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鉄拳7 3on3大会「ケロットカップ」、今までの振り返り(個人的感想など)


EVOjapan2019では新しいシーンを垣間見せた鉄拳7。いよいよ4月13日(土)にケロットカップ6が開催となります。

今のようにeスポーツブームが来る前(?)から開催してきた鉄拳7(FR)3on3大会のケロットカップも、お陰様を持ちまして初回(2016年5月28日)から約3年経過。今回で6回目の開催となります。

ケロットカップはチー厶YAMASAに所属する、ユウ、ノビ、タケ。の3名が主催するアーケード版鉄拳を使用した3on3の大会で、今では3on3で開催される鉄拳の大会としては一番大きな大会になりました。

noteを使って、様々なeスポーツタイトルの記事が掲載される中、コミュニティもパブリッシャーも盛り上げている鉄拳の記事が少ない事。私自身が多少なりとも関わってきた流れの整理、という目的で記事を書かせてもらいました。

■始まりは1本の電話から

山佐さんより会社に電話があり、受けた人間は何かのクレーム?かと思ったらしいですが、内容は
「鉄拳で大会がしたい」
という申し入れでした。そこで、仕入れやビデオゲームの運営担当である私が打ち合わせに出向くことに。
私個人的には鉄拳のプレイヤーってマナー悪い方もいて、そうでない方も見た目ヤンチャな方も多く、正直あまりいい印象は無かったんです。(ごめんなさい)
当日、山佐の担当の方々とユウさん、ノビさんとお会いして、お二人が作成した企画書を元に打ち合わせしました。
この企画書が本当にキチンと作成されてまして、お二人からも丁寧なご説明も頂き、本当にしっかり考えられてるし、謙虚な方々だなぁと思ったのが第一印象でした。先述したように、私には偏見がありましたので、
「失礼ながら、本当にきっちりされてますね」
と本当に失礼なことを言ったのを覚えてます。

■いきなり高レベルだった第一回

その後、何度かの打ち合わせを経て、第一回が開催されます。
運営はまさかり仁さんをメインで!この時初めてお会いしたのですが、何となく怖い方だなぁ…と…。しかし、話すうちに本当に鉄拳が好きで、仕事しながら大会の運営などされてるということで、すごい方だな!という感想にすぐ変わりました。
初回は30チームなので90人の参加。今の規模から言うと小さい大会でしたが、九州勢がわざわざ遠征して下さり、初回からレベルはかなり高かったです。
チームYAMASA(当時は無心鉄拳)は準決勝敗退し、一緒の車で九州から来られた森部財閥(森部、たいせい、タイカレー)を制して優勝はGLORY(チクリン、のろま、まふゆ)!
その他、加齢、破壊王、にっしん各選手のチームが参戦しているなど、数は少ないなれど超豪華なメンツでしたね!

このとき、タケ。さんはまだスポンサードを受けてないチームメンバーで、初めてお会いしたんですが、何か怖い人だな…と言うのが正直な感想でした…。実際にはとても良い方ですよ!

余談ですが、打ち上げなどで山佐さんや、バンダイナムコさん(のパチスロ開発の方)、選手の皆さんとお話する中で、自分でもプレイしてみます!となったのが私が鉄拳を始めたきっかけでした。皆さん、好きでプレイしてるし、好きだから運営してる。こんな世界があるんだな、と強烈に感じて、その輪に入りたいなと思ったわけです。
ちなみに私はアーケード鉄拳7のロケテストのアンケートで「鉄拳TAG2のプレイ回数」に「1」と記入したような男です。

■あまり参加者が伸びなかった第二回

半年後にケロットカップ2を開催。
29チームと参加数は減りましたが、九州勢が他イベントで参加できず、広島・岡山の地元チームに多く参加してくれたのはうれしかったです。
たぬかな、マキシ、用心BΩY、レジェンダー各選手なども参戦頂きました。
用心さんが、見た目もアレ(確か平八の道着着てた)で声出していくので、完全に輩…何て怖い人だ…と思ったのですが、試合後は対戦相手に丁寧に挨拶されたりするのを見て、いい人だな!と(笑)

私も記念参加しましたが、もちろん全く勝てる訳もなく。

2回の開催を経て、山佐さんとも何度も打ち合わせする中で、時間もお金もかけて鉄拳を盛り上げよう!という本気さを感じたのですが、肝心のパブリッシャーが動いてこない。プロデューサーのナカツさんにはお越し頂き、配布称号などのご協力は頂きましたが、自社のタイトルを(山佐さんに)盛り上げてもらってるにしてはもう少しあるんじゃない?と。

