【Belly hole SEEDS】その5『名刺(ショップカード)編』

名刺01 出展ブースに来た人が、興味を持ってもらえた時に手に取ることができる『ショップカード』を作っていきたいと思います。まずは大まかなイメージを元にサイズに合わせて下書き。綺麗な仕上がりにするために実寸よりも大きく描きますが、縮小されても成立するようにも気を使いながら描いていきます。
名刺02 本当は以前に描いていたロゴっぽい物を流用出来れば~と思っていたんですが、今回は長細いカードにしたかったのでレイアウト的に難しく、新たにデザインを考え直すことになりました。イメージは『どんぐりの種から芽と根が伸びている』ところです。いくつかバリエーションを考えながら決定していきます。(上の方にあるのは以前に作ったシールタグのデザインですねw)
名刺03 鉛筆で描いたラフを元に、色鉛筆で色を塗って全体の印象を確かめます。個人的には紫や青などの寒色系も好きだったりするのですが、やはり黄色を中心とした暖色系でまとめるほうが手にとった時の印象は良いのかなーと思いました。
名刺04 確認のため、これも縮小してイメージをつかみます。大きさの印象って結構強くて、描いてて良い感じと思ってても縮小したら「あれれ?」ってなることも多いんですよね。なので面倒くさくても一応原寸に印刷して自分のイメージがちゃんと出ているかを確認します。その結果、決定したのは一番右の案になりました。
名刺05 縮尺を測って、アクリルガッシュで大きめに描いていきます。イメージとしては文字はアナログっぽい感じ(でもあまり崩さない)で書いていこうと思ったのですが、ここから予想外に産みの苦しみが始まったのでしたw。
名刺06 下書きをして、そこに色をのせていきます。…あれ、なんかイメージと違う?イメージでは『アナログっぽくて良いね』っていう感じを目指していたのに、実際に見てみると『ああ、アナログで書いたのね。まぁこんな感じになるよね』って感じになってしまいました。良さよりも悪さの方が目立つ感じw。むぅぅ~と頭を抱えながら、塗りつぶしてやり直します。
名刺07 今度はちゃんとサイズを測りながらレタリングしていきます。『Belly hole』はまだ良いんですけど、『SEEDS』がどうにも難しい感じ。ここはゴシックでちゃんとしたレタリングで書かないといけなくて、それに技術が追いついてなくて拙い感じになってしまっているんだと気が付きました。気がついたところで急に上手くなる訳ではないんですけどw。
名刺08 そうして出来上がったのがこちら。うーーーん、微妙~w!やはり『SEEDS』の部分が気になりますが、そうやって見ていたら上の『Belly hole』もどうなんだろうって思い出しちゃいましたw。アナログの良さを出すために描いているので、それが出なければ意味が無いなーと。
名刺09 ひとしきり悩んだ末に、大きく方向転換をすることにしました。それは『文字をアナログで書くのはやめて、PC上でデジタルで書く』という事です。やっぱりね~、時代はデジタルっしょ!(小並感
名刺10 フォトショップ上で文字を消し、新たにフォントを選んで書いていきます。バランスや縁の処理など、やればやるほど袋小路に入っていちゃう罠にやっぱりハマるのですw。
名刺11-2 その結果、文字のバランスや書体も見直してこんな感じになりました。『Belly hole』を小さくして『SEEDS』を幅いっぱいに目立たせるイメージです。イメージは太陽が降り注ぐ南仏です。嘘ですごめんなさい。
名刺12 一応表はこれで完成、続いて裏の情報面を作って行きます(本当はこれが一番大事なんですけどw)。ここにはminneとcreemaのurlが入っているQRコードとアドレスと屋号 。そしてデザインとして以前『栞絵』で書いていた線画を流用してデザインを整えました。
名刺13 そうしてこれを入稿データにして印刷所に送り、届いたのがこちらです。じゃじゃーん!わー、素敵~!500枚お願いしていたんですが、届いてみると案外こんなものなんですね~。このショップカードには折れ筋が付いていて、それを折って立てると棚などで飾れるようになるのです(これがしたかったから細長いサイズにしました)。仕上がりも上々で上手くいきました~。やっほーっ!(ちなみに頼んだ印刷所は『グラフィック』さんで、500枚で4310円でした~。お安いっw!)

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