ハイパー呪術ギャグバトル 考察

アンソロ4コマみてえな題だな。最新話までのネタバレを含みます。


前提

髙羽の術式『超人(コメディアン)』…本人がウケると思ったイメージを現実にする。

仮説①:本人の確信の強さに応じて改変の上限が決まっている(弱ると強制力が落ちる)。逆に強制力が強くなると相手の思考や人の生き死ににまで影響を与えられるようになる。現実改変とは言っても相手の意思そのものを外力で捻じ曲げるような使い方はできない(それで笑いをとっても満足しなさそうだから)。
根拠①:天使の生き死に影響を与えた(価値観に合わない事象に抗う強制力がある)。羂索の変顔で笑った後の攻撃では手応えがあった(こいつの方が自分より面白いと思って確信が減り強制力が落ちた)。

心境の変化(241話)

寂しくなくなるために自分を知って欲しい。だからお笑いを始めた。が原典だがただ知って欲しいところから脱却し、100人全員にウケてもらうお笑いを再度志した。

仮説②相手に対してギャグを押し付けて満足する所から、何か一個でも笑わせられるまでボケ続けるし相手のリアクションも受け取る(相手をギャグが通じないと切り捨てるのをやめた)状態になった。

この仕切り直しで再び、髙羽が羂索を笑わせるためのギャグで改変が起こるようになった。違いとしては髙羽の無敵度が上がっている。これは相手がウケるまで何度だってボケる、どんなリアクションにだってへこたれず更にギャグを出す。という姿勢に反映されていると推測する。(これは独りよがりというよりむしろプロ根性ではないか?というかそういう違いがいくらかは出てないと流石に回想の意味がないぜ)

242話の攻防

やってることは髙羽が再現なくボケる流れ。上述の仮定により髙羽は一切疲れないし傷つかない無敵状態に入ったと思われる。

羂索側のリアクションとしては今まで有効だった手法を再度使うことにあると思われる。隙あらば自分のギャグで逆に髙羽の姿勢を崩し、過激なツッコミでダメージを通す。

単純なマジレス(宮城ね)などはどうも素で言ってるっぽい。お喋りなやつなので話が更にややこしくなんだよ!クソ!

特級叛霊 悪路王大嶽(この流れ将門公とかもいそうだな)で攻撃(羂索、単純にダメージを通したかった?)

トラックで轢く(髙羽のギャグ、轢かれた羂索はダメージ)

10:0でお前が悪い(羂索のツッコミ、素)

でも運転手さん呑んでたよね?〜金魚が死んだら(羂索ボケ返し、イニシアチブを取りに行く)

金魚緊急搬送!(髙羽更にボケ返し、ここで怯まないのが前回と違うところか)

除細動!君に決めた!(羂索再びボケ返しつつツッコミで攻撃、君に決めた!もボケ強度を上げる羂索のアイデア)

現代医療の…限界!(髙羽がノーダメなのでもう一回ボケる。羂索のリアクションは恐らく強制)

めっちゃ凹んだから〜それが凹んでる人間に対する…(更に髙羽ボケ、羂索は再びリアクションで切り返しにかかる。ナースの格好は自分は髙羽が嫌いじゃないのイメージ反映結果というのはちょっと納得した。)

元気じゃん(羂索、素)

じゃあジャンケンで決めよう(羂索が素面で突っ込むからボケ途切れないんじゃ…)

わたぱち生産再開ね(羂索、意図したボケ。髙羽はジャンケンのことしか考えてなさそうだから)

ジャカジャカジャン(髙羽、もうじゃんけんに切り替わってるから格好が解除されている。これを考えてたので上の羂索のリアクション強制まで思考が回ってなさそうという予想)

私のイメージすら取り込み…(ここまでで羂索が考えたこと(一部のボケ)や素直な感想(ナース服)が改変に取り込まれたことを受けての反応か)

問題!(髙羽ギャグ、止まる気なしかコイツ)

バカのフリしたバカはね(羂索、悪意あるツッコミ)

おもろいが〜(髙羽)高杉晋作!(羂索)

一群の素粒子なんという?(多分羂索、切り返せるタイミングで難しい問題を出した。恐らく魂の共鳴から連想ゲームしたやつが頭に浮かんだので繰り出したのだろう)

目医者〜逆恨みです!(羂索ボケ、負けじとボケている?)

人に言いづらいのは?(分からん。リアクションがダブっている。)

にゃんこ…!(多分問題のギャグはあそこで終わっているか答えてもしょうがないので髙羽切り返し、ここから上は想像しづらい。どっちもありうる。そんだけだ。)

私だよ!あ、それ(羂索ボケからのツッコミ、車に轢かせて様子を見ている?)

にゃんこが溺れている?(髙羽、ボケ。今助ける!もその後の流れのための強制か)

やったな!?ウフフアハハハ!こんなに楽しいのは何百年ぶりか(羂索の素直な感想が再生されている)

やっててよかった!(上を受けての髙羽の茶化し、そもそもルールをよくわかってない節があるし不謹慎と思ってなさそう)

ぼががががが(羂索、思考に入り込まれたのでツッコミで拒絶。ここら辺の流れがコミュニケーションと心の壁の関係を象徴している気がする。笑わせて拒絶反応という壁を破壊すると髙羽は勝負に勝つのではないか?試合には負けそうだが)

ファンタだー!(ツッコミにもう一回ボケ返し)

だがこのままでは私が負ける


攻防で徐々に精神的肉体的にガードが崩されダメージを負った。その上で強めに拒絶しても全く通らない。風向きが悪いことを自覚しての台詞。だが〜のかかっている部分はこんなに楽しいのは〜だと思う。というか、やっててよかったは本心かどうか考えだしたせいで上のチャートを作ることになっている。

いくぜ相方

相方が欲しいのも欲望として上がっていたのでそこを満たしてやることで術式を止めたいとの考えか?「やってる本人が面白くねーギャグが客にウケるのかよ!」があったのでここで髙羽の一皮剥けが本物だと結局羂索は笑ってしまう気がする。

笑わせ成功で羂索の意思を軌道修正するも術式の終了で髙羽はなんらかの形で戦線離脱…的な流れだろうか

所感

シリアスとギャグ補正のせめぎ合いみたいなのを大真面目に書いてて見れるものになってるの面白くないすか?あと領域!領域解除!領域!の中だるみ部分削ってもいいと思う。かしーもはあっさり死にすぎ。


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