【Belly hole SEEDS】その6『CAPIN CUSHION 』

準備10 前回試作品までで止まっていたガス缶のキャップから作ったピンクッションですが、改めて作ったのでその経過報告をしたいと思いまーす。(前回の時にも軽くメイキングをやっていたことと、時間がない事もあって今回は割とあっさりめですw)前回→https://note.mu/heso/n/n969982ce7aff
画像2 使うのはこちら、バーナーに使用するガス缶のフタです。私はこれがどーしても気になっちゃうんですよねw。形がすごい好きなんです。なのでこれをどうにかして生かした物が出来ないかと試行錯誤したのが最初の発端でした。
画像3 今回は作る量も増やさないといけないので、それなりの準備が必要です。取り出したのはコルクのコースター。これを適度な丸に切り分けます。(ちなみにこのコルクは全然違う何かに使おうと思ってボツになったやつでしたw)
画像4 そうして出来たのがこちらです。(色々を並行しながらやっていたために、時空が色んな所でとびとびになっておりますw)
画像5 次に取り出したのは割り箸です。
画像6 これと木を組み合わせたり穴を開けたりして、組み上げていきます。
画像7 そうして出来たのがこちらです。これはキャップを固定して、いっぺんに下地や保護スプレーをするための装置です。なんだか無駄に時間がかかり過ぎてしまったような気もしないではないですがw、やっぱり作ってみるとすごい便利~。特にキャップは手に持つとそこが剥がれてしまうので、そういう意味でもこれを使うと内側から固定出来て楽ちんでした。
画像8 さて、ようやくここからが本番の作業ですw。まずキャップを馴染みやすいように紙やすりで削り、そこからプライマー(下地剤)をスプレーします。そのままだといかにもキャップなので、石塑粘土を表面に塗ってテクスチャを付けます。こうすることによって表面が粗くなってレンガっぽさが出せるんじゃないかなと思いました。
画像9 乾燥させたら、まずジェッソを塗ってで下地を作り、アクリルガッシュで2回色を付けます。これは剥がれた時に色が変わりにくくするため。その後ラッカースプレーを吹いて乾かしたらキャップ部分は完成です。
画像10 次にピンクッション(針山)部分を作ります。こちらは型紙から切り分けたフェルト記事です。型紙のサイズは前回調べた数値を入れていたはずだったのですが…ここでうっかり発動!直径が72mmだったのに、なぜか半径を72mmにしてしまいうっかり倍の大きさに切ってしまいました(しかも全部切り終えて気付くという…)。危うく生地が足りなくなって絶体絶命状態になりかけましたが、一つの丸から2つ切り出すことによってなんとか窮地を凌ぎました。うっかりが過ぎるぜぃ~?
画像11 気を取り直して小さくしたフェルト生地を、同じ色の糸を使って端っこを縫っていきます。最後はきゅきゅっと絞って球状にしたらしっかり結びます。
画像12 そしたらここに綿を詰めていきます。
画像13 そうして出来たのがこちらです。うん、頭がでかいw!これを棒を使ってキャップの中にグイグイ入れていきます。
画像14 始めは全然入りそうになかったクッションもぐいぐいと押し込んでいくうちにちょっとづつキャップの中に収まっていきます。こうすることで綿が詰まっていって、針を指してもある程度の弾力を保持してくれるのです。
画像15 そうして収まったのがこちらです。最初の形が嘘みたいにすっぽりと収まりましたw。
画像16 冒頭のイラストでは『キャップクッション』としていましたが、ピンクッションという言葉も残したいなーと思い『CAPIN CUSHION(キャッピンクッション)』という名前にしました。思いついた時はもうちょっと楽に作れるかなと思ったのですが、やってみると(今回も)大変でしたw。それでもようやく目標だった20個を作ることが出来ました。これを持ってデザフェスに向かいまーす!

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