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#神域リーグ チームゼウス観戦記_第25試合 ~熱く冷静に追いかけろ!~

概要 

そうそう使う機会が無いけれど、一度は言ってみたいセリフ。
『前のヤツを追って下さい!全力で!!』

神域リーグ第9節の、
チームゼウス視点アーカイブはこちら↓

※脚注
選手への中傷行為などに繋がらない様に注意されたい。公式からの案内を、記事最後の引用欄に貼付けておく。

また、本記事中の画像は筆者が大会ロビーから牌譜SSを拝借している。
卓や牌のレイアウトが本放送とは異なるが、ご了承頂きたい。

観戦記初回はこちら↓

前回観戦記はこちら↓


ハイライト

いよいよ残り2節。25戦目、Fra選手。
自身もあと2試合、全力でやりきって欲しいところ。

チームアキレス:多井隆晴監督
チームアトラス:白雪レイド選手
チームヘラクレス:因幡はねる選手
チームゼウス:Fra選手

最終節の卓組みは固定のため、
今節のアキレスは監督の3連投が確定している。

レイド選手の上家にたかちゃん監督は好都合か?
チームゼウスは猛追したい!


東2局 0本場:いったん深呼吸だ!

開局は横移動で首位アキレスのレイド選手が親番。
高打点を被せるか、あるいはさらっと流したいこの局。

役牌の東をポン進行で順調だったFra選手だが、
一打だけ焦りを感じた。

2pポン、打6s

ここで完全イーシャンテンとしない打6s。
4p残しに大きなメリットはなく、単純に自己都合で進行して良さそう。

ただ、結果的には7sポン → 58m待ちにて見事にさらっとツモ和了りに成功!
アトラス封じへと局を進めた。


東3局 0本場:あの漫画に出てくる金言を。

次局、好配牌に恵まれるFra選手。
ここはチャンスだがちょっとタンマだ!

ツモ4s、打3p

一気にテンパイしたものの、自身で1枚使いのペン3m待ち。
そして打点もリーチのみという状況。

Fra選手はここは打3pでトリダマとしたが、
この巡目であればテンパイ取らずの打2mが最有力か。

もちろん、テンパイにとるのも良い判断。
ただし、その場合はさっさとリーチを打つべきだろう。

『取るなら打て、打たぬなら取るな』
打姫オバカミーコ3巻23話に出てくる、あまりにも有名なセリフだ。

東場は少々あたふた感があったが、やはりセンスのあるFra選手。
ここから少しずつ立て直していく。


南2局 1本場:本日のスーパープレー!

因幡はねる選手がここまでの苦労を糧に、
快調に点数を増やしていく展開。

南2局、ドラを抱えたチャンス手のFra選手。
あれよあれよ、と手がのびる。

ゼウスの予言(ツモ赤5s)

6巡目にして平和ドラ4の強烈なテンパイ。


リーチで勝負にでた!

渾身のリーチ。
100点満点中250点ぐらいのスーパープレーだ!

ダマでロン8000、ツモ3000/6000も平時なら悪くない。
しかし、アトラスを追うにはこの手を8000点で終えたくない。

ロン12000、ツモなら4000/8000の親被りをさせに行って良い局面だろう。

そして、このリーチが報われないのが麻雀というゲームだ。
結果はなんと【守護神】王牌選手の1m2枚止めで流局。


オーラス:ゼウスは欲張り

はねる選手の一人浮きとなり、2~4位が大接戦のオーラス。
僅差の親番、判断が難しいFra選手だが……

ツモ6p、打北

ゼウスは欲張り。
チームカラー的にも何となく分かるのだが、
巡目を考慮すると流石にやり過ぎだったか。

確かに小さく和了っても、次局ツモ親被りで捲られるケースは多い。
ただし、横移動を耐えるメリットもそれ以上に大きい。

ましてや、この手は素直に3mを切っておいても
ツモ5m(456三色)で超高打点の可能性が十分残っている。

最悪の結果や最高の結果ばかりに想像がいきがちなのは、
麻雀あるあるな思い込みといえよう。

検討配信でも、たろう監督が自虐を交えつつ思い込みを指摘していた。

たかちゃん、絶不調

最後は2000点をレイド選手に和了り切られて、悔しい真下の3着。
まだ1着順差だったので、優勝の目はじゅうぶん残る。

Fra選手には、最終節のCランク卓にて大暴れを期待しよう。
それではまた、次回の記事にて。


引用・参考

打姫オバカミーコ(片山まさゆき、竹書房)↓

神域リーグ公式からのお願い↓

神域リーグ本配信 第9節(第25~27試合)アーカイブ↓



↓次回観戦記はコチラ


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