三井住友カード×SBI証券の活用方法

お久しぶりです。2024年より、新NISAが始まりますね。

新NISAでは、従来一般NISAと言われていた株への投資枠と、積立NISAと言われていた積立専用の投資枠の両方を一人で選べるようになりました!

よって、今からNISAで積立投信を始めてみたい!という人は結構いると考えています。

次に、SBI証券で投資をする場合。唯一「クレジットカード」を使った支払いをできるカードが「三井住友カード」になります。

また、このブログに記載したコンセプトに繋がりますが、三井住友カードにはカードのグレードによって積立投信に使用した場合のポイント還元率が変化します

故に本ページでは

①三井住友カードで投信のみを行う場合
②投信以外で使う場合のポイント還元率と損益分岐点
③結局三井住友カード作るのは有りか無しか

以上の3項目を述べたいと思います。

①三井住友カードのカードの種類と損益分岐点比較

まず結論を先に書きます。

投資信託専用で使う場合は三井住友カード(NL)以外は損する

解説します。

まず、大前提です。

三井住友カードでの投資信託は、月に5万円、年間60万円が上限。

この前提条件を正しく認識する必要があります(当初勘違いしていました)。

その上で、カードの種類比較を行います。

まず、三井住友カード(NL)について。


このカードで投信を行うと、ポイント還元率は0.5%になります。
年会費は無料。故に、このポイント還元率0.5%が全てのベースとなります。

次に、三井住友カードゴールド(NL)について。


このカードの特長は以下の3点
年会費は5,500円である
・一度でも年間使用金額が100万円を超えると、以降の年会費が無料になる
・ポイント還元率は1%

以上の3点を考えると…
単純に1%で年会費5,500円を超えるのは55万円だが…
一般カードが0.5%なので、その分をオーバーさせるためには、110万円必要になる。
しかし、投資信託では年間60万円までしか使えないので、投資信託専用だと損する。

ということで、
年間100万円(≒月額84,000円)を最初の一年だけでも達成できれば、最高効率の「三井住友カードゴールド(NL、ナンバーレスの略)」オススメ
・しかし、投資信託専用では年間100万円使えないので、通常利用も40万円分必要

となるわけですね。

次に、三井住友カードプラチナプリファードについて。

このカードの投信利用の特長としては
・ポイント還元率は5%
・年会費は33,000円

上記2点を元に計算すると、
月に5万円、年間60万円上限の場合のポイント還元は30,000ポイント
年会費は33,000円なので、こちらも投資信託専用の場合は損する。

よって、投資信託でしか三井住友カードを使わないよ!という人は、
三井住友カード(NL)以外は損するわけです。

でも、それならばゴールドやプラチナプリファードを普段の生活で使った場合はどうなるの?

次項でそちらを解説します。

②投信以外で使う場合のポイント還元率と損益分岐点

まずは、プラチナプリファードの場合から。



最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険



これは、このカードで旅費の支払いをしている前提ですが、かなり高額の旅行傷害保険付帯ですので海外旅行でも安心ですね。

新規入会&利用特典40,000ポイント


これは、契約後3カ月以内に40万円以上使用の条件付きですが、入会特典になります。これがあれば、初年度の33,000円はクリアできますね。

プラチナプリファード専用で、セブンイレブン、ローソン、ドトール、マクドナルド等の特約店ポイント還元が常時+6%

これが普段利用では一番メリットが大きいかもしれませんね。大手コンビニやコーヒーショップ、ファーストフード店など多くの店舗で+6%のポイント還元があります。

その他、特約店の一覧は下記リンクからご確認ください。
https://www.smbc-card.com/nyukai/platinum-preferred/special-store/index.jsp

仮に、6%でポイント還元と4.5%(※一般カード分の0.5%を除くため)で投資信託の組み合わせにて、一般カードでの損益分岐を超えるパターンを考えますと
①投信月額1万円であれば、特約店で月額39,000円使用が損益分岐点
②投信月額2万円であれば、特約店で月額31,000円使用が損益分岐点
③投信月額3万円であれば、特約店で月額24,000円使用が損益分岐点
④投信月額4万円であれば、特約店で月額16,000円使用が損益分岐点
⑤投信月額5万円であれば、特約店で月額9,000円使用が損益分岐点

以上のことから、プラチナプリファード+ファミマ以外の大手コンビニやファーストフード等の特約店で9,000円以上使うような生活スタイルであれば、投信月額5万円でプラチナプリファードがお得になる計算になります。

③結局三井住友カード作るのは有りか無しか

最後に。

ポイ活というと、毎日何かをコツコツやったり、ポイントカードを毎回提示したりと手間がかかるのでやらない、という人は私の身近にもいます。

そういう面倒ごとを嫌う人にとって、三井住友カードでの投信が有りか無しかについて。

この場合は、最初に三井住友カードを作成して、あとはSBI証券で投信を選ぶ時にクレカを選ぶだけですので、手間は現金での投信と大きく変わりません

だからこそ、ポイ活が好きな人は勿論のこと、面倒で全くやっていない人にもこの「三井住友カードでの積立投信」はオススメになります!

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