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デザフェス49日記 裏切りのルージュ編

2019年5月18日に『デザインフェスタ49』に一日だけ参加した体験記、その2です。(なぜ『裏切り編』なのかは、前回同様なんの意味もありませんので華麗にスルーして下さいw)

前回は、来てもらった方々の事と、その反応などを書いてきましたが、今回は『展示の内容とその感想』を書いていこうと思います。(もうあれから随分経ってしまったので、記憶が無くならないうちに書き留めておかなきゃw!)

●目標としていたこと

まず、大前提として目標にしていたのは『10万円を売り上げたい』という事でした。毎回書くのもいやらしいかなーと思ってあんまり書いていませんでしたがw、割と中心に据えた目標だったんですよね。

以下にやったことの試行錯誤はそこに集約していくのですが、結果から言えばまぁ惨敗でしたw。反省しないといけない点もたくさんありますね。
ただ、それはそれとして、デザインフェスタ49でやった作品や展示は全て目標金額を達成するための作戦だったし、これから書くことは主にそこを中心とした自己採点です。


●『BELLY HOLE SEEDS』という世界観

そして次に目標としていたもう一つの大きなものに『屋号として掲げた『BELLY HOLE SEEDS』という世界観を印象づけたい』というのがありました。これは多分、『出展する作品はガラスピンのクローバーだけど、それをやりたいが為に出展したのではない』という部分にも関わってくるのかなーと思います。(私が一番最初に出そうと思っていたのはグラスアイだったんですよねw)

どっちかっていうと、作品を手にとってもらえる事はもちろんですが、『ここは素敵(面白そう)な物を出しているな』と思ってもらえる事を目指していたんですよね。クローバーはあくまで顔見せ的な要素として私の中で位置しています。それが『顔見せ的な要素=手を抜いている、簡単に出来る』という訳ではないのは、見て頂けたらわかると思いますがw。(超がんばったんだからーっ!)

だからこそ、実売にはあまり関係性のない部分にも、作品と同じかそれ以上に時間と情熱を掛けて準備してきました。例えばその極端な例が写真パネルであったり、ハンコだったりするわけです。


●展示内容と感想

さてこれからは、どんな展示をしたのか、また、それがどういう事を考えてやっていたのかを書いていきたいと思います(あと反省も)。
基本的にこれ以降はそれらを一々挙げていく感じとなります。
(ざっくりまとめを読みたい方は一番下の『総評』をご覧ください~)

■商品について(+α)

▷ガラスピン CLOVER(+SPROUT)

今回はこれをメインの売り物と設定し、『CLOVER』と『SPROUT』を合わせて1000本以上用意しました。また包装代わりとして小瓶を用意してコルクのフタに自由に摘んでもらった『CLOVER』や『SPROUT』を刺してもらって、そこに瓶を被せることによって、机の上でも飾れるような形にしました。
(感想+反省)
一応これ単体で最低限売り上げを立てられるように1000本の目標を設定し無事に作ったのはいいのですが、まぁそれも完売したらの話であってw。そこに多くの時間や手間を注ぎ込んだ結果、グラスアイを作る時間が無くなったり、他の(CLOVERよりも高い値段設定の)ガラスピンも作ることが出来なかったなーと。
ただ、展示自体は想定した通りに出来たと思うし、見てくれた人の反応も思った以上に好印象で、夢中になって『クローバー摘み』をしてくれた人がたくさんいた事はとても嬉しかったです。最初に考えていたこの方向性は間違ってなかったんだと、それ確認出来た事はとても大きな収穫でした。
あと、やっぱり三つ葉よりも四つ葉が人気でしたねw。

▷その他ガラスピン(ハート・ローソク・!?マーク)

今回はnoteで十分な紹介は出来ませんでしたが、『CLOVER』の他に、『ハート』、『ローソク』、『!?マーク』のガラスピンをそれぞれ制作しました。
最初は『CLOVER』はあくまで体験としてやってもらって、こっちの作品を買ってもらう流れになればいいなと思ってたんですよねw。
(感想+反省)
『数が作れなかったなぁ』というのが一番の反省でもあり、結論ですねw。数が揃えられなかったので展示も控えめになり(ついでに言えば並べ方も雑になってしまいましたw)、気づいてくれた方は熱心に見て買ってくれたりしたものの、そこまでアピールは出来なかったのが残念でした。
きっとやり方によってはこっちの方もメインに出来たかなーとは思うんですよね。ガラスピンでローソクのモチーフっていうのは他の人もやっているし、一般的だったりもするんですが割とシンプルな形が多く、こういう溶ける表現ってあんまり無いと思うんですよね。ケーキに刺すみたいな展示とかにしたら、もっと人目を引いたんじゃないかって思ったりもしました。

