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『Noteに彼氏の求人広告を出しました。あれから一か月・・最近どない?』さとうひよりさんにセルフインタビュー!


―― 久しぶり!髪切った?

 タモさんみたいな入り方するなよ!今日はアレの続編を出そうってことでね、羊のヒモリさんにお越しいただいてインタビュー役をお願いしました!

―― このインタビュー要は自作自演だもんね。で、彼氏できた?

 それ、最近リアルの知人は挨拶代わりにもれなく聞いてくるよ。「よっ!彼氏できた!?」って。

―― まあそんな話も焦らずおいおいね。何はともあれ、とりあえずハネたね!!!おめでとう!!!

 いや、まさかこんなことになるとは・・人生って本当何が起こるかわかんないね・・

―― フォロワー一日で600人くらい増えたもんね。あれは見ててびびったわ。

 携帯の震えが止まらないし、状況が分からなくて自分の手の震えも止まらないし。web系のお知り合いに「あの・・私ってもしかして今バズってますか?」って聞いたくらい。

―― で、どうなの実際?バズってた?

 「バズる」って結局、何なんかね。うんとね、数字で言うと7万PVくらいでした。PVっていうのはページビューって意味らしいんだけど、単純にあの記事を7万回見て貰ったってことだと予想。私も一年前までPVってプロモーションビデオのことだと思ってたくらいの人なので・・

―― それってどのくらい凄いの?

 「企業がよく出してるスポンサー付きの記事でそのくらいなこともあるから、全くの個人が出したものでそれは自慢していいと思いますよ」って言われた!から自慢した!いえーい。

―― まあでも、本当に嬉しかったのってもっと違うことじゃない?

 そうなの!あれを書くときにお友達がたくさん協力してくれて、ああ私『~TOKYOに生きる独身女性の孤独と闇~』みたいな生活送ってたつもりだったけどそうじゃなかったんだなって思えた。あと、かっぴーさんがフォローしてくれた。

―― かっぴーさんってあの今をときめくweb漫画家のかっぴーさん!?出る作品は毎回チェックして友人にススメまくり、ボウリングオフ会にまで行って全く目が合わせられなかったあのかっぴーさん!?

 説明ありがとう(笑) そうなの。今回自分の予想外の出来事になったけど、反応に対してファボつけてお礼したりできたのは「SNSポリス」を読んで予習できてたからだし。

「かっぴーさんのSNSポリス」
http://kakeru.me/twitter/snspolice-1/

 あれは私みたいなweb若葉マークの人間にとっては教科書みたいなものだよね。昔、進○ゼミから届いてたDM漫画によくあった「あっこれチャレ○ジでやったやつだ!」って気持ちに何度もなった。
あとはやっぱり応募も含め、応援してくれる人がたくさん現れたこと。それに尽きると思う。

―― じゃあ早速、実際の応募や反響に対しての感想なんかも聞いていこうか。それではここで一旦CMはさみましょう。シーエムーーーーーー!

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   スチャチャラ♪チャラ♪
   チャッチャッチャー♪
  『この番組はー特にスポンサーは
   居ないのでー
   皆様からの投げ銭で
   お送りしておりますー』

   投げ銭記事⇒求人裏話『BUCCHAKE』

・王様のみみはロバのみみ
・「一次面接なにしたん?」レポート!
・選考通過者の意外な共通点
・「ネット使わないと彼氏できないんだ~」ってそんな訳あるかーい
・『こんな方が活躍しています!→巨乳好き』に隠された”深いワケ”。

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―― で、どうよ応募?

 凄かったよ!!!まず応募してきてくれた方、128人もいた!!せいぜい物好きな7人くらいしかこないと思ってた・・数もまあ嬉しいけど内容の方が嬉しかったよ、やっぱり。色々工夫を凝らして文章を書いてくださったり、パワポ作ってくれたり、履歴書のフォーマットの経歴のところに「平成○○年 大学のサークルで知り合った女性と交際」とか書いてあったり(笑)。一人一人のを何回も読んだし、返信作業もあるから凄い時間かかっちゃった。当時は毎日明け方までいろんな対応をして、最初の選考通知出すまではぜんぜん寝られなかった。
なかなか直接のリアクションも取れなかった分、「まずそもそも募集自体本気なのか!?」とかハラハラさせちゃっただろうな。それで、それに対して気負っちゃってた部分も確かにあったし。でも、やっぱりメールを読み返すたびにあたたかかったし、感動した。冷やかすような人、意外と全然いなくて、ぜんぶラブレターだったもん。

―― 周りの反応はどうだった?

 最初は本当にやったんだ!っていうのが一番多かった!私からしたら「やるって言ってたじゃん!!」って感じなんだけど、冗談だと思われてたみたい。
段々事が大きくなってきて取材して頂いた記事がYahoo!トップになったりしてからは、それを見て連絡してきてくれた友達も多くて。地元の男友達が「さとうひよりを褒め称える会」ってライングループ作ってくれて「でかした!」って皆で褒めてくれたのが超嬉しかった。
あとは元々いた数少ないファンの方からメッセージ頂いたり、普通にリアルで新しく知り合った方たちが私を知ってくださってて「本物ですか!?」って言われたことがわりとあって「わー有名人みたい!!」っておもった。それも感動して泣いちゃって「握手してください!!」って言って握手して貰ったんだけど、普通逆だよね!(笑)

――ノートの中で始めたブログで「最初に0.5次審査で32人に絞って、最終的に7人の人と会うことにした」って書いてあったよね?あれはどうやって決めたの?

