見出し画像

鬼滅の刃読んだ!!、見てる。

僕は映画を見る人と比較すると見ない方だし、見ている人と比較すると見る方だと思う。
好きな映画は、『スパイダーマン2』。
こういう時に『田園に死す』とか『殺人狂時代』とか言っとけば株上がるんかな。


流行り物だけ読んでいては駄目だと思うが、流行り物を一切追わないのもそれはそれで駄目で、ここら辺の塩梅が難しい。

ブームがある程度の落ち着きを見せた際にその作品の真価が見えてくると誰かが言ってたな。
この際だから『鬼滅の刃』を見てみる事とした。

面白い。
ケチを付けたがる性分なので面白いという前提の元これを言わせて欲しい。
以下粗雑な感想。
(8巻くらいまで読んだ。アニメは今見ている)

説名台詞について。
心情吐露と状況説明。(特に状況説明は無限列車辺りから多くなる)
所謂説明台詞にも似たもので、これがあると読むの辛くなっちゃう。
まあ、まずこういった人間は久保帯人に言わせれば霞でも食ってるべきなのだろうか、こういった人間の声が耳目を集めたりするのがインターネットの世界なのだなぁ。



敵について。
味方のキャラがいいだけに敵のデザインと行動理念が一辺倒に見える。
(この辺は直前に読んだ漫画がチェンソーマンだったからなのだが)
デザインはまあ僕が言及できるほど絵が描けないので飛ばす。
しかし、敵も良い奴だったと毎回のように挟み込まれる回想。
ここの塩梅や緩急が難しい。
毎回だとしつこく感じるが、炭治郎が良い人なのを示す為に毎回差し込まねばならない誓約となっている。

「フレンチに遅れそうだった」という理由がたまに来てもいいでは無いか。
緩急をついた方が良い。


時代設定について。
大正時代はロマンあるけど歴史警察が湧きそう。
鬼って海外渡航出来ないの?
鬼殺隊とかいう異常者の集団が居ない上に人口密度スカスカな上、時代的に簡単そうな外国でシリアルキラーやってた方が強くなれそうだけど。

無惨様について


この画像でなんか強い敵と知ってたから禰豆子達を襲った敵が無惨様だと知った時は驚いた。
ラスボスにしてはフットワークが軽い。
ジョジョのカーズ様みたいな感じなんだからもう少し信頼できて能力分け与えれた仲間が何人かいた方が引き延ばせるし話作りやすそうなのにな。
嫌な奴を描く時は、権力とか安全な所で指示だけさせとけばええねん。
そういう奴らにいいように使われてると思うと嫌になるやろ。
まあその場合、炭治郎と無惨の恨み骨髄の関係が微妙になるけど。

(画像はこの話とは一切関係ない飯塚幸三元院長)

楽しめたし面白かったが、何故ここまでウケてるのかあんまり分かんなかった。
まあ王道漫画はこういう感情を抱かれるのかなぁ。
そう考えると王道のヒーローが復活する話、スパイダーマン2もそうなのかもしれない。

俺が女だったら腐女子になって鬼滅叩いてる奴を叩く無間地獄みたいな状態作り出してたんやろうな。
都々逸みたいな名前の子が可愛かったし猪みたいなキャラとの掛け合いは楽しかったです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?