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誰かの夢が叶うころ

海帆君の夢が叶いますように
海帆君のなりたい自分になれますように




そのために私ができることは一体何なんだろう?



気付くと最後の投票前、私は夫や友人達に投票をお願いしていた。

友人達はやや驚きながらも協力してくれた。
一番驚いていたのは夫だった。


今まで聞く音楽は邦楽ロックばかりで夫婦で野外フェスに行ったり、私が好きなバンドのライブを見に一緒にライブハウスへ行ったり、また逆に夫が好きなアーティストのイベントに参加したりして趣味を共有することが多かった。


野球についてもそうだった。
元々私が好きだった野球を一緒に見に行くようになり、気付くと私よりもルールや選手に詳しくなっていた。
私がずっと好きだった選手と夫が同じクラスだった事を聞いたのは結婚した後の話で、出会った当初から話してたのに何故!?と驚くこともあった。


「へー・・・、なんか意外・・・。」


夫に投票に協力してほしいと話したときのリアクションだ。
分かる。とてもよく分かる。

自分でも意外だと思っているし、人に投票を頼むという行動に一番驚いているのは私自身だ。


でもそのくらい初めて触れるオーディション番組、プデュは私にとって衝撃的だった。
だって参加しているこの子が望む未来は私の選択にかかっているのだから・・・。



今思うと私の選択がこの子達の未来を左右するというのは思い上がりもいいところだなーと感じている。
でも、その時はやや本気でそう思っていた。



しかし、今は違う。
このPRODUCE101の結果の話だけなら私の選択が影響するものもあるかもしれないけれど、参加していた練習生達が本当に自分の望む未来を掴めるかを左右するのは紛れもなく練習生達自身の努力と気持ち次第だ。


時間がどのくらいかかるかは分からないけれど、本人達が諦めなければチャンスの神様は何度も現れるって信じてる。
でも、チャンスの神様きっと恥ずかしがり屋でなかなか前に出てきてくれないかもしれないからよく目を凝らして探してみて欲しい。
絶対に前髪を掴める日は来るよ。



運命の2021年6月13日
結果はお読みくださっている皆さんがご存じの通り、私の推しである中野海帆君はデビューすることが叶わなかった。


デビュー評価パフォーマンスは本人の得意とするラップパートではあったものの分量としては決して多いとは言えなかった。
それでも限られたパートの中で印象に残るその声や表情やパフォーマンスに推していてよかった、と誇らしい気持ちになれた。
だからこそ望んだ未来を叶えてあげられなかった事に少しだけ落ち込んだ。


一番最初のnoteにも書いたが私は飽きやすい性格と自認している。
そしてもう一つ自認していることがあり、私は自分が良いと思ったものはみんな良いと思うはず!いう根拠のない自信がある。




「海帆君が望んだものとは違うかもしれないけれど、きっとここじゃないもっと海帆君が輝ける場所があるはず・・・。いや、ある。絶対にある。無いわけ無い。世の中が見つけないなんておかしい!!!!!」





そこから私は前回のプデュについて調べ始めたのであった。

その時にある方のツイートが目に止まった。



OWVというJO1になれなかった子達のグループがいて、その子達は吉本からデビューしている事。
そのグループの結成の経緯と現在の活動や吉本所属でよかった事などがとても分かりやすくまとめられていた。



「OWV・・・なんて読むんだろう・・・。」



グループ名は分からないままだけど、MV見てくださいって書いてあるし、デビューという希望がすべて消えたわけではないって事を教えてもらったし見てみるか・・・。


と、Youtubeでまだ読み方の分からない「OWV」を検索し、MVを見始めた瞬間見覚えのある子がいることに気付いた。




・・・この赤い髪の子、「プデュしてんなー」の子じゃない?






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