そう思って、担当営業マンに文句を言ってましたら、次は何とかします、と。
実は彼も初期からの鉄拳プレイヤーで、次回参加を約束して頂いたのです。

■伝説の戦士参戦

半年後のケロットカップ3で、営業マンが連れてきたのは、じゃくらぁ〜@初代鉄拳番長さんでした。この時は半ば引退されてたとのことで、僭越ながら一緒のチームで出場(もちろん勝てません!)。そして、鳥取の強豪プレイヤーであるTRI:BALさんと当たります。お二人は旧知の仲だったそうで、試合後に笑顔で語り合う姿が目に焼き付いてます。
この事以外にも、出会いや再会のきっかけになった事、鉄拳やゲーム、ゲーセンに行こうと思って頂けた事が本当に嬉しかったし、やって良かったなと思っているところです。
あ、TRI:BALさんも最初見たときは何て怖い人だ…(4度目)と思いましたが、無心鉄拳塾ではご協力頂いたり、ご挨拶すると笑顔で丁寧にご挨拶頂き、良い方だなぁと。ノビさんと絡んだりするのも毎回楽しいです(笑)

大会全体としては、参加者が一気に増えて、200人オーバー!
4は若干減りましたがそれでも186名。
この間に、タケ。さんもチームYAMASAに加入。3人と山佐さんと私で地方の各店回って無心鉄拳塾を開催したり。(何回講習受けても私は上手くなってませんけどね…)
ノビさんはイスカンダルさんからスポンサードを受けることになり、4ではわざわざ千葉からイスカンダルのスタッフさんも参加されてました(すごい)。

■一大イベントになった第五回

そして、昨年開催した5では
96チーム288名もの方に参加して頂きました!

これも毎回、様々なプロモーションを考えて実行されてる山佐さんのお力が大きいです…
大会自体のクオリティも上がっていって、初回から参加して頂いているまさかりさんの運営。ハメコさん、ゲンヤさんの実況解説。鉄拳女子部のコスプレ!チームYAMASAスロットというものまで飛び出して面白かったですね。
タケ。さんに家族ができたこともあって??子連れで参加、観戦する方も多く、小学生プレイヤーも参戦するなど、大会の広がりを感じました。
また、5では大会終了後に拳王が集まったということでの拳王戦も行われ、ノビさんが世界で初めて、当時の最高段位である「鉄拳王」になる、という伝説も生まれました。

そして、何より参加の鉄拳プレイヤーの方々のお陰です。
最初に書きました通り、鉄拳プレイヤーに余り良い印象が無かった私ですが、開催し、参加する度にその印象は間違いだったなと感じてます。あえて言うなら皆さんたぶん不器用なんですよね。勿論、良い子に見えるようにする必要なんて無いんですが、色んな方がいて、自己表現に偏りがあるかなと(なんて表現したら正解かわからないのでこんな言い方ですいません)。でも、そんな人達が、鉄拳という共通のルールの上で戦い、観戦して盛り上がると、相互理解をすっ飛ばして一体感が得られる。プレイしないスタッフ達も、大会の様子を見て・体感した感想は「面白そう」「あんなに皆が楽しんでる空間があるのか」と言っているように、皆が笑顔なんですよね。前回は参加人数が多かったこともあり、超長丁場。運営側は前日、前々日からやってますから、稼動時間が大変なことになってますが、この空間を体感したらやっちゃいますよね(笑)(時たま働く我々と違い、動きっぱなしのまさかりさんは本当にすごいです…)
まぁ、参加者のレベルも上がり過ぎて、我々初心者には辛いですが…(初回当たるのが赤段、ワンチャン勝っても次帝段とか…)
毎回、遠方から参加して頂いてる方々、大会慣れしてなかった地元、中四国の方々も多数参加いただけるようになり、本当にありがたいです。感謝申し上げます。

昨年から鉄拳の大会も増えて、今年に入っても大規模大会が目白押しですが、4月は是非ケロットカップにも立ち寄って下さい!観戦だけでもきっと楽しく過ごせますよ。
会場のアミパラ岡山店にはキッズコーナーとかもあって1日遊べますよ〜(宣伝)

↓エントリーはこちら↓

http://mastercupofficial.com/21492

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