうのではなく、『価値観の共有』が起こった時に成立するような気がするからです。
価値観の共有が出来た時に、その人と私の心の距離は近くなり、それが失う時に人は離れていくと思うんですよね。

なのでサークルは地面に描かれた色分けでしかなく、誰でも自由に移動出来ます。もちろんサークル外にも。
自由に行き来出来ることで、短い時間で考えると出入りは激しくなるかもしれませんが(もし人が来てくれるのなら、ですがw)、長期的に見るとそれぞれにとって心地よい、適切な距離感に落ち着くのかな~と考えています。


これを図解にする時に考えたのが、今話題の『ソーシャル・ディスタンス(社会的距離』『3密』という言葉でした。今では人と距離を取るための言葉として使われていますが、『私が誰かとの距離を測る(親しくなりたい)』と考えた時に、その人との適切な距離感を考える事はまさしくソーシャル・ディスタンスを考えることであり、親しさを考える事はその人との距離を縮めたい(3密になりたい)という事だと思うのです

そんな訳で、『密』をハチミツの『蜜』として置き換え、サークル上にある『蜜』をたくさん拾ってくれた人が、結果的に距離が近づき、親しくなるイメージが一番近いかな~と思ってこんな感じになりました。


親しさサークル004

蜜ゾーン(コミュニティ)

私の『親しさサークル』は大体こんな感じなんですが、あともうちょっとだけ続きます。

図の中に是非入れたかったのは『コミュニティ』の存在です。これを無視しては『親しさサークル』は完成しません。

この『note』もそうですし、『Twitter』もそう、『現実の人間関係』『仕事の付き合い』など、特定の価値観を共有する多くのコミュニティが次々と現れては消えていき、私の親しさサークルも大きく影響されます。
この存在を『蜜ゾーン』として描いてみました。


親しさサークル005

『蜜サークル』の緩やかな距離感の取り方とは違い、外部からやって来る『蜜ゾーン』は突然現れたり、大きさが変化したり分裂したり、急接近したりします。
よくも悪くも同じコミュニティに属している人たちは仲間意識が強くなります。時に仲良くなれますし、時にトラブルになる事もあります。例えば『家族』というコミュニティは私の都合など一切関係なく距離を詰めてきたりもするわけですw。

ネットでは図にある通り、Twitter、そしてnoteが大きな存在ですね。
特にnoteは、それだけで全然話したことがない人も『おお、同志よ』みたいな仲間意識になることも少なくないです。

わたしの感覚では『蜜サークル』が私個人の価値観によって作られていて、『蜜ゾーン』が外部からやってくる価値観として私と関連付けられ、その二つの作用によって私の『親しさサークル』が作られているイメージです。


まとめ

というわけで、完成図がこちら。

親しさサークル006

もうちょっと分かりやすく描く予定だったんですけど、やっぱりごちゃごちゃしてしまいましたw。

要点をまとめると

・価値観が近い人に親しさを感じる
・親しさのサークルはあくまで目安でしかなく、親しさは時間と共に移ろう
・違う価値観であるコミュニティの影響は大きい。ハイリスク、ハイリターン


こんな感じでしょうか。
全ての尺度が『価値観と合う』という感じになって、それはどうなんだろうという気もしなくはないですがw。
憧れだったり優しくされたから親しくなりたいという事もあるにはあるんでしょうけど、きっとそういうのも価値観の派生形なんじゃないかな~と思ったりもします。


今回『親しさサークル』をやってみて、普段は親しさという事にそこまで考えて来なかったのですが、色々考えるにあたり、自分がどういう事を大事にしているのかを改めて見返す良い機会になりました。
まさか、『蜜です』ってなるとは思ってもみませんでしたw。


という訳で、私の『親しさサークル』でした。
企画者の森本しおりさん。素敵な企画をありがとうございました~!


(ちくわ【どんぐり】)

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