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10月10日の日記 回復傾向

・昨日頑張って早く寝たので、睡眠時間デバフは二日間であると分かった。とりあえず分かった。安心。

・こういうのって「こんなコンディションの悪い状態がいつまで続くんだろう!?」という先の見えない不安が渦巻いて、手っ取り早く回復したいあまり効果の低い手段に飛び付いて結果長引くということがよくある。とりあえず目処が立つ、というのは不安への重要な処方箋だと思う。


・今回の絶不調を経て気付いたことをメモしておく。

・私の場合、体調の悪さは部屋の散らかり具合と比例する。つまり、しんどいときは片付けられない。自分のコンディションを測る目安として視覚化された情報は重要だから、日々散らかりっぷりをチェックするのは割といいかもしれない。あるかどうかは分からないけど写真を撮ったら「100%散らかってます」と教えてくれるアプリなりAIがあったらいいかも。

・「やらなくては」と思っていることはできた。食事とか。その片付け(洗い物や洗濯など)ができない。逆説的に言えば片付けを「やらなくていい」と思っているらしい。まあそれはそうか。ご飯片付けなくても死なないけど、ご飯食べないと死ぬもんね。優先順位としては正しい。ちょっと極端な気もするけど。

・さらに話を展開させると、私は体調が悪いときでも「やらなくては」と思っている限り、やれてしまう。体を動かしてしまうという問題がある。これはあんまりよくない気がするな。

・でもこれは自分の衝動みたいなものなので、強制的に休みを取らせるよりも、行為の負荷を減らす方向に動いた方がいいのかもしれない。カップ麺を常備しておくとか(実際これは今回いい方向に機能した)。

・実際、難しいこと(ソシャゲとか、ドラマアニメを観たりとか、読書とか)はできないわけなので、食事とか入浴とかに全振りしていいのかもな。生存が第一。うん。生活が困難なときには、まず困難から脱することだけ考えよう。これは決定。


・『暗号学園のいろは』にハマっている。週刊少年ジャンプで連載中。三連休で絶不調のなか、ジャンプのバックナンバーを読み返していた。一回読んだものは頭の機能が働かなくてもそこそこ読めるからいいね。

・好きなキャラはいっぱいいる(そもそも無茶苦茶登場人物が多い)けど、やっぱり主人公のいろは坂いろはくんが好きだ。東洲斎さんも好き。あの二人の友情ガチっぷり、見ていて気持ちいいほど極端でよい。

・いろはくんも連載初期に比べればだいぶ暗号が解けるようになったのですごいなって思う。

・私は全然解けない。「へえ〜」と思いながら雰囲気だけで暗号学園を読んでいる。学生時代に「暗号が解けるようになりたい」と思ってかじったことがあるけど、全く適性がなくて諦めたことがある。いろはくんはすごい。

・戦略(ゆめ)を描けるのもすごい。かっこいいな〜。

・あといろはくん以外に男性キャラがいないところも好きだ。ツイステもヒプマイもそうなんだけど、登場人物の性別に極端な偏りがあることから生まれる多様性を見るのが楽しい。私にはよくわからないんだけど、所謂「共学」状態って、なんか性別役割期待が生じるような感じがしてしまう。無意識に何かを求められているような、そういう気分になってしまう。

・登場人物の性別に偏りがあると、そういう期待が発生しない(気がする)ので楽だ。いま男女別学はあんまり流行ってないみたいだけど、目くじらを立てて消し去るべきことでもないと思う。同属性が集まれる同質性の安心感も、別属性が集まれる刺激も、どちらもあればいいよね。

・『暗号学園のいろは』に話を戻すと、特に好きなキャラは夕方多夕。

・髪型がいい……。短冊みたいな毛束と、自分を「キャワユイ」と言えてしまう普通の自尊心が、見ていて落ち着く。可愛い。かっこいい。たゆたん好きだ〜。

・濃姫家雪さんも好きだ。鬼のように強い女キャラがいっぱい出てくるとうれしい。今どき少年だけがジャンプを呼んでいるなんて誰も思っていない。女キャラがたくさん活躍をしている漫画を読めるととてもうれしい。

・「女性キャラの活躍を見たいなら少女漫画を読めばいい」と言われがちだけど、「少年漫画で少女の活躍が読みたい」と思うのはそんなに不思議だろうか。だって作品のジャンル自体が全然違うじゃん。

・少年漫画には少年漫画の文法やお約束がある。そのルールを女キャラにも適用した漫画を読みたい。そんなに分からないものか?不思議だ。

・こういうことをつらつら書けるようになっているということは、やっぱり回復しているということだな。うれしい。明日はもっとよくなるといいな〜。とりあえず帰ったら片付けをしよう。

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