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京都へ行こう❣【155】

今回は、『椿の寺』として知られる『霊鑑寺』に行って来ました。

京阪『出町柳駅』より市バス(17・203系統)に乗り『錦林車庫前』で下車。徒歩約7分。

歴代の皇女が住職を務めた尼門跡寺院で、
別名『谷の御所』とも呼ばれています。
春の特別公開では、椿が咲き誇る庭園と狩野派の襖絵を見ることが出来ます。(4月9日まで)

『妙見堂』

通常非公開の寺院ですが、山門前の階段のすぐ
左側にある『妙見堂』には、いつでも自由に
お参りすることが出来ます。
中には今年の干支である『金色のうさぎ像』。

山門

山門をくぐるといきなり長蛇の列。
みなさん、切り絵や椿があしらわれた御朱印をもらうために並ばれていました。

玄関

玄関では、竹に飾られた色とりどりの椿が
お出迎えしてくれます。これは可愛い♡⤴︎⤴︎

可憐な椿のオールスター✧*。

こんなにいろんな種類の椿を見るのは初めて♡

手前には、豪華な椿の花手水があります。

横から撮影

この花手水の撮影には大苦戦💦
近づくと自分の影が入り、しゃがむと今度は
奥側が影になってしまいます。

中門

中門のすぐ近くには、京都市指定天然記念物になっている『日光椿(じっこうつばき)』の木があります。
この日に見れたのは『落ち椿』のみ。
咲いている日光椿も見たかったなぁ!

日光椿

広いお庭には100種類以上の椿が植えられていて、『月光椿(がっこうつばき)』は咲いていました。

月光椿

池泉鑑賞式庭園

小堀遠州 作庭といわれています。

渡り廊下

書院から本堂への渡り廊下には、椿カラーの
赤い毛氈(敷物)が敷かれています。

書院『謁見の間』

後西天皇の院御所から移築したもので、上段の間、二の間(中段の間)、三の間(下段の間)から成る『謁見の間』には、狩野派の作と伝わる華麗な襖絵があります。
こちらは、ガイドさんの説明付き。

映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』では、
二の間(中段の間)がロケに使われました。

三の間(下段の間)

『牡丹』の襖絵は、パンフレットの表紙にも
使われています。

『金襖老梅図』狩野永徳 筆

三折れ 内裏雛

この季節だけ上段の間に飾られている内裏雛は立てば1mほどあるそうです。
座れるように三折れになっている人形の図を
見せてもらいました。

仙人の間

応挙の間

円山応挙の作と伝わる見事な水墨画の襖絵。

杉戸絵

本堂には、こちらの階段を上って行きます。

こちらは、霊鑑寺の中で私が一番好きな階段。

本堂【京都市指定有形文化財】

内部撮影は不可

本堂には、江戸幕府11代将軍・徳川家斉が寄進した『如意輪観音像』が安置されています。

※パネル写真

うさぎの装飾がある蔵

蔵の前にある飛び石からアップで撮影。
うさぎの装飾があるのに、みなさん気付かずにスルーされています。もったいない!

隠れうさぎ

苔の上にぽとりと落ちる椿の花。
椿は散ったあとも美しい✧*。

木の影がいいなと思った1枚

こちらの階段は手すりの影が面白いので採用❣

この落ち椿はお気に入りの1枚。
まるで苔に咲いているみたい(*´艸`*)♡

苔の上に散り積もるローゼフローラの花びら。

瓦を花器にして生けられたお花もありました。

花手水

自分の影との戦い。もっと寄りたいのに…。

木の影は好きなんだけどなぁ(笑)

着物姿の観光客

いかがでしたか?
『霊鑑寺』の椿がやっと見れました。
1年待ち(*´艸`*)♡
珍しい椿がたくさん咲いているので、時間を
かけてじっくり見てまわりました。

自分の目では楽しめましたが、自分の『影』に邪魔されて思うように撮れないもどかしさ。
でも木の影が気に入った写真もたくさん撮れたので良しとします。

椿が好きな方や、特別な御朱印を集めていらっしゃる方におすすめの寺院です。

【おまけ】

おそらく椿って(*°ฅ°*)…笑
まるで日光椿が咲いているように見える影

最後までお読み下さりありがとうございます❣

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