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初めての日帰り一人旅 沼津

東海道線に乗って沼津へと向かった。JR東日本とJR東海は車両が異なるので、新鮮な気持ちだったのをよく覚えている。
それに、静岡を訪れたのは生まれて初めてだ。私の気分は高揚していた。

しかし、熱海から沼津は思っていた以上に距離が長い。
というのも、熱海〜函南間のトンネルのせいでそう感じているのだ。
当然また電波は繋がらす、書を捨てたことを後悔した。

ぼんやりと音楽を聴いている間に、沼津駅に到着した。

確かに、沼津という地名はラブライブで知れ渡ったかもしれない。
しかし駅が想像以上にそれをゴリ押ししていて、驚いた記憶がある。
この後沼津には数度行くことになるが、毎回アピールの本気度に驚かされる。

駅の近くにあるショッピングモールの様な場所も、こんな具合だった。

もうこれでは完全に「ラブライブの街」である。ここに置かれているノートは書き込みが出来たはずで、自分自身も何かを書いた記憶がある。
恐らく「聖地巡礼!」みたいなことを書いたはずだ。土産は買わなかった。荷物になるからだ。それに熱海に戻るのだから買わなくていいか、とも思っていた。
何となく沼津に申し訳ない。しかし今回は三島と函南をスルーしているので、申し訳なさはそちらの方により強く感じている。

有名だというアーケード商店街もこの通り。

これほど町おこしでアニメキャラクターが使われまくっているのは、珍しい気がする。
沼津からしたらラブライブというコンテンツは、良い薬になったことだろう。

ここで昼食をとることにし、アーケードを散策して探し当てた食堂のご飯。

店の外装や名前は一切覚えていないが、訪れたことのない地で食べたリゾットは美味しかった。

沼津港にでも行きたかったが、残念ながらあまり時間がなく断念。結局、今に至るまで一度も行けていない。
沼津にはお別れを告げ、切符を買い熱海まで戻ることにした。
長い長いトンネルを通って。

書は友であり、愛人である。長旅の際には一冊持ち歩くことをオススメしたい。

※これは2017年12月の思い出を書き起こしたものです。情報が古い可能性もあります。

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