ハートや!?マークにしても、買ってくれた方の感じを見てるともっとポテンシャルはあるのかなって。バリエーションや量があればもうちょっとどうにか出来たんじゃないかと思うんですよね~。
ただ、ちょっと迷っていたのはこれらのガラスピンは『(今回の展示の)THE GARDENやCLOVERの世界観と合わない』ということでした。これを同じ世界観でやる感じが自分の中でどうしてもしっくり来なかったのです。
人によっては『?』だと思うんですが、結局これらのガラスピンを全面に押し出して行けなかった理由は(作る時間とかもあったけど)そこらへんの答えを出せてなかったことが地味に響いていたような気もします。
ここらへんも課題ですね。

▷キャッピンクッション
キャップで作ったピンクッションです。これは偶然出来た物だったんですが『クローバー摘みをして欲しいのに、せっかく摘んだクローバーを飾れる所がないと全然雰囲気が出ない!』というジレンマを埋めるという意味では、割と満足出来た作品となりました。実はあんまり売れなかったんですけどねw。
(感想+反省)
これは割と大きな失敗だったなーと思うんですけど、包装の時のプラスチックの箱から出して、手に取れる状態で展示しておくべきだったなーと。途中、それを指摘されて後半は出してたんですけど、そうすると見てもらえる回数が全然違って。ああ、失敗したなーとw。
箱詰めした状態で会場に持ってきていたので、わざわざ開けて並べるのが面倒くさかったのかもしれませんw。
売れなかったのは商品として魅力がなかったからかもしれませんが、『やるべきことが出来てなかった』というのは結構大きいですね。
売り上げにかかわらず、出来に関しては割と気に入っていたりします。

▷秘密の箱(グラスアイ)

今回、本当にメインで出したいなと思っていたのはグラスアイだったのですが、練習時間が足らなくて十分な品質のものを作ることが出来ませんでした。途中、グラスアイを制作している方がデザフェス運営から『パーツ(素材)なので販売は許可できない』とされる騒動が発生して(詳しくはこちら)、それも自分の中で言い訳にしつつ、販売自体は諦める事にしました。
とはいっても、せっかく練習してたし、販売は出来なくてもちょっとは誰かに見て欲しい!そんなジレンマを抱えた結果生まれたのがこの『秘密の箱』ですw。通りすがりの人にじっくり見られるのは恥ずかしいけれど、気になった方だけにだけフタを開けてこっそり見ていただく感じにしましたw。
実際に見て頂いた方は数人程度でしたけども、まぁ全然出さないよりかはいいかなーと(自己満足w)。 

■備品(展示に必要なもの)について

▷名刺+ショップカード

今まで全然持ってなかったんですけど、今回はじめてショップカードと名刺を制作しました。ショップカードはガラスピンと並べて飾れるように、折り目が入った細長いものを作りました。名刺に関してはなるべくふざけた物を作りたかったのでw、「名前だれやねんっ!?」って感じにしてみました。
(感想+反省)
ショップカードに関しては、作りたかったものに近いものが出来たんじゃないかなーと思っています。案外やれば出来るもんですねw。
名刺に関しては『まぁ、こんなものか』って感じですw。出来以前の問題として名刺の名前をなんてしようかを真面目に悩んでたりして、ちくわ【どんぐり】ではなく新しい名前に改名する事も考えてたりしてたんですけど、それをやるとますます時間が足りなくなってしまうので、色々暫定のまま進めた結果こうなりました。
ショップカードはともかく、この先も使えるのか不明の名刺(使うつもりはなかったんですが)を250枚もお願いしたのは、ちょっと多すぎたかなーと、今は若干後悔しておりますw。

▷THE GARDEN

ガラスピンで三つ葉のクローバーの展示をメインにしようと思った時に、一番最初に必要と思ったのが、その土台となる『THE GARDEN』でした。その制作過程はこちらに細かく載せておりますが(最初の頃だったのでまだ余裕があったw)、素材探しから製作工程まで、様々なことを一から考えていく過程は思った以上に時間が掛かったし大変でした。
でも結果としてみれば、私なりにはよく頑張ったかなーとw。そしてとても楽しかったです。
少なくても私のテンション維持には非常に役に立ってくれた作品となってくれました。頑張って、よかった!

