令和の時代にジェンダーはフリーじゃないと。
今日の話。
来週末にある、子どもたちが企画運営するコスプレイベント『まきコミ祭』の準備。
あと1週間というバタバタな中の話。
私は、コスプレ衣装の着替えスペースとコスプレ衣装レンタルを企画してるチームと話し合い。
会場レイアウトや受け付け方法、スタッフの配置など、すべて決まって、あとは看板とかを作るだけ!となったところで、ちょっと気になっていたことを投げかけてみた。
「これさ、女性更衣室と男性更衣室しかないけど、どっちにも入りたくない人とか、人前では着替えたくない人はどうしたらいいんだろう。」
子どもたち「…………。」
あ、ちょっと今さら言うなよって感じかなー。まずったかなー。と思っていたら、
「たしかにそうだよね。ほんとだ。令和の時代にジェンダーはフリーじゃないとねー。」
「ジェンダー関係なくても、身体にコンプレックスある人もいるもんね。」
おおおおおおお。
あんまり詳しく言ってないのに、通じてるのがすごいし、違和感なく受け入れているのもすごいし、それ以外のことも視野に入っていてすごすぎる!!!
めちゃめちゃ感動。
そして、じゃあ、どうするか話し合いが始まった。
個室を設けたいけど、すでにスペースはフルで使っていて場所がない。仕切りを設けたいけど、パーテーションもないし、布もない。さあ、困った。
「あ、時間で区切ったらどう?」
「でもそれだと、自らジェンダーとか、なにかあるって申告してるみたいじゃない?」
「結局区切りもないのに、だれがどこに入ったらいいかややこしいね。」
「たしかにー。」
なかなかの苦戦。
「あ、エレベーターの中は?!」
「いや、それはないでしょ!笑」
「あ!屋上のエレベーター前のスペースは?!」
「たしかに!そこいけそう!!」
さっそく、現場をみにいって、できそうか確認。
下から見えそうな部分をどう隠すか話し合い、合意。
個室スペースができた!!!!
いやーー、なにこれ、感動すぎる。
このイベント最高すぎるでしょ。
早くみんなに知らせたい。
泣かなかったけど、いろんな人の顔とか気持ちとか浮かんで、ほんとに泣きそうになった。
私、ここで働いててよかったと思えた瞬間。
楽しみだなあ、まきコミ祭。
ずっと頑張ってきた子どもたちも、職員も、楽しみに来てくれる参加者の人たちもみんな、楽しめますように。
天気よ、晴れろーーー🙏🙏🙏✨
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?