土曜絵画：ゾンビらないゾンビ子/world building by kaeruco

kaerucoさんの『ゾンビらないゾンビ子( https://note.com/kaeruconet/n/ne184be8b3fdf )という設定が素敵だったので、その世界観に合わせて絵を描かせて頂きました～。せっかくなのでハロウィン設定も詰めてｗ。

こちらが全景～。kaerucoさんの世界観は『ゾンビはいるけど人を襲わない。腐ったりもしない。そしてただそこに佇んでいる』という設定で、それを見て私は『なんだかお地蔵さんみたいにお参りする人とか出てきそうｗ』とか思って描いたのがこちらになります。本当はラクガキで済ますつもりだったんですが、気が付いたら後戻り出来ない感じになってしまいました～ｗ。

『朽ちないゾンビ』って私は何故か神聖を感じるんですよね。ちょっと即身仏とイメージが被るからかもしれません。町のいたるところにそんなゾンビが佇んでいたら、きっと日本人て普通に受け入れてお供え物とかしちゃうと思うんですよね。お花とかも供えちゃってｗ。

そしたらきっとそこはパワースポットみたいになって色んな人がお願い事をしに集まってくるんじゃないかなーと。今だったら『疫病退散』とかでしょうか（それをゾンビに願う世界観ｗ）。そういう系統も脈絡も全部ごっちゃにしつつも共存させちゃうのが、日本のカオスで面白い所なんじゃないかと思うんですよね～。きっと本場よりもメイドさん人口多いだろうしｗ。

朝に街を歩くとおばちゃんとかが家の前の掃除してたりするじゃないですか。ああいうのってすごい良いなーって思うんですよね。すごい信仰があるわけではないけどお地蔵さんのお水を新しいのに替えてあげたり。きっとゾンビ子たちの服が綺麗なままなのもおばちゃん達がお世話しているからだろうなーと思うわけですｗ。

ゾンビが現れても人を襲わないので町はきっとパニックにはならないと思うんですよね。それより『あ、ここにも新しく出来たんだ』みたいな感じで受け入れられて行って、みんな無視しているようでいて気付いてたりして。きっとこの女の人も三日後くらいにここにのぞきに来たりするのかなーと思いながら描いてました。あと、（実はミルクを飲みたい）ねこ。

というわけで、本当に久しぶりに頑張って描きました～。本当はもうちょっと描きこみたかった部分もあるけども、ハロウィン＆土曜絵画に合わせたかったのでこれで一応完成です。kaerucoさん、描かせて貰ってありがとうございました～！

こちらは差分。はにちくわ。