▷ガラス瓶

『CLOVER』や『SPROUT』などのガラスピンを安全に包装するにはどうすればいいか色々悩んだ結果、出た答えが、このガラス瓶でした。これに入れてしまえば壊れる心配も少なくなるし、そのまま飾ることも出来るのが大きかったですね。その為にロゴを入れたシールも作成しました。
展示ではコルクの蓋を手に取ってもらって、そこに自由に選んだガラスピンを刺してもらい、ガラス瓶かぶせて(コルクを下にした状態)包装しました。
(感想+反省)
これは個人的には今でも『よかった…のか?』と悩む部分だったりします。特別悪い訳でもないし、大満足だった訳でもなかったです。
まず、原価として包装代が大分高くなっちゃう事も迷いましたし、あとめっちゃ嵩張りましたw。デザフェスへは事前に荷物を送らずに、全て手荷物で装備一式を持ってきたんですけど、このガラス瓶の荷物が結構な量だったんですよね~(完売することを目標としていたので300本以上を持ってきていました)。これを毎回やるのどうなのかなーと思ったりもして。

あと、『クローバー摘み』において、地味に大変だったのが『コルクの蓋が固い』ということでした。
これはクローバー摘みをしてもらう時に、コルクのフタにガラスピンを刺してもらうんですけど、この時にフタが固くてガラスピンが壊れてしまうことがままあったんです。その都度、また新しいのを選んで下さいねとお願いしていたんですけど、もうちょっと刺しやすかったらよかったなーって思うんですよね。時々ものすごい固いやつもあったのでw。
ただ、コルクに刺して瓶をかぶせた時の印象はとても良くて、買ってくれる人も皆さん喜んでくれたので、一概にダメとも思えず、結果『うーむ…』となってしまうのでしたw。
違う包装も考えてはいたのですが(こちら)、満足いく感じにはできなくて、結果ガラスピンは全部ガラス瓶という感じになりました。
合格点だけど、まだ改善の余地はありそう…って感じでしょうか。

▷サークル布

最初は生成りの布を防炎加工(デザフェス仕様)にして机に被せようと思っていたのですが、『サークル布』なるものがあることを知って、急遽そちらにお願いすることにしました。デザインをどうしようかと悩みましたが、今回の展示のメインがクローバーや新芽だったので、地面から芽がにょきにょきと育っている感じにしました。
(感想+反省)
単純なデザインですが、これも色々と悩みましたね。
というのも布の面積が広くて、どのくらいの密度や大きさで描いたら一番狙った感じになるのかといった、頭のイメージと実際のデザインをすり合わせるのが難しかったです。あと純粋に画像データが大きくなりすぎてしまうのも地味に大変でした(PCが重くなる~w)。
結果としては悪くない感じになってホッとしたんですが、出来上がった物を見て、あとちょっと芽の位置が下にあればよかったかなーと思ったりもしました。せっかく描いたのに気づかれないともったいないと、最後に欲を出しすぎてしまいましたw。

▷宣伝動画(ipadでのスライドショー)

作品の制作過程をipad上で動画(写真のスライドショー)で流していました。この元になった画像はnote上で発表してきたこれまでの投稿だったりします。これを目論んでいたから、時間が無い中でも記録として途中経過の写真を撮るモチベーションになっていた訳ですw。
(感想+反省)
素材(写真)はあるものの、ぎりぎりまで他の作業をしていたので、バッテリーが持つのかという問題や、写真がどのように表示されるのかという感じなどの準備が十分に出来てなくて不安だったんですが、やってみたら案外問題なく出来ていたような気がします。(『気がします』と書いたのは展示中に確認出来なかったため。終わる頃に確認したら、まだ表示されていたからまぁOKだったのかな、とw)

ただ、『写真の順番』に関しては思い通りには出来ませんでした。WINDOWSと違ってipadだと写真の並び替えって設定出来ないんですね。なので任意の順番に出来なくて、所々意図しない順番で表示されていました。もうちょっと時間があったら専用のアプリとかを色々探したと思うのですがタイムアップでした。
また、スライドショーが効果的だったかというと、実際には手応え的なものはほとんどありませんでしたw。あれ~w?内容があんまり良くなかったのかな?と、肩透かしをくらった感じでした。
売り子側から見ていた印象だと、最初にガラスピンに一直線になってて、他の部分は殆ど見られていない感じでした。それはそれで良いことなのかな~と、なんとも複雑な気持ちw。
動画での宣伝は『まち針に興味が無くても、動画で引っかかってくれたら興味を持ってもらえるかも』という役割だと考えていたので、その出番がないということはある意味では良かったのかもしれませんが。
良いような、悪いような~。

