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絵本屋さんで人生相談?!


まえがき

絵本店なのに、

なぜか絵本を開く時間が少ししかないのよ🤣


でも、

是非行ってみてほしい。

その絵本屋さんを出る頃には

心に風船がついたかのように

軽くなるから。




0.

よく晴れた土曜日。

溜まった家事を済ませる。

先ほど干した

ベランダのシーツが

強い風にあたふたしている。

うん、今日はお出かけ日和だ。

さて、

月に十日くらいしか開いていない

レアな絵本屋さんに行く日。

この日を楽しみにしてたんだ。





1.実はドアが2つ?


駅から私の足で8分くらい。

狭い路地に入り

曲がり角を1つ曲がる。


木に白い文字で書かれた看板。

「カタヨリ絵本店」

   ガラス戸と木の扉が2つ並んでいる。

これは、どちらから入るのだろう。


少し迷って

木の扉に手をかける。

緊張の一瞬。。。

1.笑いから始まる

「緊張して入ってきましたね」

店主が笑顔で迎える。

緊張してたのバレてたか、、


店主の一言で、緊張の糸が

するりと解ける。





2.絵本屋なのに人生相談?!


店主と言葉を何回か言葉を交わした後、

さあ、絵本を選ぼうと

壁に立てかけてある本や本棚に目を向ける。

『チリとチリリ』
どい かや

『おめんです』
いしかわ こうじ

『もりのなか』
マリー・ホール・エッツ

『ともだちのいろ』
 きくち ちき




このまま絵本の世界に没頭するかと思ったら


店主が話かけてきた。

色んなことを話したので

何を話したか

全部は覚えてないけど



心に残ったのは

「子どもと関わるときは

自分が一番楽しむこと」

最近は、

心配ごととか、

やらなきゃいけないことに

押し潰されそうになることが多かったけど

この言葉にハッとさせられた。


そして、


苦しくなった時の逃げ道も教えてもらった。

「心が疲れる前に辞めてもいい」

「辞めても何とかなる」

絵本屋に来たのに、

気づいたら自分のことを

ぺちゃくちゃと話していた。

カタヨリ絵本店の店主さん。

笑顔で聞いてくださって

ありがとうございました。


手前に置いてある椅子。
これは、絵本を読むための椅子??
いいえ、店主とおしゃべりをするための椅子
だと私は思います笑


3.カタヨリ絵本店の"カタヨリ"とは?


店名の"カタヨリ"の由来は?

「偏り」

ではなく、

「肩を寄り合える」

からきているそう。


4.絵本はおしゃべりの合間に

この絵本屋さんに来たら、

店主のお話が面白すぎて、

店主のたまに出る関西弁が気になりすぎて、

絵本を開く手が止まってしまうかもしれない。

一方で、

この絵本屋さんは

1冊ずつしか絵本を仕入れていないそうだ。

次に行ったときには

売れてた!!なんてこともあるのかも。


絵本との出会いも大切に。



ちなみに私は、

店主との話に夢中で

何も買わずに出てきてしまった。




5.心も足取り軽く


お店を出た後は、

何だか心が軽くなった。


取り繕ってではなく

心の思うままにお話をしたからかもしれない。

本当に不思議な絵本屋さん。

是非是非行ってみて。

きっとまた、行きたくなるはず!!


6.小話をあとがきにかえて


目次「1.実はドアが2つ?」で

ガラス戸と木の扉の話をしたのを覚えてますか?

あの話の続きをするの忘れてました。

木の扉とガラス戸どちらも開くのですが

8割の方は、

ガラス戸を開けて入ってくるそうです。


好きな扉から

カタヨリ絵本店に入ってみてください。


それでは、今日はこの辺で。


2024.01.13









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