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ボリビアの交通事情(1)ミニバス

ラパスには、さまざまな交通機関があります。
なかでも、ミニバスという交通機関は定番中の定番!

バス、とは言いますが、写真の通り、乗り合いのバンです。

決めては、なんといってもその安さ! (一律2ボリ=30円)
小回りがきくので、地元の人がよく使います。

<行先の探し方>
車の前面に、手作りパネルで表記されています。
例えば、プラサ・アバロア(アバロア広場)に行きたい時は、
「PLZ AVALOA」と書いてあるプレートを探します。

猛スピードで走ってくる車のパネルを確認するのには苦労しますが、
自分の行き先が書いてあるパネルのバスを見つけたら、手を挙げましょう。
毎日使っていると、動体視力がつきます。

<乗り方>
補助席までぎゅうぎゅうに詰めて乗るので、詰めて座りましょう。
ブエノスタルデス(こんにちは)、等、乗り込む際に挨拶するのが基本です。

満席になった場合、補助席で通路がなくなるので、
後方のお客さんが降りる時は、前にいる人も降りないといけません。
効率が悪いですが、協力しあうのがミニバス流。

<停留所>
実は、ミニバスには停留所がありません。
道のどこでも、手を上げれば止まってくれますが、
基本的には「道の角」で止めるのが暗黙の了解。
(車の流れを妨げないようにするため)

乗った後、止まりたい場所が近づいたら、
「エスキーナ、ポルファボール!」(=角で止めてください)
と声を上げると、止めてくれます。
おじいちゃん運転手の時は、大声で叫びましょう。

<料金と支払い方法>
片道一律2ボリ(約30円)なので、小銭の準備は必須です。
ミニバスから降りてドアを閉めたら、運転席の窓から2ボリを払います。
みんな短気なので、素早く降りて素早く支払うことがマナーです。

ミニバスに乗るイメージがつきましたでしょうか?
ラパスに来たら、ぜひ挑戦してみてください。

ウユニ塩湖の入り口、ラパスより

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