思いついたら勝手にやる

やりたいことができないのは、大抵の場合は、自分でブレーキを踏んでいるのだという気がする。誰かがダメだと言うからできないというのも、その人の指示に従うと決めているのは自分自身だ。

会社の会議室に勝手に社外の人を呼んでイベントを開催する。社員を集めてオレのことをひたすらしゃべるというオレオレ・リサイタルを開催する。会社にピザを届けてもらって離婚1周年パーティーを開催する。自腹でマイクを買ってきて社員からゲストをつかまえて毎週トークイベントをやる。全社員にオレオレ・メルマガを送り付ける。残業や休日出勤はしない。自宅やカフェでで仕事をする。会社で決められたデザインと別デザインの名刺を自腹で印刷して配る。改名して会社のメアドを勝手に増やす。僕にお悩み相談できる福利厚生を勝手につくる。世の中であまり使われていないプログラミング言語を使って製品をつくる。社内に勝手にサーバーを立ち上げて自作の掲示板を設置する。月報の自由記述欄にぎっしりと書きたいことを書き尽くす。全社員に仕事とは関係ない2万字を超えるメールを送り付ける。と一部を挙げてみるだけで、だいぶ好き勝手にやっている。これも多様性を許容するすばらしい社風のおかげだ、と会社を褒めておくので大目に見てください。

誰が言い出したか「許可より謝罪」という言葉がある。何かをするにあたって事前に許可をとるよりも、やってしまって後から謝罪するほうがいい。許可を取るのはそれなりにエネルギーと時間を消費してしまう。許可が出ないかもしれない。なにかをしようとするモチベーションは思いついた瞬間が一番高いのだから、許可を取っている間に熱が冷めてしまうのはもったいない。それよりもモチベーションの高い状態でやってしまって、結果的にダメだったら謝罪をする。そもそも僕が考えることなんて大したことはないから、やってしまって問題になることもないと考えている。今のところ、時々ちょっとだけ怒られるくらいで済んでいる。組織の中でやりたいことができないと不満を言っている人がいると、誰かにおうかがいを立てずに勝手にやったらいいのになあと思う。

おもしろいことをしたいと思ったら、そういうことをやっている人だと思われるのが断然楽だ。僕は自分のことが普通すぎて生きるのがつらいレベルだと考えているのだけど、ローカルなコミュニティの中では変な人という扱いを受けることが多い。それじゃあ本当に変な人に失礼だと思うのだけど。でもそのおかげで、おもしろそうな話があると声をかけてもらえるようになっている。イベントを開催するという話が多いのだけど、過去にブログを書いていたイメージが残っていて記事を書いて欲しいと依頼されることもある。また、いろんなイベントで勝手に写真を撮り続けていたら、写真を撮る人というポジションができてきて、イベントの公式カメラマンを頼まれてタダで会場に入り込めたりする。仕事でもいろいろなことをやっていると、さらにいろいろな相談を受けるようになって、どんどん幅が広がっていくのがおもしろいなあと思う。

と言ってもちゃんと空気は読むし、空気の読み方がおかしいと指摘されることはあるけれど、それに怒られたら普通にヘコむ。反省してますから!ちゃんと反省してますから!(してない)

※ 会社員時代に書いた文章です。

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宮崎ひび

三姉妹のシングルファーザー。株式会社トーフラボ代表。ボランティアカメラマン。自由に生きています。 http://tofulab.jp 写真を撮ったり、文章を書いたり、本を読んだりするのが好きです。Wi-Fi環境下でしか生存できません。

シングルパパ起業家はがんばらない

三姉妹のシングルパパ。株式会社トーフラボ代表。心の健康とつきあいながら、がんばらないで自由に生きていく。
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