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エシカルコンシェルジュ講座7 自分のアイデンティティとは

ちょっと間が空いてしまいました。

講座も後半戦、7回目は博報堂の川廷さん。

よく目にするようになった、SDGsロゴの日本語版の翻訳を主導で行われてきた方です!


博報堂に勤めながら数多くの肩書きを持つ川廷さん。

その働き方や、今SDGsを広める活動の最先端にいらっしゃる理由、興味深くお話を聞かせて頂きました。


SDGsを推進している方ですが、きっかけを思い返すと、子どものころの自身の震災体験が大きく影響しているのだそうです。

自分自身の体験に基づいて、いろんな感情や周囲の環境などを振り返って

未来へ向かって自分が何ができるか?何をしていくか、を考える。

そうすると、自然とSDGs達成に向けた動きになっていったそうなんです。

実体験をもとに話されているからとても説得力がある。


それから、講座の中で印象的だったのは林業家の方に密着取材されていた時のお話。

未来の森を想像して木を切る。

(ジャニーズ好きの子に聞いた、ジャニーさんは履歴書の写真から10年後の顔が見える。という話を思い出しました)


過去、現在、未来、とありますが、今みているものややっていることって、公私問わず、未来のため。なことが多いなと思いました。

そう考えると、過去に倣う必要性ってなんなんだろう?もやもや

現在は刻々と変化しているし、未来はその積み重ね。現在の判断が未来を作っている。

過去を踏襲するかどうかは、現在を生きる自分が考えて判断するべきなんだよなと。

「温故知新」「古き良き」

先人の知恵を活かすことは素敵。過去生まれた様々な文明を引き継ぐかどうかは、未来のために今生きる私たちが考える責任があるんじゃないかなぁと。何も考えずに消費をしていくのは嫌だなと。改めて消費社会に結びつけて考えるきっかけになりました。


もうひとつ印象的だったのは、やはり広告会社に長く勤められている方なので

「コミュニケーション」という言葉が、今までの講座の中で一番使われているなーということ。

日本人が苦手としている部分かなと思います。

SDGsにも含まれていて日本が弱いとされている項目

「17 パートナーシップで目標を達成しよう」

まさにここの部分!広告って、そのためのツールですよね。


最後に、「企業人」としてじゃなく「私」として、自分の問題意識に沿って行動をするのは大切。自分の軸を大事に。

という言葉をいただきました。

うんうん。所属している枠組みにとらわれず、自分の問題として行動をしていけば、形になっていくと。

先端を行っている方にこのようにお話してもらえると、みんな最初は個人としてスタートしているんだよな。と自信をもらえるような気がします。

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