Everyone Outputer #01 初LT登壇が楽しすぎた件

昨日11/19(月)に開催されたEveryone Outputer #01 にて、初LT登壇を果たした。イベント全体の感想は後日として、まずはそのLTに至る経緯と感想・反省を記したい。
イベント概要は
https://everyone-outputer.connpass.com/event/104902/
Twitter実況は
https://twitter.com/hashtag/everyoneoutputer?f=tweets&vertical=default&src=hash
私の登壇資料は
https://speakerdeck.com/hekitter/tiyarenzi1nian-sheng
を参照願いたい。

〇登壇に至る道
①初イベント参加での感銘
そもそもこの「技術勉強会界隈」の存在を知ったのが先日の技術書典5であった。それまでは、社内では有望株扱いであるものの、何となく満たされきれない、どこかに飽きと報われなさも生じつつあった。下手すれば、SEをやめて別の職業に転職しようかとすら思っていた。それが、今回のイベントの発端となるセイチョウ・ジャーニーをはじめとしたいくつかの本を手に取ったことから、世の中にはこんな面白い世界があるのか、エンジニアってこんなに面白いことをしているのかと感動すると同時に、自分がその端にも立っていないことを漸く自覚した。
その勢いのまま、Twitterでの発信「ぽい」行動をし始めてみると、意外と反応がいただけた。そのうち気が付いたら、イベントをすることになっていた。また、LTもしてみたいという考えは自然と浮かんでいた。その理由の一つに、弊社の知り合いから「LT」という存在だけは聞き及んでいたことがある。その時の自分にはできなかったが、今ならできるかも。そう思っているとその「今」、あのEveryoneOutputerの1回目の機会があるではないか、これはやるしかないと皆さんに背中を押されて、腹をくくった。

②LTネタ絞りとエンジニアの登壇を応援する会
とはいえ、LTをほぼ見たこともない状態であった私。どうするんだと思っていると、ちょうど初参加のイベントのLTを見ながら、「己がこれをやるのか。できるのか?」と弱気になりかけていた。毎日ネタを探したり、「LT スライド」などとググっていた。
結局、これだというネタが落ちてきたのは1週間ほど前だっただろうか。漠然と人のスライドを見ていたりしたときに、「何となくそれっぽい理屈を解説しているスライドってつまらないな。初心者の私がやるなら、今しか出せないもの、それは私のわずかばかりの経験しかないな」と思えたからだ。そこからは、自分の経験からLTの流れを作れるように、ネタをつぎはぎし、文字だと表現できないと悟っていらすとやさんと睨めっこをし、曲がりなりにも形ができた。イベント3日ほど前だった。
そのころには、FBとは良いものだと理解できるようになっていたため、ぜひFBを受けようと、参加していた#engineers_ltのslackにRV依頼をした。すると数名からFBをいただけた。おおむね好評であったが、それでも改善点をいただけ、今の形になった。本当にありがとうございます。でなければ、あんなに自信をもって前に立てなかったでしょう。

〇本番のあれこれ
当日、19時前には会場のMoneyForward社に到着しただろうか。電車の中からずっとにやにやしていた。緊張と楽しみ加減が限界だったようだ。
https://twitter.com/hekitter/status/1064465723550908417
初LTにあたり絶対やりたいと思ってたのは、「問いかけ」「いらすとや」「ネタを入れる」ことであった。前者2つに関しては及第点だが、ネタについてはまだまだ精進が必要だと思う。もともとの私の気質として真面目っぽい(自称するのは恥ずかしいが)というのもあり、「ネタ」とマッチしづらいところもある。
Twitter実況などを見る限り、概ね好印象で受け入れられたようで大変ありがたい。何となくそれっぽくふるまえるのはSIerの性というところで感謝しておこう。

自分なりに初LTの良かったところ、反省すべきところを上げると
・ハードルを下げたいという趣旨は伝わっていたようだ
・経験ベースで訴えかけたいという意図もよかった
・困ったときのいらすとや万歳
・意外とSIerネタは受けが良かった、聴衆の客層がWeb系のほうが多かったのがちょっと意外であった
・ネタはやりきるべし。恥じらいが大きいのは今後の課題。
・なんとなく視線が固定であったように思われる
・今回は10分と長めであったことを考えるともう少し間・緩急をつけてもよかった

というわけで次回LTの課題としては
・いらすとやに頼りすぎない
・よりテンポ感を追い求めたい
・聴衆の反応に目を向ける余裕が欲しい
・ネタにこだわる
あたりだろうか。

〇終わってからの感想
正直なところ、本番が楽しいのはもちろんであるが、本番が終わってからTwitterやBlog記事を見るのがこんなにうれしいとは思わなかった。何とか永久保存して、落ち込んだ時に励まされたい。
また、イベント不参加者からもスライドの反応をいただけたのは、猶のこと想定外であった。ちょっとうぬぼれてしまいそうであるが、こんな初心者だからこそできることもあるんだと、改めてその点について身をもって発信していきたいと思う。


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