リハビリとだっぷん

リハビリとだっぷんは切り離せない。
かなりの高確率でだっぷんするからだ。

車椅子に乗り、手足もあまり動かない頃オムツをはきながらバルーンを付けてリハビリをしていた。
病気する前は1日2回ウンが出る活発な腸の身体だった。
入院してからは寝たきりということもあり、オムツとバルーンなのでトイレにも行かず、3日ぐらい排便がないとホジホジしてもらうという生活だった。
それが立つ練習をする様になってからは出るようになったのだ、リハビリ中に。
リハビリで立つと、不意にお腹がキュルキュルなる。
そして、あれよあれよとだっぷんする。
ウンが出るのは、立つ事で血流が良くなるからか、重力がかかるからなのだろう。
我慢しなきゃと思いきや、それも叶わない。
肛門括約筋も動かなくなっているので、歯止めがない。
せめてもの救いは、便秘気味なのでウンがコロコロだということだ。
理学療法士さんには何度となく迷惑をかけた。
申し訳ねぇし恥ずかしかった。

退院後も歩いている時に5回ほどだっぷんした。
肛門括約筋の偉大さを感じる。
最近は少しマシになってきた。
復調傾向の黄門様に感謝しなきゃ。

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