各民放の平日の22時から0時のテレビ枠はニュース番組の総取り合戦の時間帯だ。

どこのチャンネルをつけても取り上げるニュースは大して変わらない。

視聴者をファン化するにはメインキャスターの存在が一番大きいだろう。
当然、メインキャスターを取り巻くコメンテーターやお天気お姉さん等も算定基準に含まれる。

私個人はこの時間帯のニュースはリアルタイムで観ることが少ないため報道ステーションに特に思い入れはない。

　
しかし先週メインキャスター古舘さんのラストということもあり観ていた。
なぜ古舘さんが降板するのかは当事者でない私たちでは分かりはしない。
一番驚いたのは番組のラスト10分は古舘さんのワンカットだったということだ。

通常番組が終わる際は色々な関係者がメインキャスターに一言ずつ添えながら
花束を手渡すのが慣例というより当たり前の幕の閉じ方だが番組ラスト15分は完全に古舘劇場路いう名の
独壇場だった。

その表情、言動には一片の悔いなしという言葉以外見つからなかった。
男が男に惚れた瞬間だった。