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転居後日談

山のような段ボールをほぼ一人で開封し終えてから、ここのところ泥のように眠る日々。

夫は自分の分をやって、あとは仕事の準備。
役割分担なので不満は無い。けれども、本当に、本当に、引っ越しの準備と荷解きは骨が折れる。

5歳の転園先が決まらないままの引っ越しだった為、ひとり気ままに荷解きするわけにもいかず。わぁわぁ!遊ぼう!とせがまれるのをあーだのこーだのピーチクパーチク小競り合いしたり、古のWiiを引っ張り出してやっててもらったり。

親戚も知人もいない夫多忙子連れ預け先なしの引っ越しは、世間の皆様方からやいのやいの言われようがそんなの壱百満%承知の上でメディアに頼る。
そうじゃないと、日常生活とは程遠い衣食住の毎日が続く。一生「あれはどこの段ボールだの・あれがないだの・これがないだの」無駄な捜索時間と疲労とメンタルが削れる音ばかり部屋に響くから。

まぁ、詰めたのも私・出すのも私の引っ越しなので、そこまで捜索に割いた時間はあまりなかった。それくらい、把握してたし、何より多分6畳一部屋分くらいの物を手放して引っ越したから。

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新居に入らない家具・長年連れ添った2人がけソファ・服・食器・いつか作ると言いながら数年使わなかった製菓グッズや果てはマル秘日記帳まで。
あらゆるものに、感謝の気持ちを込めてありがとうをした。

個人的に思い入れのあるものは塩をひとつまみふりかけてお別れするんだけれども、途中から塩がなくなり。そのタイミングで棚の奥底に眠っていた"ミルに入ったピンク岩塩"が発掘された為一瞬ゴミ袋の上でミルを構え…

「いや、ありがとう、ゴリゴリ…じゃないでしょ」

と我に返ってお礼だけ告げて物たちにサヨナラ。

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数回目の転勤で、嬉しい発見があった。
以前は住んでる土地を離れる=オールゼロ&オールフリー・残念ながらあなたのセーブデータは消えました的な虚しさがあって。多少やさぐれてた。「どうせまた引っ越すんだから。顔見知りも・病院も・美容室も・スーパーもクリーニング屋もATMの場所も全て0から」

前回の引っ越しはそう思っていた。
けど、今回の引っ越しは何故か「今までの各地域に住んだあったかい思い出と嬉しかった出来事・美味しかった物や好きだった場所」の記憶ストックがものすごく充実していて。

嫌だったドイヒーな思い出は、まぁ思い出せばあるけど、それより懐かしプレイスの情報を夫と「そうそう!◯◯市のあの店のデカ盛りすごかった!」なんて笑って話せた。

頭の中に100均の名刺ファイルみたいなのがあって、その中にいろんなお店の名前や場所の記憶がファイリングされてる感覚。

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家の掃除と片付けも前より上達。新居に荷物が届く前、ひとりスプラトゥーン(やったことないけど)ばりに、フローリングからキッチン・クローゼットやトイレまですべて拭いた。
ハウスクリーニングは入っていたけど、これをやると、自分の家になった気がするから。

そんなこんなで、やっとキッチンで料理が出来て、衣食住整ってきた…からの疲れドットコム。で、爆睡。よしよし、今までよくやった。毎日よくやってる。寝よう。ってな感じで。

まだまだやることはあって、家庭保育がまだ続く&療育の手続きなど。やることBOXの中は減ったと思ったらどさどさ増えるの繰り返し。ぼちぼちやろう。

お絵描きの時間だけはまだ、段ボールに入ったまま。


おやすみなさい。

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