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小惑星おぼえがき:Cupido(クピド)763

おはようございます。鈴木でございます。
本日はキューピッドでおなじみのクピドでございます。

Cupido(クピド )763

特徴・説明

西洋占星術において、クピドは恋愛や美的感覚、美的なものへの愛情を象徴する天体として扱われています。この名称は、ローマ神話の愛と美の神・キューピッド(Cupid)から取られています。

キューピッドは、神話上の愛の神であり、翼が生えた小さな天使のような姿で描かれます。弓と矢を持っており、誰かを射ることで恋愛感情を引き起こすとされています。この伝説から、クピドは恋愛や愛の力を象徴する天体として位置づけられるようになったとされています。

また、クピドは美的なものへの愛情も象徴するとされています。これは、美の神・アプロディーテ(Aphrodite)と同様に、美的感覚や芸術的才能を司る天体としても扱われています。

なお、クピドは近年では、恋愛に限らず、コミュニケーションや人間関係など幅広い分野で関連する天体として注目されています。

恋愛、ロマンス、愛情、結婚、パートナーシップなどのテーマを表します。

クピドが強い出生図の人は、ロマンチストであり、愛に深く理解を持っていると言われます。また、パートナーシップを重視し、結婚に熱心であるとも解釈されます。
一方で、クピドが弱い出生図の人は、愛やロマンスに興味がなく、パートナーシップに対して消極的であるとされます。
他の天体と形成するアスペクトによっても、その解釈が変化します。たとえば、クピドと金星がトリン(120度)のアスペクトを形成している場合、ロマンチックな愛を重視する人であるとされます。
クピドが特定のハウスにある場合、そのハウスのテーマに恋愛やロマンスが影響を与えるとされます。

クピドが強く出るアスペクト例

  • クピドが太陽や月と強いアスペクトを形成する場合:自己表現や自己主張の強い個性を持ち、恋愛や芸術表現において自分自身を表現することが得意な人が多いです。

    • クピドが金星と強いアスペクトを形成する場合:恋愛や美的センスに敏感で、ロマンチックな性格を持つ人が多いです。

    • クピドが火星と強いアスペクトを形成する場合:情熱的でアグレッシブな性格を持ち、恋愛や競争において勝利を追求することが得意な人が多いです。

    • クピドが木星と強いアスペクトを形成する場合:社交的で、人々とのつながりや文化的な交流を楽しむことが得意な人が多いです。

    • クピドが土星と強いアスペクトを形成する場合:責任感が強く、自己抑制力が高い人が多いです。恋愛や芸術表現において、自分の能力を最大限に引き出すために、努力や練習に打ち込むことが得意な人が多いです。

解釈例

クピドが2室にある場合、金銭や財産に対する愛情が強く、経済的な安定を求める傾向があります。また、自己価値を金銭的な成功に関連付けることがあるかもしれません。

クピドが4室にある場合、家族や家庭に対する愛情が強く、家族やパートナーに対して愛情や感情的なサポートを与えることが好きです。また、家庭的な価値観が強く、自宅や居住地に愛着を持つ傾向があります。

クピドが6室にある場合、健康や福祉に対する関心が強く、他人を助けることが好きです。また、恋愛やパートナーシップにおいては、実用性や合理性を重視する傾向があります。

クピドが9室にある場合、精神的な探究や哲学、宗教、旅行に対する興味が強く、自分自身や他人についての深い理解を求める傾向があります。また、知的な刺激や文化的な体験を好み、パートナーと共有することも大切にします。

クピドが12室にある場合、非現実的な恋愛観を持ち、夢想的な愛を求める傾向があります。また、内面的な豊かさや精神的な満足を求めることがあり、社交的な場や大勢の人々との交流よりも、一対一での深いコミュニケーションを好むかもしれません。

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