▷棚 
棚をどうしようかというのは、ぎりぎりまで決まらなくてアセアセしていたんですが、最終的にはアクリルの台にワゴン用の棚を置いて、そこに紙を目隠しに貼ることで何とか形にしました。(そうなんです。ただ紙を貼っていただけだったのでしたw)
(感想+反省)
これも実は裏でやろうとしていたことがあって、『THE GARDEN』を運ぶための箱を分解して棚になるような物を作る予定だったんです。これは『THE GARDEN』とセットで作る予定で、すごい時間を掛けて設計図を書いたり材料を買ってたりしていたんですけど、結局最終的な工程にたどり着くことが出来ませんでした。(すごいショックでしたw)
なので、棚に関しては本当にギリギリまでどうしようかと悩んでいたんですが、結果としては悪くない形になったと思います。
こういう展示の時に大事になるのは最終的に『省スペースと軽さ』だと考えていて(なので棚と持ち運べる箱を一緒にしたかった)、そういう意味では今回の棚板はちょっと重くはあったけど、梱包などの時も簡単にバラせたし全体的にはよかったと思います。
紙のデザインも選べるし、アクリルで作った高さもちょうど良い感じでした。
まぁでも、本当は自前のやつを作って行きたかったんですけどね~w。

(ちなみにこれが行く時に持っていった荷物でした。最小限にしたつもりでしたが、やっぱりたくさんあったーw!)

▷(おまけ)ストーリーボード
『THE GARDEN』、そして『CLOVER』や『SPROUT』などのガラスピンの世界観を伝えるためのちょっとした物語を書きました。これを読むことによってより親近感を持ってもらえるかなーと思って。
…とは言っても、これはあまり効果的ではありませんでしたw。というか、展示方法にしても、内容にしても、あまりに中途半端になりすぎてしまいました。あまりにもおざなり過ぎるというか。
本来なら、世界観を知ってもらうために、ある意味いちばん重要な要素だった可能性があったのですが、そこに持っていくまでの余裕がなくて(それでも全くナシにはしたくなくて)『作っただけ』になってしまいました。これは、すごい反省~。
実際、展示中にも見てくれた方はごく少数でしたし、『ふ~~ん』って感じでした。まぁ、そうですよねw。

私がやろうとしている展示が『ガラスピンを売る』ではなく『(Belly hole SEEDSという)世界観を知ってもらう』という目的があるのならば、こういう所こそ一番気を使わないといけない所だし手を抜いちゃいけない所だとは分かっていたんですけど、結果としては不満足な形になってしまいました。
こういう所の詰めの甘さに、未熟さが出ちゃいますね。(反省)

■展示(商品以外のイメージとして)について

▷写真パネル

背景の黒ボードに展示するものとして写真パネルを用意しました。中央には『Belly hole SEEDS』の屋号の入ったパネル、その左右にランプワークで使う道具やイメージの写真を並べました。
(感想+反省)
これはどうかな~~~?効果的だったのかどうか、今の段階ではなんとも言えないですね。分からない部分が大きいです。
無いよりもあった方が良いのは確かなんでしょうけど、それがどれくらい効果的(見る人に印象付けられたか)だったかを考えると微妙だったかなーと。手応え的にはほとんど無かったなーっていうのが実感でしたね。
ただ、個人的には効果のあるなしは別にして、デザインや展示した雰囲気など、結構気に入ってたりもしてました。ただし、壁レンタル代とパネル代を考えないとするならばですけどもw。

最終的にはこういう写真パネルという展示になりましたが、これも最初はもうちょっと違う事を考えていました。具体的にはイラスト展示で、まぁなぜそうならなかったかは、これまでの七転八倒具合を見てもらえれば察してもらえると思いますw。(時間がぁ~)
まーでも、これはやって良かったかな~。きっと毎回は出来ないと思うけど、最初のテンションとして考えるならばーw。

▷ハンコ

そして謎のコーナー、『令和デザフェススタンプ』ですw。過去におもてびとさんに作って頂いた『クラゲ男爵』『キクラゲ校長』『シイタケ男爵』のハンコもあらためて出させて頂きました。
(感想+反省)
『令和元年デザフェス49スタンプ』は今回の為に注文したんですけども、このはんこコーナーはびっくりするほどスルーされましたw。特にデザフェススタンプは年号が入っているだけに今回だけにしか使えないのですが、まー、スルーw!大爆死でした。
スタンプ自体は無料コーナーとして設置したので、利用されてもされなくても良いっちゃ良いんですがが、それでもスタンプ用紙を探してお店をまわったり買ってきた紙を裁断して、みたいな事をやっていたので、2,3回しかスタンプが使われなかったのはショックでしたw。

