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地区運動会の意義と。議員なのに地域行事に参加しなかった私

先日5月19日は私の住む山口市白石地区運動会でした。

これは町内会ごとの対抗戦でリレーやパン食い競走、ビンゴ大会など盛りだくさん。

ゲストにはFM山口のパーソナリティー新井道子さんもこられていました。

ほとんど参加していなかった地域行事

 通常市議会議員だと地元からの支援を受けて当選する場合が多く、地元地域を非常に大事にされております。

しかし私は地域の為に議員をやるのではなく、市全体の為に議員は働くべきだという信念があり、地域行事への参加、地域のお世話は正直いって同僚議員の10分の1程度しかしてきませんでした。(地元に先輩議員が二名おり、後人の私だけ地域行事に呼ばれてなかった。地域の役職がついてなかったというのも多少影響してますが)

 同僚議員や会派(議会中のグループ)先輩からは議員たるもの地域に貢献してやら地域行事でないと当選しないと口を酸っぱくして言われ続けましたが、一期目は頑なにそうじゃない、そんな事はみんなやってるのだから俺は別の活動すると地域行事、地域のお世話に携わることをしてきませでした。

マンションの隣人の名前も分からない。

そんな私でしたが、なんとか二期目当選いたしました。しかしある時マンション在住の私はマンションのエレベーターですれ違う人の顔も名前も殆ど分からないという事に気づきました。そんな折に住んでいる町内の中清水の会長から体育委員受けてくれという話が来ました。当初は先程のような信条もあり、断ろうと思ってましたが、よく聞くと地区の役をする人がいないということで、流石になり手が居ないものを断るのは申し訳ない気持ちと、人が嫌がる事もやるのも議員の仕事かと自分を納得させ引き受けました。

思った以上の大仕事

 そんなこんなで体育委員引き受けたのですが、メインの仕事が白石地区運動会のお世話で、メンバー集めから弁当飲料や当日必要物資の準備など思った以上に作業量があり、また会議も多く、今まで地域のお世話を敬遠していた私ですが、こうして歴代の地域をお世話していた皆様はこんなに大変な事を文句も言わず頑張ってこられたんだと、頭の下がる思いになりました。

地区運動会の意義

 そんなこんなでなんとか地区運動会を終える事ができましたが、終了しての感想としては、地区運動会通じて地区の方と時間を共有し、自分の住んでる地域に住みやすくなった気がします。やはり誰も知らない。顔も名前も分からない場所よりも、住んでる人が分かる場所のほうが愛着も湧くし、すれ違いざまに(この人近所の人かな?会ったことあるかな?)なんて気まずい思いしながらすれ違わなくていいですし、利点は多いと思います。

 それが各地域で起こっているとしたら、それほどシビックプライド(町への愛着)の醸成に効果のあるものはございません。

多くの皆さまが最初は誰も知らない、もしくは知っている人の殆どいない場所へ行くのは非常に気まずいと思いますが、是非地域行事にご参加いただければともいます。

 私も今でも地域の為に議員をやるつもりは毛頭ございませんが、地域の一員としてこうしたやり手の無い大変なことは引き受けて、地域に友人知人を増やし自分自身が住みやすい環境(物質的な意味でなく精神的な意味で。自分の地区に忖度するという話ではございませんw)を整えて行こうと思います。

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