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京都へ行こう❣【239】

今回は、下鴨神社の近くにある『旧三井家下鴨別邸』です。
明治時代に建築された別邸は保存状態も良く、歴史的な価値が高いと評価され、平成23年に
【重要文化財】に指定されています。

このパネルを見て立ち寄られる方が多いと思います。私もその一人。

入口門

1月25日撮影

門を入ってすぐの所にも、イベントの案内板が
ありました。
今回は主屋1階と庭園が見れる通常公開でしたが、2月29日〜3月12日までは、通常非公開の
主屋2階・3階望楼の特別公開があるそうです。

玄関

入ってすぐ受付があります。
平日の通常拝観は、500円。
この玄関棟は、大正時代に増築されています。

喫茶室

大正ガラスと格天井が素敵な喫茶室には、上品な緑色の絨毯がピッタリ✧*。
何か食べたいと思いつつ、先にお部屋を見てまわります。

主屋1階の座敷

主屋(しゅおく)は、『眺望を楽しむこと』を目的につくられています。
大正ガラス越しにお庭を眺めながら、お抹茶を
楽しむ事も出来ます。

床の間には、『三井高利夫妻像』の掛軸の複製がありましたが、撮影禁止でした。

ぐるっと主屋の1階を一周します。

杉戸絵

※撮影禁止のため、パンフレットより

原在正 筆『孔雀牡丹図』は、かなり保存状態が良いものでした。

表階段

水屋

襖を閉じると隠すことが出来る『隠し水屋』になっています。

坪庭

どんな感じなのか気になって、覗きました。

シュロチク(棕櫚竹)

脱衣所

浴室

天井に『花びら型の通気口』があります。

洗面台

窓枠がオシャレです。

折返し階段

坪庭

茶室との間の坪庭。
壁の汚れが目立たないように、『ねずみ漆喰』と呼ばれるねずみ色にしているそうです。

手水鉢

庭園

縁側は通れますが、座って眺めることは禁止されていました。

一通り見たので、お庭を歩いて散策します。

玄関棟の喫茶室

玄関棟には、三井家の家紋入りの瓦が使われています。

主屋

おすすめの撮影スポットから撮ると、主屋が
4階建てに見えます!

主屋と茶室

もうひとつのおすすめ撮影スポットからは、
主屋は3階建てに見えます!

こちらは、リフレクションを楽しんだ1枚。
雪景色で撮りたかったなぁ。

※最強寒波のニュースを見て雪景色を撮るために京都へ来たのに、午前9時過ぎにはすっかり解けていました💦

茶室

ある程度見てまわったので、ちょっと休憩。
入った時から気になっていた喫茶室で、温かい白玉ぜんざいを頂きます。

外の景色が見える、右側の奥の席にしました。

白玉はモチモチで、小豆もほど良い甘さ。
温かいおぜんざいにして正解でした。

玄関からも帰れますが、お庭からも帰れるので、もう一度お庭へ。

丸い大きな飛び石は、ここから眺めて欲しいと
いうメッセージが込められています。
残念ながら入れない場所にありましたが、奥に下鴨神社を流れる泉川から引かれた滝があるので、その滝を見るための絶景ポイントだと思われます。

巨大な鞍馬石

お庭から出ると、大きな夫婦椋がありました。

夫婦椋(めおとむく)

樹齢約250年の2本のムクの木が、天に向かって互いに寄り添っています。

道なりに歩いて、玄関がある建物まで戻って来ました。

内玄関

衝立のお花やもみじの柄も可愛い♡

いかがでしたか?
照明や窓枠など凄くオシャレで、通常拝観でも充分楽しめました。
主屋の2階から3階へと上がる階段の途中には、中3階と呼ばれる5畳の部屋があるので、ある
場所からは4階建てに見えます。
3階望楼からは、『五山の送り火』を真正面に見ることが出来るそうです。
お食事が出来るプランもあるようなので、気になる方はぜひ。水曜日は休館日です。

最後までお読み下さりありがとうございます❣

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