 この求人はね、そもそも私の本当に個人的な企画だったの。でもさすがに自分一人で考えられるキャパを超えてしまって、極限られた人数の「人事部」っていうグループラインを作って方向性くらいは友達に相談することにした。そこで、お返しするメールはこんな文面でどうかな?って見せてみたり。人事部選抜メンバーはそれぞれ面識がない子もいたんだけど、共通の目的があるからか息もぴったりで。例えば「ひよぴは職種で言うと営業さんタイプよりクリエイタータイプの方が合うと思うな」みたいなことを話し合ってくれたりした。その意見を持ち帰ってもう一度自分で頂いたメールを見返して、いいなと思う人をピックアップして・・という感じ。
あと募集条件の「心の広い人」っていうのはみなさんあてはまってたなー。世間に勝手なことをいろいろ言われて急される中で「もし自分が採用されなくても、参加できただけでワクワクしてるから焦らなくていいですよ」って伝えてくれたり、お祈りメールに対しても「残念だけど、これからはファンとして応援してます!楽しみにしてます!」って返信をくれたり。めちゃくちゃ救われたし、励みになりました。誰になにを言われてもいいけどさ、せっかく応募してきてくれたひとに嫌な思いさせるのは絶対いやじゃん。

――なるほどね~!でもよかったね。長女で人に頼るのがニガテで一人でなんでも決めて勝手にやっては一人で落ち込むひよぴが、初めて人を頼ることを覚えたなんて・・

 本当にねーー!大体今回こうやってたくさんの方に知って貰えたのは多分、まずお友達が「自分の友人が彼氏を募集しています!ふざけているようですが真剣です!」ってコメントをつけて拡散してくれたからなの。それを今度はウェブ系のお知り合いがぜんぶ拾ってくれたりして。そこから今度は「話題になってる」ってことで興味を持ってくれた人が増えた。本当に人の力に助けられた。だから真剣に選ばなければ・・!って今まさに困ってるんだけどね(笑)

――困ってるの?やっぱり誰かを「選ぶ」って勇気がいるしね。

 今の状況としては、7人中6人と実際に会ってお話をしてそのうち何人かは二次面接である「お食事」に行ったところです。(※お一人はなんと当日面接にいらっしゃりませんでした。あの時リアルタイムで励ましてくれたツイッターの皆様ありがとうございました!)
一次面接では予め質問のリストを作って本当に「面接」したから「本当に面接なんですね!」って全員に言われた。その7人の方とは実際にその人と付き合う”イメージ”が特にできて、かつ「お付き合いに至らなくても、お友達として関係も続けられそうだ」っていうところからの人選だったのね。で、会って普通に害がない方だって判断したらあとはラインとかの連絡先も交換して「二次面接」「最終面接」として建前のスタイルは取るけど、結局判断はデータではなく人間味のあるお付き合いができるかだなって考えてたんだけど。面接以来ほぼほぼ音沙汰がない方が多くて、だからリアクションとれないの・・

――ありゃま!

 私あんまり自分から他人に連絡するタイプではなくて、結構ラインとかのやりとりがニガテなので、頻繁に連絡を取るであろう彼氏はわりと向こうから連絡をくれるタイプだと気楽で嬉しいなっていうワガママな気持ちはあって。じゃないと自然消滅待ったなしだから(笑)。やっぱりそこがね。活躍する人物「面倒見のいいひと」でしょ!
でもどうなんだろう・・多分皆さん「自分以外の誰かが選ばれる」って思ってる。書類審査をあんなに頑張ってくれたから、あとは自動的に「選ばれるか落とされるかどっちかなんだろうな。」って感覚なんだと思う。「記念受験」的な気持ちもあっただろうしね。そこが「求人」っていう建前にしてしまったことの困ったポイントの一つかも。だって私がお祈りされる可能性だって充分にある訳だし!むつかしいねー、男女って!

――多分、ひよぴが求めてたのって「お見合い」じゃなくて「恋愛のキッカケ」だったんじゃない?

 そうなの!だって書類選考ってことで理屈やデータ上の判断はもう済んでる訳でしょ、そのあとの判断材料を得るには生身の人間の付き合いをしないと。だからね、お食事とかデートは楽しかったし、これからもどうなるのか楽しみ。
ありがたいことに今はいろんなお仕事の話を頂いててめちゃくちゃビジネスリア充だし、企画としては大成功だと思う。でも「恋愛をしよう」って決心したんだから、やっぱり誰かのことをすきになるってことがまたできたら嬉しいな。
月9の主人公とかよく「恋をとるか、仕事をとるか!?」みたいなこと悩んでるけど、どっちも上手くいった方が楽しいじゃん。どっちも掴む気だよ私は!石○さとみばりに!!

――無理しすぎずがんばってね!今日はありがとう!

 ヒモリさんありがとう!やっと話せた。ほっとしたー!
多分、どう転んでもハッピーエンドにはなると思います。私の人生なので!だから楽しみにしててね。きっとこれからも面白いよ。

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果たして「noteで彼氏の求人広告を出す」というクレイジーな企画はどうなるのか!?またご報告できる日をお楽しみに☆

ライター:さとうひより
インタビュワー:羊のヒモリさん
撮影協力:kanata.

投げ銭記事⇒求人裏話『BUCCHAKE』もよろしくお願いします!

6/28 完結しました!
『noteに彼氏の求人広告を出しました』選考結果発表

たくさんの応援ありがとうございました♡


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