まぁ、ちょっと真面目な話をすると、これはただ遊びだけでやってた訳ではなくて『まち針に興味のない人に向けて、どうアピールするか』の作戦の一貫だったりしました。スライドショーでの宣伝と同じですね。
結果として、『一番メインのガラスピンの部分が注目されて、その他の要素は軒並み惨敗』という状況でした。それはそれである意味では嬉しいことではあるんですけど、もうちょっと…ねぇw?
まぁでも、内容もそこまで展示などに関係してなかったりするので、単に魅力が無かっただけなのかもしれません。

■総評

という感じで、展示内容のそれぞれのパーツを個別に書いてきました。
読んで頂けたら分かるように、それぞれで満足した部分もあったし、残念な部分もありましたが、すべての部分に個人的な思い入れがあるので、成功しても失敗しても、結果としては全部がやっぱり楽しかったなーという感想に落ち着きますw。

最初に書いたように、一番の目標に掲げていたのが『10万円の売り上げ』でした。10万円という根拠は特になく、『それくらいだったらいいなー』という感じで決めた目標金額でした。

そこに向けて色々と戦略やら商品やらを考えていったわけですが、色々頑張った結果、最終的な売り上げは『47400円』となりました。これを多いと考えるのか、少ないと考えるのか。まーでも、目標の半分にも届かなかった訳で、やはり残念ではありますね。
目標に届かなかった原因を考えると、一番に考えられるのはグラスアイや他のガラスピンなど、当初考えていたラインナップを揃えられなかったことがあります。値段設定とか適切な目標設定だったのかという問題もありますが、それはまた置いといて。
あとちょっと商品を揃えられたらどうだったかなーと思わないでもないですが、締め切りが設定されてそこに向けての準備するというのは皆同じ条件ですから、言っても仕方ないことよねーと思ったりもします。準備は足らなかったし結果も伴わなかったけど、やれる限りでは頑張ったよねって。

ただ、目標金額から離れると、得られた経験という意味では、とても貴重な体験だったと思います。
最初に頭に思い描いていたものが作品になっていく過程は、自分でもテンション上がっちゃうくらい楽しかったし、それが商品となって並んで、『きっと夢中になるはず!』と思ってた通りに(横のブースや前のブースの方に迷惑になるくらいに)人が集まってくれたのを見て、「わー、すごーい!」とフレンズなみに声を上げたくなったりもしてました。(私、けものフレンズ見てないんですけどーw)。でも本当に嬉しかった。

初めてのことばっかりで、実際にはあんまり関係ないことにも無駄に時間掛かったし、形にならなかったもの、あきらめたことも少なくは無いけども、それでもそれら全てを一々悩んで考えていったという過程は、なかなか得難い経験となりました。

それと同時に、多分これから一番大事なことは『この先』なんだろうなとも思うんですよね。貴重な経験もこの先があるからこそ生かすことが出来るわけで。
そういう意味では次に繋げられるようにすることが重要なんじゃないかと思うんですよね。また、改めて準備してイベントに出たいと思います。きっと次はもうちょっと先へうまくいけるはず~。

やってきたことの復習と反省を書きながら、次への展望に思いを馳せながらこの体験記を締めさせて頂きたいと思います。(体験記というよりは長いメモ帳みたいな感じでしたがw)
次はどういう形になるかは分かりませんが、きっと今回と同じようなことは出来ないでしょう。でも、今回で覚えてもらった人が『ああ、また来てよかった』と思えるような感じにはしたいなーと思います。

というわけで、『裏切りのルージュ編』でしたー!
お疲れ様でした~!やっほーっ!

(裏切り者は出てこなかったーw!)


(最後に)
お気づきの方もいるかもしれませんが、今回のデザフェスって開場前も会場中も、作業に追われ、ほとんどまともな写真を撮ることが出来ませんでした。なので所々に以前の写真を使っております。
またどうしても必要な所は、ヴェーストンさんの好意に甘えて、お写真をお借りしトリミング等などさせて頂いて今回の記事に使わせて頂きました。あらためて感謝申し上げます。
ヴェーストンさん、ありがとうございましたー!

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