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やりたいことはなくていい、できることをやればいい

僕らの世代は「やりたいことをやりなさい」と言われて育った最初の世代だと思う。少し前にYouTubeのCM「好きなことで、生きていく」が流行ったのを考えると、いまも状況は変わらないのだろうか。ところが親も先生もやりなさいと言うばかりで、やりたいことや好きなことを見つける方法は教えてくれない。やりたいことが見つからずに、やりたいこと探しをしている人が多かったように思う。

やりたいことが見つからないのは、本当に見つからないこともあれば、やりたい気持ちはあるのだけどそれでは食べていけないしということもあるだろう。どちらの場合も「できることをやればいい」と思う。僕は起業家もプログラマーも本当にやりたいことではない。食べていくために最も負担が少なくて最も稼げることを職業にしているだけだ。できること、つまり一番コスパの良いことで収入を得て、やりたいことを探したり、単体では食べていけないようなやりたいことをしたりして生きていければいいと思う。

やりたいと思っても、それで収入を得ようとすると、本当にやりたいことだったのかわからなくなるという話も聞く。ある程度やってみないと判断がつかないのだと思う。そう考えると、できることでコスパよく食べていける状態は重要だ。僕はひとり親でないのなら会社員が最強だと思っている。起業して直面するめんどうなことをすべて会社にアウトソーシングすることができる。そうして空いた時間にやりたいことのお試しをする。会社員のままYouTuberにもなれる。ヒカキンも最初からヒカキンだったわけじゃない。スーパーの店員をしながら動画をアップしていたのだ。

やりたいことをやるのではなく「やりたいくないことをやらない」というスタンスもある。やりたいことがとくにない僕は完全にこのスタンスをとっている。自分で会社をはじめたのも、人類に8時間労働は長すぎるからそんなに働きたくないからだし、通勤なんてしたくないし自宅やカフェなど好きなところで仕事がしたいからだし。できることで食べていくというと我慢が必要なイメージがつきまとうのだけど、やりたくないことをやらないのであれば我慢は必要ない。それに、やりたいことが見つからない人でも、やりたくないことはわりとかんたんに見つかるんじゃないかと思う。

やりたいことができる、やりたいことで食べていくためには、日頃の積み立てが必要だと考えている。目の前のことをやっていけば、状況はどんどん変わっていく。長期計画を立てたくない僕にも合っている。子どもたちには将来の夢だとか、将来どうなりたいだとかを聞かないようにしている。現時点で想像できるものになってもおもしろくないというのもあるし、それよりも目の前のいまやりたいことに没頭してくれたらそれでいいと思うのだ。本当はやりたいこととがあるのに、食べていけないからという理由でやりたいことが見つからないと言うような大人にはなってほしくない。

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宮崎ひび

三姉妹のシングルファーザー。株式会社トーフラボ代表。ボランティアカメラマン。自由に生きています。 http://tofulab.jp 写真を撮ったり、文章を書いたり、本を読んだりするのが好きです。Wi-Fi環境下でしか生存できません。

シングルパパ起業家はがんばらない

三姉妹のシングルパパ。株式会社トーフラボ代表。心の健康とつきあいながら、がんばらないで自由に生きていく。
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