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#神域リーグ チームゼウス観戦記_第11試合 ~切先~

概要 

書くこと無し!! 閉廷!!!!!!
(好守こそあれど、相手が流石に絶好調。)

神域リーグ第4節(第10~12試合)の、
チームゼウス視点アーカイブはこちら↓

※脚注
選手への中傷行為などに繋がらない様に注意されたい。公式からの案内を、記事最後の引用欄に貼付けておく。

また、本記事中の画像は筆者が大会ロビーから牌譜SSを拝借している。
卓や牌のレイアウトが本放送とは異なるが、ご了承頂きたい。

観戦記初回はこちら↓

前回観戦記はこちら↓


ハイライト

鈴木たろう監督が見事なトップを持ち帰り、
一気に浮上といきたいチームゼウス。

天開司選手がバトンを受け継ぎ、次の卓へと向かう。

相対するのはこの面々。
チームアトラス:ルイス・キャミー選手
チームアキレス:郡道美玲選手
チームゼウス:天開司選手
チームヘラクレス:渋谷ハジメ選手


Result

12000ロン
ドラ単騎ツモ
高目(タンヤオ)ツモ
止めのオーラス、一発ツモ
おまけの裏裏
嵐のような半荘

勝てるわけがない。

なんと渋谷ハジメ選手が、
東1局残り1000点(親倍放銃)から捲ってトップ。

怒涛の和了りを眺めるしかないという、厳しすぎる展開。
それでも3着で耐えられるのが、天開司という男の強さだろう。

本当に、特筆すべき点が無いほどに怒涛の半荘であった。

なのでここから先は、筆者の自分語りで〆ようと思う。
それではまた、次回の観戦記にて。


東1局 1本場:守備意識の高さ故に

全体的に、高打点への放銃を避けて
素晴らしい耐えを見せた天開司選手。

そんな中で敢えて注文をつけるとするならば、この場面であろう。

ツモ赤5p、打6p

3面張を早めに固定する打6p。
7pの出やすさにも繋がるため、一概に失着とは言い難い。

ただ、今回は自身の手が最高クラスに勝負手だ。
4mや6pの受け入れを拒否してまで、
白や發を抱える(絞る)必要があるかは微妙なところ。

字牌は巡目を追うごとに、鳴かれる確率や放銃率が上がっていく。
『字牌から切れ』と最初に教わるプレイヤーも多いだろう。

この場面においては、天開司選手の高い守備意識こそが、
かえって邪魔をしてしまったといえる。

私(氷室谷)の愛する漫画「ヒカルの碁」から、興味深い表現を引用する。
相手の剣先が見える様になったからこそ、斬られることを恐れてしまうのだ。

麻雀は強くなるにつれて、判断要素や選択肢が増えていく
だからこそ難しく、悩ましくなっていく。

天開司選手は経験値の豊富な名プレイヤーだ。
だからこそスリムに構えてしまう。

郡道美玲選手を筆頭に、攻撃型の打ち手に対して苦手意識が強いのも、
そうした部分が原因だと考えられる。

克服するには、打数という名のさらなる経験値が必要になる。
強者が強くなるには、積み重ねるより他にないのだ。

天開選手やFra選手の字牌捌きは、チームゼウス全体の課題とも捉えられる。
乗り越えられれば、もはやこのチームは無敗無敵の神となるはず。

それは決して、おとぎ話や神話ではない。
いつかの現実として、楽しみに待っていよう。

それではまた、第12試合の記事にて。


引用・参考

神域リーグ公式からのお願い↓

神域リーグ本配信 第4節(第10~12試合)アーカイブ↓

↓ヒカルの碁 第1話 ジャンプ+



次回観戦記はこちら↓


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