見出し画像

京都へ行こう❣️【95】

今回は、明治・大正時代の政治家、山縣有朋の別荘だった『無鄰菴(むりんあん)』に行ってきました。

現在予約制ですが、空きがあれば拝観できます。この日は予約せずに訪れましたが、すんなり見る事が出来ました。

まず最初にお座敷で『無鄰菴(むりんあん)』について、10分間の無料ガイドを聞きます。

この別荘の敷地は約1,000坪あり、庭園造りに
こだわりのある山縣有朋の指示に基づいて、
七代目小川治兵衛(植治うえじ)により作庭
された近代的日本庭園です。

【国指定名勝】

どんなこだわりかというと、
『苔庭』より『芝生の庭』の方が好き。
下の写真でも分かるように、芝生が広がっています。

東山を『借景』ではなく『主山』として背景に取り込む事を強く希望。
敷地内に流れる小川は、琵琶湖疏水から引かれています。

座敷から庭園を鑑賞する事に重点を置いた為、
建物自体は簡素なんだそうです。

クサボケの実

山縣有朋が故郷を懐かしんで植えさせたという
クサボケ。なるべく低く自然に見えるように
剪定してなじませています。

この辺りからは、苔のお庭が広がります。

手入れが行き届いた美しい苔を、ぜひアップにして見て欲しい。

奥に進んで突き当りまで行くと『三段の滝』があります。

ちょっとだけアップにしてみました。

この辺りは浅瀬なので、石を渡りながら撮影。晴れていたら綺麗なリフレクション写真が撮れそうです。ちょうど草のお手入れをされている所を見る事が出来ました。

茶室もあります。

お庭を一周したので、カフェスペースで休憩。
こちらにはいろんなメニューがあります。

私は、抹茶最中アイスと冷抹茶を頂きました。

一緒に行っていたリンクさんは、数量限定の
無鄰菴オリジナルどら焼きと白桃ジュース。
他にも村上開新堂のロシアケーキや、クラフトビール、スパークリングワインもありました。

菱形の窓が素敵だなと思って撮った1枚
丸窓にも反応!

いかがでしたか?
芝生が美しい緑豊かな庭園に大満足でした。
七代目小川治兵衛はこの後、明治を代表する
作庭家になります。

こちらは『平安神宮』や『南禅寺』から歩いて来れる場所にあります。という訳で、この後
『風鈴』見たさに平安神宮にも行きました。

平安神宮の風鈴は8月末まで飾られています。

この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

この街がすき